忍者ブログ

伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

大阪南北戦争

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

大阪南北戦争

デイリースポーツより


大阪のプロレス界が大きな動きを見せている。昨年11月に本拠地をミナミからキタに移した大阪プロレスと、団体を離脱しミナミへ“Uターン”した元大阪プロ選手。かつての仲間同士で観客を奪い合う状況に、ファンも「どちらを応援すればいいのか」困惑する。今、浪速のマットに何が起こっているのか。突如として始まった仁義なき“南北プロレス戦争”をリポートする。

◆古巣に“反旗”…新団体旗揚げへ

 ことし4月末、大阪プロから主力6選手が一挙に離脱した。そのうち若手の原田大輔は大手団体・ノアへの移籍が発表されたが、トップレスラーだった空牙(クーガー)ら、残りの5選手は退団理由も、去就も明かされることはなかった。

  様々な憶測が飛び交う中、5月下旬、空牙が6月の自主興行4大会開催を発表。しかしその内容はファンが驚きと戸惑いの声を上げるものだった。出場選手には大阪プロ離脱選手の名が並ぶばかりか、昨年10月に閉鎖されたはずの大阪プロ旧本拠地・道頓堀アリーナ(旧ミナミムーブオンアリーナ)を再生して使用するという。しかも、4大会のうち3つが大阪プロの興行と同時刻の開催。「時間が重なったのはたまたま。ケンカをふっかけるつもりはない」と空牙は言うが、のちに発表された7・8月の日程でも、やはり大半が大阪プロの興行とバッティング。観客の奪い合いは確実で、古巣に反旗を掲げたとされても仕方のない状況だ。

  ミナミの“プロレス復興”は、会場周辺の商店街からの願いでもあったという。空牙も「プロレスを大好きな全ての人たちがここ(道頓堀アリーナ)に集まってもらって。選手、スタッフ、関係者、お客さん、みんなでこのリングを作っていきたい」と力を込める。23日の興行は満員には届かなかったが上々の客入り。質の高い試合でファンをうならせ、大いに盛り上がった。「完全否定はしない。そういう方向で進めている」と、近い将来の新団体旗揚げも見据え、第一歩として新組織『道頓堀エンターテイメントシステム』を発足させる。今後はキタの大阪プロ本体と、ミナミの“新・大阪プロ”とのさらなる競争激化は必至だ。

◆「最低限のルール」バッティングに不快感

  ミナミを迎え撃つ、大阪プロの選手兼副社長ブラックバファローは「ビジネスとしてやっているわけですから」と、元同僚の行動に一定の理解を示しつつも「お客さんのことを第一に考えれば、開始時間までバッティングしているのは非常識。最低限のルールとして」と不快感を隠さない。

  大阪プロは空牙らの離脱直後は観客数が落ち込んだが、様々な営業努力によって客足を取り戻しつつある。本拠地ビルに同居するライブハウスや大衆演劇場とのコラボイベントを立て続けに計画するなど、新規客獲得へ他ジャンルへの積極的なアプローチを続ける。一方で常連客の満足度を高めるため、興行後に出場選手がビルの1階まで移動し観客を見送るサービスを始めた。マンネリ感から脱却するため導入した所属選手プロデュースデーは「普段は見られないカードが見られる」と好評だ。

  ファンからの意見も取り入れていく。「早すぎる」との声が多かった平日興行の開始時間を、7月3日から30分繰り下げて7時にするほか、生ビールとセットの割引チケットを新設し、会社帰りのサラリーマンの取り込みを狙う。夏休み期間中には小学生を入場無料にする恒例企画も開催予定だ。「14年間やってきた強みがある。常連さんはもちろん、一見さんが来やすい状況を作りたい」とバファロー。抜群の知名度を生かしたPR活動を展開し、ミナミの新興勢力をけん制する。

◆会場の他団体誘致でも火花

  選択肢が広がったのはファンだけではない。プロレスファンが多い大阪は、年間を通じて多くの団体が遠征してくる“ドル箱”。興行の成否は会場選びも重要になる。レンタル料の安い公民館などもあるが、選手らに大きな負担がかかる「リング設営」から開放されるリング常設会場は大きな魅力だ。これまで大阪のリング常設会場といえば、ほぼ大阪プロレスの現本拠地・ナスキーホール梅田の一択だったが、道頓堀アリーナの復活は現状を大きく変える。

  ナスキーホール梅田は、映画館跡地を改築しただけあり、ひな壇状の客席からはどこからでも観戦しやすいのが特徴。音響や空調もよく、観客、レスラー双方から好評だ。大きな弱点のない会場だが、固定式の座席、約350という客席数は、人気団体でなければ満席にするのは厳しい。

  一方、席によっては観戦しづらいが、一体感があり約250席という手ごろな広さ、客席レイアウトも変更可能な道頓堀アリーナは、小規模団体にとって理想的だ。使用料が比較的安いのも魅力で、アリーナ復活を聞きつけ、早くもいくつかの団体が興行開催を決定している。当面は空牙の協力者らで管理するという。

  「元所属選手の動きというより、正直、会場貸しのライバルが現れた点を強く意識している」とバファローも警戒感を強める。観客だけでなく、他団体の誘致でもキタとミナミのつばぜり合いが続く。

  やがて勝者と敗者が生まれるのか、双方が疲弊するのか。それとも相乗効果で業界が盛り上がるのか。盛夏を前にして“大阪南北プロレス戦争”のゴングが打ち鳴らされた。

 

 大阪プロレスを退団またフリー契約を解除された空牙、信玄(元・秀吉)、政宗、HAYATAらが道頓堀アリーナ(旧ムーブ・オン・アリーナ)を拠点として新団体設立に動いていることが報じられた。


 4月末に空牙らJOXER勢は原田大輔と共に大阪プロレスを退団した、原田はNOAHへ移籍のための退団だったが、空牙らは大阪プロレスに対して含むことがあっての退団、その結果キタ(梅田)の大阪プロレスに対してミナミ(難波)を拠点とした新団体設立とは・・・大阪プロレスは実質上分裂したということなのか。


 大阪にも様々な団体があるが大阪プロレスの域には達していなかった、空牙らの新団体は大阪プロレスを凌ぐものなのかどうかもわからない、しかし大阪プロレスの創始者でありながら遠ざけられていたスペル・デルフィンを起用するなど、大阪プロレスに対してかなり含むものがあったのではと思う。


 競争相手が出来るのは喜ばしいのだが、双方の関係を見ると喜ばしくもなく、潰しあいに発展しなければ良いのだがと思ってしまうが・・・・

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。