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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

姉御・紫雷美央引退・・・最後のサプライズは結婚発表!

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姉御・紫雷美央引退・・・最後のサプライズは結婚発表!

9月20日 4団体(アイスリボン、WAVE、OZアカデミー、ユニオン)合同興行 第5回「M.I.O」~さようならみんなのお姉ちゃん~紫雷美央引退」1724人 超満員


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇ダークマッチ◇
▼YMZから助け舟〜 10分1本勝負
○米山香織 円華(8分22秒 米‐ZOU)木高イサミ ×竜剛馬


◇第1試合◇
▼最後のタッグマッチ 30分1本
○紫雷美央 希月あおい(11分22秒 土蜘蛛)×尾崎魔弓 桜花由美

 

◇第2試合◇
▼4団体代表8人タッグマッチ 30分1本
ダイナマイト関西 石川修司 ○フェアリー日本橋 新田猫子(11分22秒 首固め)アジャ・コング 浜田文子 ×福田洋 宮城もち


◇第3試合◇
最後のシングルマッチ 30分1本
○木高イサミ(11分11秒 片エビ固め)×紫雷美央
※勇脚・斬


◇第4試合◇
▼4団体バトルロイヤル 時間無制限
○加藤園子(18分27秒 エビ固め)×チェリー


【入場順(退場順)】久保佑允(1)加藤園子 弓李(2)飯田美花(4)SAGAT(3)小林香萌(10)チェリー(19)長崎まる子(5)下野佐知子(6)FUMA(7)藤田あかね(アイスリボン)春日萌花(9)三富政行(8)235(アイスリボン)水波綾(16)諸橋晴也(13)星ハム子(18)宮崎有妃(11)優華(15)山下りん(大女)山縣優(12)→松本都(14)


◇第5試合◇
▼〜紫雷美央プロレスをクローズマッチ〜 時間無制限1本
○つくし 世羅りさ 長浜浩江(14分9秒 タイガースープレックス・ホールド)×紫雷美央 大畠美咲 藤本つかさ


(引退セレモニー)
まずはご親族から花束が贈られ、DDT高木三四郎社長、本誌・佐藤編集長が次々とリングへ。続いて選手からの花束贈呈に移る。

なかには引退した植松寿絵、渋谷シュウらの姿も。WAVEの選手たちからは金一封プラス宮崎有妃の恥ずかし固めのプレゼント。アイスリボン勢もリングに上がる(引退した内藤メアリの姿も見られた)。

OZアカデミー正規軍は、アジャ&関西の計らいにより現OZアカデミーチャンピオンの加藤から美央がフォールを奪った。続いて、OZアカデミー正危軍もリングへ。尾崎魔弓からは退職金が贈られた。

ユニオンプロレス勢もリングへ。花束が贈られるなか、SAGATからは葉っぱが贈呈された。友人一同もリングに上がったあと、紫雷イオが現れると、会場からひときわ大きな声。美央はヘッドバットでお礼すると、仲良く紫雷姉妹が一枚の絵に収まった。そして最後は、紫雷姉妹の実母が花束を贈った。


美央「はい。こんなにたくさんの人たちに送り出してもらえるような選手になれるとは、8年半前はまったく思っておりませんでした。今日の試合を見て、何か感じとってくれた若い子はいますかね? お客さんのなかでも、もし若い女の子、若い男の人、『私も出来るんじゃないかな』って『私もやってみたらこうなれるんじゃないかな』って思ってくれる人が一人でもいたなら、本当に今日の引退興行は成功だったかなって思います。何を言ったらいいのかな、これ……。(「お疲れさま」の声)ありがとう。疲れた。紫雷美央、8年半走りきりました。もう疲れた! カラダもボロボロだ! やりきった、悔いはねえ! みなさんありがとうございました」

 

美央「紫雷美央、このリングを降りたら一般人です。最後にみなさんにお知らせがあります。紫雷美央、今月の魔界に出演します。役者として、もうプロレスはできない紫雷美央だったとしても、ぜひ見に来てくれる方がいるんであれば足を運んでいただければと思います。そしてもう一つ。(指輪をはめて)結婚します。ウェーイ×3! 8年半、いいレスラーになるように頑張ってきました。これからはいい嫁さんになるよう頑張ります(笑)。私の将来のことはみなさん心配しないでください、ありがとうございましたー!」

 

美央の経歴が紹介されたあと、10カウントゴングへ。最後の選手コールがおこなわれると、いっせいに黄色&紫の紙テープが投げ込まれた。


【美央の話】「ありがとうございました。うわー、すごい。記者さんがいっぱい。こんなにいっぱいいるの久しぶり。

(引退試合を終えて)スッキリしました。もう、やりきった。ちゃんと先輩に潰してもらって、尾崎さんと試合できて、後輩達にパスができて……と思います。長浜なんて試合前からウロウロ×2、泣きそうで。こういう経験したほうがあの子たち育ってくれると思うんで。私は悔いないです。見ていたお客さんはどうだったのかわからないですが、そうですね……。紫雷美央だからこういう終わり方だろうと思います。

