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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

青木篤志の造反?曙、吉江が合体…窮地と言われた全日本プロレスに新しい流れが…

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青木篤志の造反?曙、吉江が合体…窮地と言われた全日本プロレスに新しい流れが…

1月26日 全日本プロレス「ニューイヤープレゼントin神戸」 神戸サンボーホール 393人

◇第1試合◇
▼20分1本
○SUSHI (9分16秒 エビ固め)X南野タケシ
※カツオの一本釣り

◇第2試合◇
▼20分1本
△渕正信(20分00秒 時間切れ引き分け )△井上雅央

◇第3試合◇
▼30分1本
○吉江豊(9分17秒 体固め)X土方隆司
※フライングボディシザースドロップ

◇第4試合◇
▼30分1本
○曙(7分18秒 反則勝ち)XKENSO
※レフェリー暴行

◇第5試合◇
▼45分1本
○潮崎豪 宮原健斗(23分43秒 体固め)X諏訪魔 大森隆男
※ゴーフラッシャー

◇第6試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[挑戦者組]秋山準 ○金丸義信(23分12秒 片エビ固め)[第92代王者組]鈴木鼓太郎 X青木篤志
※タッチアウト
☆鼓太郎&青木組が5度目の防衛に失敗、秋山&金丸組が第93代王者となる

【試合後の秋山&金丸】
――試合を振り返って?

▼秋山「ひとり違和感を感じながらやりました(笑) みんな動き速いから。マル、俺大丈夫だったか?」

▼金丸「はい、まだまだ速いです(笑)」

――16年ぶりの戴冠となったが?

▼秋山「若かりし頃巻いてたベルト。このベルトにはこのベルトの使い道がある。若いヤツらが挑戦したけりゃ、どんどん来ればいい。前の(武藤)全日本ではジュニアのベルトみたいになってたけど、俺はヘビーでマルはジュニア。今はそういう組み合わせもOKだから。ただし、挑戦したいなら、しっかり声を上げないと俺はやらないよ。会社に言われました…みたいな感じじゃ、やらないからな」

――金丸選手は?

▼金丸「秋山さんとは何度も組んでますけど、なかなかベルトを巻く機会は無くて。きょうしっかり、ひとつ形にできたのはうれしいですね」

▼秋山「いい記念だな(笑) オリジナルバーニングとしての。一人は引退して、もう一人の志賀は…行方不明か?(笑)」

――世界タッグとのタッグ二冠も可能になったが?

▼秋山「世界タッグは世界タッグの使い道があるから。大森とワイルドに獲りにいくよ(笑)」

――タッグ二冠実現なら三沢&小川組以来だが?

▼秋山「当時、小川さんもジュニアだったからね。そういう意味では今の俺たちと一緒か。まぁどっちとも獲ったほうが面白くなると思うよ」

――青木が不可解な行動に出ていたが?

▼秋山「もともとバーニングの時から、自分の行く道について考えてたから。Xceedでこのままでいいのか…って思いが出たのかもしれないし。とにかく今日はアイツの心を折りたかった。なかなか折れないヤツだから。でも負けたってことは折れたってこと。まだまだダメだな」

――金丸選手はベルトの重みを感じる?

▼金丸「そうですね。最初に全日本にいた頃は若手だったんで遠いベルトでしたんで。こういう歴史あるベルトを巻けたっていうのも、自分にとっては大きいですね」



全日本神戸大会のメインは鼓太郎、青木組の保持するアジアタッグ王座に秋山、金丸組が挑戦。開始早々に鼓太郎がエルボーコンビネーションからのローリングエルボーで速攻を仕掛ければ、秋山もエクスプロイダーからのランニングニーで応戦する。挑戦者組は青木を捕らえて主導権を握り、秋山がフロントネックロックで絞めあげ青木を追い詰める。鼓太郎が奮起して試合の流れを変えると終盤には王者組が金丸を捕らえ得意の連係で集中砲火を浴びせる。青木は金丸にスパイラルポセイドンからダイビングボディープレスと畳み掛けた後でアサルトポイントを狙うが、秋山がカットに入ると金丸がディープインパクト、秋山がランニングニー、金丸が垂直落下式ブレーンバスターと逆に畳み掛け、最後は秋山の垂直落下式エクスプロイダーから金丸がタッチアウトで3カウント、秋山組が王座を奪取し秋山も16年ぶりにアジアタッグ王座を獲得した。試合後に鼓太郎が前王者の権利として再戦をアピールしたが、青木は鼓太郎を突き飛ばして一人退場するハプニングが発生した。青木にしてもアジアタッグ王座から転落を契機に鼓太郎とのタッグに一区切りつけたかったのか?昨年は青木はKENSOのDK軍から勧誘を受けていたが…


 今大会は光留や入江などDDT勢がDDT後楽園大会があって不在、カード編成はシングル中心となったが、フリーの南野の継続参戦の示唆、曙と吉江が合体し世界タッグ王座挑戦を表明するなど新しい流れが生まれた。曙と吉江は新日本でタッグを結成しており、IWGPタッグ挑戦も視野に入れていたが、2006年に吉江が新日本を退団したことで話も消えてしまった。
 潮崎はセミで諏訪魔からフォールを奪い三冠王座に弾みをつけたが、青木の造反で足元であるXceedも大きく揺らいでいる。

 窮地と言われた全日本も新しい流れを生み出している。全日本プロレスはまだまだ死んではいないし、生きている。
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