忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

散々延期となっていたIGFマカオ大会が正式に中止…IGFは猪木vsアリ40周年に泥を塗った

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

散々延期となっていたIGFマカオ大会が正式に中止…IGFは猪木vsアリ40周年に泥を塗った

<スポーツ報知より>
 アントニオ猪木参院議員(73)が主宰するプロレス団体IGFは15日、東京都内の事務所で記者会見を開き、12月3日に参加予定だった「猪木vsアリ40周年マカオ世界大会」の中止を発表した。
 1976年6月26日の猪木氏とムハマド・アリの格闘技世界一決定戦(日本武道館)から40周年を記念した「マカオ返還17周年記事業」だったが、IGF青木弘充社長(41)によると現地主催社のマカオTV(MASTV)と連絡が取れなくなり「選手派遣を中止することを決断した」という。
 同席した浅田泰裕弁護士(45)は「損害賠償も含めて法的対処の方法を話し合っている」とした。現地でのチケットの一般発売は行われていないといい、日本からの観戦ツアーは旅行会社に申込中止を要請しているという。当初、マカオ大会は記念日の今年6月26日に開催予定だったが、当日は日本での船上パーティーになり、延期されていた。青木社長によると、猪木氏は「日程がずれ込めば調整できないぞ」とあきれているという。
 IGFでは、このイベントに集中するため、2012年から恒例だった12月31日・両国国技館での「INOKI BOM−BA−YE」を組んでいなかったが、準備期間的に年内の代替興行も断念することになった。

<週プロモバイルより>
青木「本日はマカオTV主催の12月3日に予定しておりましたマカオ大会への弊社IGFからの選手派遣を中止すると、そういう判断をさせていただきました。ご存じの通り、弊社は12月3日のマカオ大会に向けてさまざまな準備をしてきたところではありました。先月10月12日になりますが、マカオTVのメンバーと弊社の担当とでミーティングをさせていただいて、いろいろ話をしておりました。その後もやり取りは続いていたところではあるんですけども、10月末になってその進捗についてのやり取りであるとか、弊社に割り当てられておりました大会チケットを準備してほしいと伝えていたわけなんですが、そうしたチケットの準備なども滞ってきた。そういう状況のなかで、弊社の担当のほうからどのような状況になっているのか、返答が欲しいと連絡をしたんですが、返答が戻ってこない。そこで私の名前で、相手方の董事長(責任者)に確認を求めたんですが、それに対しても返答がこないと。
最終的に、そうした状況を見て、弊社の顧問弁士である浅田先生の名前でマカオTVに期限を設けて、それまでに返答してほしい、どのような状況になっているのかと、確認を取ったんですが、期限内に浅田先生に対しての返答もないという状況がございました。こうした状況を踏まえて、我々としては開催実施できるという判断がしかねるというような状況で、今回、選手を派遣することを中止するという判断に至っております。
大会そのものに関しましては、猪木・アリ40周年というタイトルも付いておりますし、このタイトルに傷がつくということ。また選手のスケジュールも押さえさせていただいておりますので、その選手の皆さまに対して、また一年に渡って内容をつめてまいりましたスタッフの気持ちも考えて、選手派遣を中止するのかどうかというところに関して、非常に判断迷うところもあったんですけど、相手方がこのような状況ですので、いつまでもやるかやらないかわからない大会に注力するわけにはいかない、どこかで決断しなければいけないということで、今回の判断にいたったということになります。非常に相手方の、連絡が取れないという非常識な対応であると思っておりますし、強い怒りを覚えるところではあるわけなんですが、今後の対応に関しましては浅田先生にアドバイスをいただきながら、どのようにしていくのかと相談して、対応していきたいというふうに考えております」


浅田弁護士「今回は大会開催予定の1カ月前の段階におきましても、詳細が決まらず、なおかつ連絡もいただけない、試合チケットの手配もまったくなされていないという状況下におきまして、12月3日に滞りなく、安全に大会が開催することは難しいというIGFの判断は、法的に見てもしごく合理的なものであると考えます。今後の対応につきましては、これまでのマカオサイドとのやり取りのいろいろな書面もありますので、それを精査したうえで法的対応も含めて、IGFと検討してまいりたいと思います。
(損害賠償を請求するなど具体的には?)マカオサイドをふくめてやり取りしている内容もありますので、詳細はここでは控えさせていただきますけども、損害賠償等も含めて法的対処の方法を検討しているところです。現地の関係者にもいろいろ情報を入手してもらってるところです。詳細につきましては、今後、相手方(の事情)もありますので、ここでは控えさせていただきたいと思います」


青木「(なぜこういう事態になったのか?)そこを我々も知りたいと思って、連絡をとっていたところではあるんですけども、結局、その内容について期限内に返答がきていないということで。現地での状況なども含めて、情報を集めて、理由であるとか責任であるとか、明らかにしていきたいと思っています。(マカオTVとは誰が交渉役だったのか?)私自身は、具体的な運営であるとかチケットのやり取りに携わっていたわけではないんですけども、弊社の宇田川(強イベントディレクター)であるとか中国語のできる人間を介して連絡を取っていたという状況でした。(連絡が途絶えがちになった等の異変が起き始めたのは、いつ頃からなのか?)10月の中旬以降ですかね」