(3試合ハードな一日)でも、それ以外にも1日5試合とかあったからなんともいえないけど、ただいつも以上に1試合1試合に、思いがあったから変に緊張したところがありましたね。変に緊張したけど、楽しめた部分もありましたし、先輩との試合は引っ張ってもらえた部分もあったので、わからない。いまさら感想聞かれてもわからない。やりきっちゃった。

(いままでで一番印象に残ったこと)ありすぎる。鼻の骨折とかインパクトあります。それまで1回も欠場したことなかったんで。こんなことで欠場させられるんだっていうのはありましたけど。そうですね、インパクトがあった……関わる人が多すぎるんです。
フリーから4団体所属からなんだろうっていうので、あーでも、志田ちゃんと大阪でやったタイトルとかスゲー楽しかったし、アジャ・コングと大阪でやった試合も楽しかったし、クローズ3人で最初にやった興行もわーっとなったし。一番ってムリです。全部です、ハイ。あと竜剛馬のヤツも意外とインパクトがありましたね。クイズでボロクソやられて。

(イオが来ていたが)いいんじゃないですか。ぜんぜん家族として見に来てくれて。普通にやってくれて。ありがとうってお花をもらったら『頭突きちょうだい』っていうからどうぞってあげたら文句言われたんで。

(引退後の活動は?)役者というか……私、別に方向性が仕事に関しては決まってなかったので、魔界1回だけってなったので、よかったらというふうになったので、ぜひ自分も出たいですってなって、出させていただくことになりました。

(それ以外に決まっていること。もう入籍も?)10月にします。

(相手は?)言わない。聞かれても言わない。けど、結婚はします。

(体調はボロボロだといっていたが、いまは?)引退ハイなんで、いま。あまり自覚ないんですけど、いまスゲー熱あがってるんですよ、体温が。この体温が冷めたとたんに筋肉バキバキになっていく。それがイヤだな。誰か氷のう持ってきてくれないかなって思いつつ、まあいいやってなっていますけど。どうせ売店行かないといけないし。
(やり残したことは?)ない。なぜならば自分の首が悪いから。これ以上、迷惑かけたくない。私のようなただでさえデビューのときから足を引っ張ってきた選手がむしろ8年半もったことが奇跡です。そんな自分がここまでの選手になれたのは、まわりの環境なり、助けなり、皆さんの応援だったりとかで、このときまで首を悪くしても保っていただけだったので、これ以上、続けて、リング上での事故なんか起こしちゃいけないし、他のことなんて迷惑はもうこれ以上かけたなくないということで、淋しいということよりもいまむしろ安心しています。なんの事故もなく、ちゃんと私がケガなく、五体満足でリングを降りる。安心の方がデカいです。

(後輩達へのメッセージ)後輩たちへは言った通り、いま自分が新人で周りの人にマイナスなことを言われてたとしても、それはそれ。自分のいいところもあるっていうのも探してほしいですね。新人なんて悪い所があって当たり前なんだから、その悪いところをいかにカバーするかとか。そういう別の視点から自分を見られるようなった子が出世できるかなって思うので、悪いところも長所に変えれるような子が出てきてくれたらいいなと思います。
そしてファンの皆様には本当にさっきの『結婚します』って言ったことによって、なんだよ、ここまでメッチャ応援してたのに、なんだよってイヤな気持ちになっちゃった人もいるかもしれないですね。イヤな気持ちになるってことは、そこまで親身になって私のことを応援しててくれて、凄く近くにいてくれたからこそ、そういう風に思ってくれるんだと思いますし、私のことをすんなりと幸せになってねって思ってくれる人も、みんなみんな平等にいままでの時間、私のことを好いてくれたってことで、言わないという手段もあったけど、ここまで長い時間を過ごしたファンの方達は私にとって親戚みたいなもんです。普通に私の幸せ、私の将来、方向性を報告しないで、2ちゃんねるとかで『アイツいま何して
るんだろうね』って書かれるくらいなら、こうなっていますと自分から言いたいな、と。もう心配しないで欲しいなと思います。ただでさえ首が悪いとかでファンの人達に私のカラダのことで心配させているので、一応、嫁のもらい手がいたということで安心していただけたらなと思います。カラダの治療はこれからしっかり頑張っていきたいと思います。(8年半でライバルと意識した人いた?)いないです。だって、私が実力ないんですから。私に対してライバルだって、むしろお前、ライバルと思えるほど実力あるのかって感じです、私自身。

(美央選手がライバルとして思った人も)ない×3。だって私、みんなの格下ですもん。すぐ新人より、つっかとかのほうがぜんぜんプロレスできるし、下の子のほうが身体能力あるなって自覚してるし、私はライバルといえるような……。相手のことをライバルなんて言えないです。ただ、『この子のように動けたらいいな』『この子くらいパワーがあったらいいな』とか、それぞれの選手に対してリスペクトを持っていました。納得した?

