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伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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棚橋が石井との死闘を制し、内藤は真壁に完勝…優勝戦進出は2人に絞られた!

8月6日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」静岡・アクトシティ浜松 3567人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
ジュース・ロビンソン ○デビット・フィンレー(5分27秒 エビ固め)×岡倫之 北村克哉
※Prima Nocta


◇第2試合◇
▼20分1本
EVIL ○高橋ヒロム(4分55秒 逆エビ固め)EVIL ×川人拓来


◇第3試合◇
▼20分1本
○タマ・トンガ 高橋裕二郎(8分34秒 片エビ固め)×天山広吉 小島聡


◇第4試合◇
▼20分1本
○SANADA BUSHI(5分6秒 Skull End)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ


◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ ○矢野通 外道(6分22秒 裏霞)鈴木みのる ×タイチ エル・デスペラード


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[1勝7敗=2点]○永田裕志(15分5秒 バックドロップホールド)[4勝4敗=8点]×ザック・セイバーJr.


【永田の話】
永田「やっと笑顔で、試合が終わって『ゼアッ!』ってできましたね。この一つの勝利の喜びを、全国のファンの皆さんに届けられたかなと。敗戦が続いてつらかったファンの皆さんには、どうもありがとうございました(と伝えたい)」


--昨夜、同じ第三世代の小島選手が今回の『G1』初勝利を挙げたことが刺激になった部分はありましたか?
永田「あんまり人のことは……それより、どういう試合ができたか。で、どこが敗因かってことばっかり考えてたんで。勝てない試合じゃないんですよ、どれも。勝てる試合だったんです。相手が1枚上なのか、俺の作戦が失敗したのか、それがわからない。ただ、今日まで全部負けてきてる。どれも負ける相手じゃないっていうのは理解してるんだけど。いつ勝ってもおかしくないって。そういう事実があるんで、現実に目の前で勝ちを取るってことがあるかないかで全然違うっていうのを、今日勝って感じましたね。ここまで来ちゃったけど、やっぱり俺を応援してくださってるファンの皆さんに、最後まできっちり勝って、『G1』終わらせたいなと思います」


【ザックの話】
ザック「(※インタビュースペースにたどり着くなり、崩れ落ちるようにフロアにへたり込む)これで優勝の望みはなくなったのか?」
--おそらく……
ザック「(※首を何度も横に振って)ああ……何度もユージ・ナガタサンを追い込んだんだけど……今回の『G1』で最高の闘いだったのに。ああ……この負けで望みが断たれたか……そうなるとは思ってなかったんで、そう言われて、そうなのかと納得させてるよ。彼はずっと負け続けてたから、自分も勝てると思ってた。ここで勝って、決勝までいくつもりだったのに……まだ試合は残ってるから、最後まで闘い抜くよ」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○飯伏幸太(14分28秒 片エビ固め)[2勝6敗=4点]×YOSHI-HASHI
※カミゴェ


【飯伏の話】
飯伏「(※インタビュースぺースに座り込んで)いやぁ……初対決。で、今日は負けられなかったんで。まぁ、まずは勝ててホントにうれしい。勝ててホントにうれしい。俺は今、どうなってますか? 5勝でしょ? 今、トップは何点ですか?」


--10点です。
飯伏「10点?」


--(決勝進出は)棚橋選手、内藤選手の結果を見ながらになりますね。
飯伏「それ次第では、まだまだ可能性はある? まだあきらめないです。絶対あきらめないです、絶対。決勝いきたいと思います。あきらめないですよ。(※自分に言いきかせるように)あきらめない……」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝3敗=10点]○バットラック・ファレ(9分34秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×後藤洋央紀
※グラネード


【ファレの話】「Woh Woh Woh Woh、見た通り、誰も俺にはかなわないんだ。このまま突き進む。トップまで上り詰めてやる。最後にリングに立っているのは、この俺だ。決勝のリングにな」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝2敗=12点]○内藤哲也(11分31秒 片エビ固め)[3勝5敗=6点]×真壁刀義
※デスティーノ


【内藤の話】
内藤「真壁選手、昨日も大阪で感じたけどね、やっぱ対戦相手が俺だからですか? ギラギラした熱いものを感じたよ。なんか、知名度にあぐらをかいてるのか知らないけどさ、なんか最近、プロレスに力が抜けてたのかなぁって思ったからね。なんか元気な姿を見れて、ホッとしたよ。でも、こうやってホッとできてしまうぐらい、残念ながら今の俺には余裕があるからさ。次は11日の両国ですか? 残念ながらさ、俺の視界にはさ、11日の両国国技館大会、棚橋戦は入ってないから。俺の視線の先は、すでに13日の両国、優勝決定戦に向かってるからさ。まぁ、明後日の横浜が棚橋との前哨戦ですか? ま、その時得点状況がどうなってるか知らないけど、俺を振り向かせてくれよ。残念ながら今現在、俺の眼中に棚橋弘至は入ってないから。ま、それを期待しながら、俺は横浜文化体育館、会場に行きますよ。じゃあ、皆様、また明後日、横浜でお会いしましょう。アスタルエゴ、アディオス」