宇田川「私自身の現場レベルの話をさせていただくと、現場レベルでは何か滞ったとかそういう事態はさほどありませんでした。ただ、我々はファンツアーを募集していたりとかしていたんですが、そういうツアーに必要な情報ですとか、そういったものが滞ってきた、返答がないということはありました。それで相談をして、会社として確認すると。それで青木社長、浅田先生の段階での確認と、そういう流れになっています。10月下旬だったと思います。それまでは、基本的に(大会を)実施するという方向で動いていましたので、開催が中止になるとか選手派遣が中止になるとかそういったことは夢にも思わず。普通に準備をしておりました。我々も期日内に選手の情報、データ、プロフィールなどにつきましても、先方に渡しておりましたし」 


青木「(この大会の主催はマカオTVになるのか? IGFとの共催だったのか?)基本的には現地で会場を押さえたり、運営をおこなったりというところについてはマカオTV側での準備事項ですので、そういう意味では主催はマカオTVだと。我々としては、そこにどのような選手をどのようなカードでぶつけるのかというような内容を任されていたという状況ではあります。(現地ではチケットは発売済みなのか?)これもマカオTVのほうに確認をしている項目に入るんですが、返答はありません。ただ、我々が知ってる限りでは販売されてないと思われます。一般の方に向けて売られていなくても、どこにどういう形で出ていたのかということも把握はできておりませんので。向こうは向こうで何がしかの損害が発生している可能性はあるかとは思うのですが。
(会場はちゃんと押さえられていたのか?)そこも確認事項には入っています。もちろんスタジオシティという会場名で来ておりましたし、なんらかのアクションはとっていたとは思います。現時点では明らかではないですね。会場図面とかは来ておりました。チケットの割振りなども含まれて、きてはおりましたので、準備はされていたのではないかなとは思います。(猪木vsアリ40周年のフィナーレとして位置づけられていたが、代替大会等の開催は考えているのか?)実際問題として、マカオのほうで、マカオTVではない会社さんから我々のほうでも何か大会ができないかという声をかけていただいたりするのは事実としてあるんですが、それが具体化できるのかどうか。少なくとも年内での開催に関してはもう難しいだろうとは思っております。猪木vsアリ40周年というのも、今年が40周年ではありました。なので、タイミングが、来年とかにズレ込むようであればそれはそれでまた別のタイトルをつけた大会として、おこなう形になるかと思って入ります。
(マカオにこだわらずに開催すると?)そうですね…。現時点では、マカオのほかの会社さんから声をかけていただいてるというだけであって、現実的に代わりとなる大会を海外でやるという予定が具体的に組まれているわけではまったくないという状況です。我々としては、現状、NEWという4月5日に(旗揚げ戦が)おこなわれていくシリーズのほうに注力をしていきたいというというところです。(今回の派遣中止に関して、猪木さんは何か反応を見せていたのか?)実際、私が話をしたわけではないんですが、以前、お話のなかでは「この日程がズレるようであれば、俺はもう調整できないぞ」という話がありましたので。もちろん猪木・アリという大会名称が付いてるイベントですので、残念に思われてると思いますし、海外大会の難しさというのもわかってはいただいていると思いますけど、このタイミングになっての(選手派遣中止)というのもありますので、なかばあきれられてるのかなとも思いますけど。(年内のイベント開催はもうないということか?)そうですね。現時点で、年内におこなえる予定はありません。(この会見の模様をニュースなどで知ったマカオTVが今後、協力を要請してきた場合はどう対応する?)まぁ、正直な話、ここまで連絡が取れないという相手方を信用して、何かをやることはできないと。我々としては、マカオTVとタッグを組んでの何がしかというのは、できないと判断してします」


 IGFが会見を開き、12月3日マカオで開催される予定だった「猪木vsアリ40周年マカオ世界大会」の中止を発表、現地サイドである主催者マカオTV側に対して損害賠償を含めた法的対処を辞さない姿勢を見せた。


 実は数週間前からIGFマカオ大会のチケットが発売されていないという話が浮上し、マスクマンとして出場予定だった田中稔も「ここに至ってマカオ大会の開催が不透明になった!」ということでマカオ大会の出場をキャンセルし上井文彦氏のプロデュース興行「STRONG STYLE HISTORY」に出場を決めるなど、IGFマカオ大会の中止が濃厚視されていた。


 マカオ大会は6月26日に開催する予定だったが、、延期となって9月にズレ込むも、9月はTDC大会へと変更となって、12月に延期になっていた。


 IGF側は全てはマカオTVが悪いとしているが、相手側がどう反論するか、ただIGFは今年に入ってからサイモン・ケリー氏が社長を勤める上海道場が人材を育成するなど活発に活動するしているのに対し、日本国内では経費削減や総帥であるアントニオ猪木が自身の権利関係を持って独立するなど、景気の悪い話が続いている。そこで散々延期となっていたマカオ大会が正式に中止、最初からやる気があったのかと思いたくなる。
 
 猪木は「イノキの看板を使うなら、恥ずかしくない試合をしてほしい。」と常々言っているが、今年は猪木vsアリ40周年という記念イアー、猪木の看板を使いながら失態を続け、記念イヤーに泥を塗ってしまったIGF、今後は大丈夫か?来年からスタートする「NEW」にも大きな影響が出なければいいが・・・

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。