(自分にしかできないレスラー人生を築いたことへの誇りは?)それはね、自分のことだからかもしれないけど、自覚がないです。紫雷美央だから、紫雷美央だったからっていう自覚がないんですよね。最後のセレモニーでも言ってたけど、しゃべりが達者だったっていうのが、足がかりになったのは珍しいことなのかなとは思います。別に私が特別な人だったとか私はいっさい思ってないです。私が特別だったんじゃなくて、まわりの人たちが私を特別になるようにしてくれたんだと思います。
(お客さんにこのリングを目指してほしいといったが、プロレスにしかない充実感あった?)楽しいですね。楽しいですよ。お客さんの前で人のこと殴り合いなんてできないですし、こんなたくさんの人達に応援されることなんて、普通の人生でないですよ。それを受け入れる。どんだけカラダがしんどくても声援があるから動けるっていう。ハイなテンションを楽しめるのはプロレスラーになったからですよ。このテンション、私の見た景色、見てみたいなって思った子が何人かいてくれたらいいなと思います。

(プロレスラーになってよかった?)よかったです。本当に。とても、いい8年半の生活させていただきました。みなさんには感謝の一言です」


 紫雷美央の引退興行が行われ美央が所属した4団体からオールスターキャストが揃った。
 主役である美央は1日3試合を敢行し、いきなり第1試合に出場してアイスリボンの希月と組み尾崎軍の尾崎、桜花と対戦。試合は尾崎軍のセコンドであるポリスが襲撃をかけ試合開始となり、桜花がムチ、尾崎がチェーンでの絞首刑と尾崎軍流のやり方で美央を攻め立てる、終盤も尾崎が三角コーン攻撃やバックブローで美央を追い詰め、美央は頭突きで反撃してポリスも急所攻撃で排除するも、桜花のネックハンキングボムを決めると尾崎は逆さ押さえ込みで丸め込むが美央は土蜘蛛で切り返して逆転3カウント、、第1試合を勝利で収める。


 美央は第3試合にも登場してイサミとのシングルに挑み、イサミがいきなりリストクラッチで先制するが、美央も掟破りのベースランニング式キックで応戦、しかしイサミもやり返すとレッグロックを決め足攻めを展開。
 凌いだ美央は女郎蜘蛛からミサイルキックを狙うも、619はイサミがキャッチして足四の字固めを決める、美央もイサミの雪崩式ブレーンバスターを切り返してクモノスで捕獲するが、脱出したイサミは攻勢をかけ顔面蹴りからダブルニーを投下する。
 クリアした美央はダブルアーム式フェースバスター、顔面蹴りから土蜘蛛、延髄斬りで反撃するが、凌いだイサミは掟破りの土蜘蛛から勇脚・斬を決め3カウントを奪う。


 そしてメイン、美央は大畠、藤本とのクローズで、つくし、世羅、長浜の次世代軍との引退試合に挑み、先発を買って出るも三試合目ということでダメージが残ったのか次世代軍の集中砲火を浴びてしまう。
 しかし美央は誘導灯での殴打で反撃すると長浜を捕らえ、クローズのトレイン攻撃、三丁拳銃と猛反撃するが、次世代軍も世羅が入り連係攻撃で応戦する。
 クローズも連係攻撃で世羅を捕らえ、長浜にも大畠の援護を受けてジェットブーツを発射、そして藤本とのファンタスティックフリップを狙うが世羅がカットに入り、つくしがコーナーに上がるが美央は雪崩式パワースラムで叩きつける。
 美央はダブルアーム式フェースバスターを狙うが、つくしが丸め込み技で切り返し、大畠と藤本が入って狂気攻撃を狙うも美央に誤爆、ここから次世代軍がトレイン攻撃もアイスリボン勢やWAVE勢もとレイン攻撃で続き、そして妹の紫雷イオもリングに上がってスペース・ローリング・エルボーでアシストする。
 姉妹が抱き合った後でつくしは丸め込むが、クリアした美央はダブルアーム式フェースバスターから「いままでありがとう!」とバズソーキックを放つも、世羅がエアースロックで叩きつけるとつくしがタイガースープレックスを狙い、美央が踏ん張ると大畠と藤本、長浜と世羅が加勢してからつくしが「今までありがとう!」と叫んでからのタイガースープレックスをきめ3カウントを奪い美央に引導を渡した。


 試合後には保持していたWAVEタッグ王座は返上し引退セレモニーがへ、そして引退の挨拶の後で結婚を発表、最後はサプライズで引退興行を締めくくった。


 首の古傷の悪化で引退を発表した美央だったが、最後は結婚発表というサプライズで寿引退、ハッピーエンドにしてしまうとはさすがとしかいいようがない。(相手は大家健か木藤裕次でないことだけは確かのようだ)


 現役を引退し結婚しても魔界練闘会に参加が決まるなどプロレスとはまだ少し関わることになるが、ご苦労さま、そして結婚おめでとうと言いたい。


 しかし華名のWWE転出に続いて美央の引退は日本の女子プロレスにしてみれば損失なのかもしれないが、その分他の選手にチャンスが広がってくる、新しい選手が出てくることに大きな期待をかけたい。

 

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