--Bブロックの結果次第では、EVIL選手相手に優勝を争うことになりますが……
内藤「皆様の予想的には、ケニー・オメガかオカダでしょ? でもやはり、俺の希望としては、EVILでありSANADAでありロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン同士の決勝戦をやりたいと思ってますから。大阪でEVILが凄まじいインパクトを残したからね。少なからず俺にも、火がついてますよ。『EVILと決勝やりたいな』って、俺は思ってますよ。EVILが俺の目の前に現れてくることを楽しみに待ってます」


◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[6勝2敗=12点]○棚橋弘至(23分30秒 片エビ固め)[4勝4敗=8点]×石井智宏
※ハイフライフロー


(試合終了後、棚橋は岡の肩を借り、なんとか立ち上がる
棚橋「今日は、最後までありがとうございました。じゃあ、最後に静岡の皆さん、愛してま~す!(そのままリング中央に倒れる。」


【棚橋の話】「(※岡の肩を借りてインタビュースペースにやって来ると、フロアに大の字になり、腰にベルトを置いて)あぁ、無念だ。あぁ、エアギター、できんかった。あぁ、無念……石井を倒した……俺が、新日本プロレスの、中心に、戻るんだ(※と言って起き上がろうとするも上半身を起こすのが精いっぱい。岡に抱き起されて控室へ)」


  いよいよラストスパート一歩手前となった『G1 CLIMAX』、浜松大会ではAブロック公式戦が行われ、まず第6試合では3敗のザックと勝ち星なし7連敗の永田と対戦。デスペラードの介入に怒った永田はフェイントからの低空ドロップキック、サッカーボールキックと攻め込むが、ザックは永田の左腕を挟んで蹴り上げてから左腕攻めを展開する。 
 永田がキチンシンクからミドルキックの連打で反撃、串刺しビックブーツからエクスプロイダーで投げるも、サンダーデスドライバー狙いはザックが腕へのオーバーヘッドキックで逃れて左腕へPK、ザックが左腕への頭突きと執拗に左腕を攻める。
 エルボー合戦から、ザックがフルネルソンで捕らえるが、永田がスリーパーで逃れてナガタロックⅡへ移行、そして久しぶりにナガタロックⅢに移行してリバースナガタロックで丸め込む。
 永田はは前後からのサッカーボールキック、エクスプロイダー狙いはザックがフロントネックロックで絡みつき、ジムブレイクアームバーで移行、しかし体格差で決めきれず、永田がロープへ逃れるも、ザックが左腕へのミドルキックを永田がキャッチしたところで、ザックが腕十字から下からの三角絞めで捕獲も、永田は白目式腕固めで切り返し、永田はアームブリーカー、ミドルキックと攻勢に出て、キックで打ち返すザックに大車輪キックを浴びせる。
 永田はバックドロップ狙うが、ザックが卍固めで切り返すも体格差で捕らえきれず、永田はキチンシンクからサンダーデスドライバーから延髄斬りは、かわしたザックがジャパニーズレッグロールクラッチで丸め込むも、ザックがキックの連打を放って間が空くと、この隙を突いた永田がバックドロップで投げ、タイナーからのバックドロップホールドでカウント3カウントを奪い公式戦初勝利、体格差で泣いたザックは4敗目で脱落となる。


 3敗の飯伏vs5敗のYOSHI-HASHIは、飯伏がロープへ走った際にスライディングして足を掴んだYOSHI-HASHIが場外戦を仕掛け、鉄柵攻撃からの逆水平を連発、リングに戻ってブレーンバスター、フェースロック。飯伏のエルボーに対してYOSHI-HASHIは逆水平、串刺し逆水平と攻め込んでいくが、YOSHI-HASHIが突進したところで飯伏がドロップキックで反撃すると、YOSHI-HASHIの張り手をかわして打撃のコンポからその場飛びムーンサルトを投下、しかしバックの奪い合いはロープへ走ったYOSHI-HASHIはヘッドハンターを決め、パワージャック狙いは飯伏がフランケンシュタイナーで切り返し、場外のYOSHI-HASHIにバミューダトライアングルを発射する。
 リングに戻ってから飯伏がミサイルキック、ソバットも、突進したところでYOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットで迎撃し、スワントーンボムからバタフライロックで捕獲、飯伏はロープの逃れようとするが、寸前でYOSHI-HASHIがフロントネックロックに切り替えて捕獲、だが飯伏はYOSHI-HASHIの両腕を拘束するとカミゴエを狙うが、YOSHI-HASHIが頭突きの連打で迎撃、、だが飯伏は拘束したままYOSHI-HASHIを倒すとストンピングで何度も踏みつけてからカミゴエを狙うが、YOSHI-HASHIがキャッチしてイグチボムで叩きつける。
 YOSHI-HASHIはカルマを狙うが、逃れた飯伏はエルボー、YOSHI-HASHIも打ち返し、飯伏がミドルキックに対し、YOSHI-HASHIはスピンキックで応戦、ランニングローキックをキャッチしたYOSHI-HASHIはトラースキック、バッククラッカーから顔面へのランニングダブルニーアタックからカルマを狙うが、回転して逃れた飯伏がハイキックを浴びせると、シットダウン式ラストライドからカミゴエで3カウントとなり、飯伏は3敗を堅守する。


