新日本プロレスの活気力、棚橋弘至は裕二郎のR指定を封じ込んで防衛。中邑真輔が遂に桜庭和志と一騎打ちへ!
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新日本プロレスの活気力、棚橋弘至は裕二郎のR指定を封じ込んで防衛。中邑真輔が遂に桜庭和志と一騎打ちへ!
そして会場前ブースにてカードゲーム「キング・オブ・コロシアム」を3パック購入、自分はカードゲームに関してはズブのド素人、まったくわからないし話のタネに買ったに過ぎない、一応I-POHNEからログインし登録をしたが、これからどうやるのか研究といったところ、この辺は流行に疎いせいもあってか年齢を感じてしまう。
そして本題、メインのIWGPヘビー級選手権(王者)棚橋弘至vs(挑戦者)高橋裕二郎は感想を一言で言えば、“裕二郎は固い”に尽きた一戦だった。裕二郎は入場からR指定モードで観客を煽っていたものの、試合に入ると素の高橋裕二郎になってしまい、先手を奪われてリードを許してしまう、初めてのIWGP戦で素で挑みたかったのか、それとも緊張してしまったのか、固さが目立っていた感じだった。反撃はするがすぐリードされ単発に終わり、足殺しで主導権を奪われるなど棚橋ペースで試合が進んでいく、裕二郎が持ち前のパワーで反撃し花道上でのフィッシャーマンズバスターでやっと流れを掴んだかに見えたが、余裕を感じられない。終盤にはインカレスラム、奥の手のムーンサルトプレス、東京ピンプスを繰り出すも、切り札のぶっこ抜きジャーマンを防いだ棚橋が猛ラッシュをかけ最後はハイフライアタックからのハイフライフローで王座防衛、内容的にも棚橋の完勝で、裕二郎のR指定らしさが出ないままで終わってしまった。
試合後に第7試合で苦戦しながらも昇天を封じてレインメーカーで後藤洋央紀から勝利を収めたオカダ・カズチカが外道を伴って登場し、オカダが所有する権利書に菅林直樹社長がサインしたことで次期挑戦者はオカダに正式決定、来年の1月4日東京ドームでの挑戦となった。オカダが時代を取り戻して一気に時計の針を進めるか、それとも棚橋が時代を守りきるか、世代交代をかけた大一番になることは間違いないだろう。
第6試合では真壁刀義、井上亘が桜庭和志、柴田勝頼に再び挑むも、試合は真壁組が奇襲を仕掛けるが、真壁が柴田のPKを浴び場外でダウン、リング内では井上が孤軍奮闘するも、最初から井上を舐めきっている柴田が井上の張り手などの打撃を受け流し、井上がブレーンバスターで反撃するも、柴田はサッカーボールキックを浴びせ主導権を渡さない。
やっと真壁が蘇生するも試合権利のない柴田に突撃をかけ場外戦となり客席で大乱闘を繰り広げると、井上は桜庭にスピアー・オブ・ジャスティスを決めるが、桜庭のグラウンドテクニックに翻弄されるとサクロックに捕まってしまい、井上は懸命に耐えるがレフェリーが危険と判断してストップ、今回は真壁が感情的に成りすぎたのか桜庭組の術中にハマってしまい、井上だけでなく真壁もコケにされる結果となってしまった。試合後は激怒した真壁が柴田に襲い掛かって乱闘となるも、後の祭り、だがこれで真壁vs柴田のシングルが濃厚となった。だが試合後のコメントを見ても柴田は「井上はもういい」と言われた井上、同期の柴田にコケにされてこのままでいいのか・・・
第8試合のIWGPインターコンチネンタル選手権(王者)中邑真輔vs(挑戦者)カール・アンダーソンは、アンダーソンがテーブル貫通ガンスタンから中邑の古傷である左肩を攻め主導権を握るも、中邑も膝蹴りを駆使して反撃する。終盤には互いのフィニッシュを防ぎ合う攻防となり、アンダーソンがバーナードドライバーから勝負を狙うが、ガンスタンをアッパーカットで阻止した中邑がボマイエを炸裂させ王座を防衛、内容的にはどちらかが勝ってもおかしくない試合だった。
試合後には中邑が次期挑戦者に桜庭を指名、桜庭も面を被って私服姿で登場し一礼をするだけだったが中邑の指名を受諾した。中邑はかねてから対桜庭、柴田に乗り出すとアピールしており、柴田より“グレイシーハンター”としてPRIDEで一時代を築いた桜庭に興味を抱いていた、暗黒期と言われた新日本プロレスは永田裕志や中西学などが総合格闘技に挑戦し敗れ、特にPRIDEからは踏み台とされた、“過去を越えて何が悪い”とアピールする中邑にとって“PRIDE”の象徴だった桜庭は暗黒期の新日本を越える意味では格好の相手、桜庭にベルトへの興味があるのかどうかわからないが、中邑はインターコンチのベルトながらもIWGPをかける、中邑にとっても大博打でもありこちらも大一番になると思う。
IWGPジュニアヘビー級選手権(王者)ロウ・キーvs(挑戦者)プリンス・デヴィットは、デヴィットがロウ・キーの動きを読みきって揺さぶりをかけ主導権を奪う、終盤にはロウ・キーも追い上げるがキークラッシャーをデヴィットが首固めに丸め込んで3カウントを奪い王座奪還に成功、まさかのフィニッシュにロウ・キーだけでなく、勝ったデヴィットも驚いてしまっていたようだったが、バックステージでのインタビューではデヴィットが1月4日東京ドームでロウ・キー、DDTの飯伏幸太を加えた3WAYでの王座防衛戦を要求したというのだ、ロウ・キーはTNAなどアメリカマット、飯伏はDDTで3WAYには慣れているだろうがデヴィットは未知数、デヴィットが不利なような感じがするが・・・
第3試合ではNOAHグローバルリーグを一旦中断した永田裕志が田口隆祐と組み鈴木みのる、タイチ組と対戦するが、永田が鈴木軍の罠にかかりタイチのローフイライフローでフォール負けを喫するという屈辱を浴びてしまった。永田もグローバルリーグでは潮崎豪、宮原健斗、マイキー・ニコルスを破って無敗の三連勝中なのだが、この負けがリーグ戦に響いてくるのか?タイチも鈴木のアシストを受けてだが予告通り永田からフォールを奪ったものの、後が怖そうだ。
新日本プロレス大阪大会は大盛況で幕となったが、新日本は全ての面で活気がある、今年はNOAH、ユニオン、スターダム、WAVE、大日本プロレス、ZERO1、FREEDOMS、全日本プロレスと観戦してきたが、新日本の活気力を見せ付けられた大会だった。
今年もあと僅か、12月も観戦します!
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