プロレス多事争論「日本と世界との距離」
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プロレス多事争論「日本と世界との距離」
WWE世界戦略1。WWEが200億円程度調達するらしい(方法としては転換社債のようにとれる?)使い道はプロレスの枠内ではWWEネットワークのテコ入れ、世界中にWWE紐付きのローカルテリトリーの構築だろう。英国王座誕生はその一環。日本の団体も買収対象になる可能性がある。(続く)
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日
WWE世界戦略2。何故WWEネットワークのテコ入れと世界規模のローカルテリトリーの構築なのかの説明をする。まず近年のWWEの収益構造でTV放映権料が突出して大きくなっている。これは米国のネット配信とケーブルTV局の綱引きによりスポーツコンテンツバブルが起こった恩恵による(続く)
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日
WWE世界戦略3。この綱引きの構図がケーブルTV局側の疲弊により3年から5年で大きく崩れ、今までのように米国内の高額の放映権料得つつ世界中のTV局へも番組販売するという高収益体制を維持出来なくなる。この分はWWEネットワークで補うしかなく、ネットワークのテコ入れは急務です(続く)
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日
WWE世界戦略4。世界規模のローカルテリトリーの構築に複数の理由。その1コスト削減 世界規模で団体ごと移動するのは大変なコストがかかります。また各地のWWEの現地法人も年に一回二回しか興行がないのなら不要。現地に系列団体を作り選手を送り込むだけならコストは格安で済みます(続く)
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日
WWE世界戦略5。実際WWEが黒字を出している国は米国、カナダ、英国の3カ国しか無いと思う。ただ世界中のTV局に番組販売しているためある程度は世界ツアーをやる必要がありネットワークのプロモーションの意味合いも。地域の特色により現地法人、系列団体、提携団体を構築するだろう(続く)
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日
WWE世界戦略6。その2 選手の発掘、育成。WWEの次世代スター不足は深刻。その3 ローカルテリトリーでのコンテンツ作り、ローカル化と言う名のグローバル化、現地のレスラーが多数出場する興行をWWEネットワークで配信すれば、その国の人達がネットワークに加入する可能性が増える(続く)
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日
WWE世界戦略7。WWEは大きな賭けに出たと思う。ただこの賭けはかなりの危険性も伴う。それは巨大IT企業を相手にしてしまった事。まだまだ書き足りないが新日本プロレスの戦略も含めて、後日発表したい。プロレス界はグローバル規模のWWE連合vsアンチWWE同盟の時代になると思います。
— 木谷高明 (@kidanit) 2016年12月16日
先日新日本プロレスの木谷高明オーナーがたWWEの戦略は公表資料及び決算資料等を読んだ感想をTwitterにて公開した。
WWEが狙うのは本当の意味でのネットの力を使っての世界侵攻、WWEが現在のビンス・マクマホン体制となってからはケーブルTVの力を駆使して、NWA系の体力のなくなっていったテリトリーを次々と飲み込んでいき、あわよくば日本をも飲み込もうとしていた、このときはまだジャイアント馬場さんとアントニオ猪木が力を持っていた時代で飲み込まれることはなかったが、馬場さんが亡くなり、猪木もかつてほどの力がなくなったことで企業プロレスへの時代となり、WWEもケーブルテレビからネットへの転換していった。
自分は木谷オーナーの見解を読み、その感想を述べるに過ぎないが、WWEがやろうとしていることは金銭面を含めてリスクを伴うもの、ハイリスクハイリターン的なものだと思う。木谷オーナーは「プロレス界はグローバル規模のWWE連合vsアンチWWE同盟の時代になる」としているが、肝心の日本はそういう視点でプロレスを見ようとせず、中には新日本を足を引っ張ろうとするマスコミもあり、また体力のなく時代に乗り遅れている団体もグローバルな視点で見る余裕のなく、WWEから紐付きにならないかと持ちかけられたとしても、ハイなりますと簡単に飲んでしまうのが現状だと思う。
WWEのネットを使った世界侵攻は日本にどう影響を及ぼすのか?また来年はいよいよDDTもネット配信に進出するだけに、世界中のプロレスファンに日本のプロレスを知られることが多くなる、これからのプロレスは次第にTVからネットへと時代は変わることから2017年度のマット界はまたどう変化していくのか…?
さて今年の伊賀プロレス通信「日常茶飯事」の更新もこれで終了、私事になるが11月から転職、仕事も昼間になりTVやネットでもプロレスをライブで見る機会が増えました、来年は現場に出る機会も少し増やしたいと思います。といってもこのブログの更新はこれまで通りでやめへんで〜(by月亭方正)
来年最初のブログ更新は元旦からです、良いお年を…
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