 3敗同士の後藤vsファレは、後藤のキックをファレがキャッチして膝めがけてエルボーを落としてから、ファレが場外戦では鉄柵を利用、リングに戻って全体重を浴びせるなどして左膝攻めを展開、早くもバットラックフォールを狙うが後藤は堪え、ファレのボディープレスも自爆させた後藤は串刺しラリアット、ラリアットの連打、追走式ラリアット、村正と猛反撃し、ミドルキックから牛殺しを狙うが担ぎ上げることが出来ず、後藤の串刺し狙いをショルダータックルで迎撃したファレは串刺しスプラッシュを浴びせるが、ボディープレスは自爆となってしまう。
 後藤は念を込めてのミドルキックからバックドロックで投げるも、GTR狙いはファレがハンマーで抵抗し、グラネードは後藤が逃れてGTRもファレは逃れる。ラリアット合戦は相打ちも後藤は顎への頭突きから突進するが、ファレがラリアットで迎撃し、ボディープレスからんpバットラックフォールは後藤が着地したが、すぐさまファレがグラネードで3カウントを奪い、ファレは3敗を堅守、後藤がリーグ戦脱落となったが、バットラックフォールが不発になってもすぐ次の一手を打てるようになったファレの成長を感じた試合だった。


 2敗の内藤vs4敗の真壁は、前夜の大阪大会で内藤と乱闘となった真壁が内藤を強襲して試合開始となり、場外戦で真壁は鉄柵攻撃、通路へ連行して会場奥の壁に内藤を叩きつけるも、内藤もやり返し、客席へも叩きつける、リング下に戻り内藤が鉄柵攻撃とリードを奪う。
 リングに戻っても内藤はネックブリーカー、ストンピング、唾吐き、足蹴と、真壁に対して攻めつつ完全にナメきった態度を取り、これに奮起した真壁は内藤はエルボーを受けても起き上がり真壁はナックルを浴びせるが、内藤はサミングで応戦、、真壁はパワースラム、串刺しラリアットからコーナーナックルの得意のパターンを狙うが、ノーザンライトスープレックスは阻止され、真壁の首を膝へ当てる変型ネックブリーカーから、後頭部めがけての低空ドロップキック、コーナーミサイルと首攻めを展開、真壁もトルネードDDTを阻止してラリアット、キングコングパワーボムを決めるも、ラリアットをかわした内藤はコーナーを利用しての首筋への変型ネックブリーカーから、雪崩式フランケンシュタイナーを決める。
 なかなかリードを奪えない真壁は袈裟斬りからダブルハンマーで反撃し、後頭部ラリアット、ジャンピングエルボーアタックもキャッチしてジャーマンで投げ、何度も鉄柱に叩きつけてからスパイダージャーマンで投げるとキングコングニーを投下するが自爆となり、必勝パターンが崩れてしまう。
 内藤は浴びせ蹴りからジャンピングエルボーアタック、延髄斬りと畳みかけるが、真壁はラリアットで応戦し、デスバレーボム狙うが、内藤が変幻自在のデスティーノで切り返すと、最後はデスティーノで3カウントを奪い完勝。これで真壁だけでなく内藤との直接対決に敗れている飯伏の脱落も決定してしまう。


 メインは2敗の棚橋が3敗の石井が対戦、棚橋が勝てばファレも脱落し、優勝決定戦進出は棚橋と内藤に絞られ、石井が勝てば石井だけでなくファレが残る、両者だけでなくファレの命運も決める一戦となった。
 序盤は石井の突進を棚橋がアームホイップの連発するが、3回目は石井がショルダーから逆水平で返し、棚橋は旋回式クロスボディーを浴びせるも、串刺しをかわした石井はエプロンの棚橋にラリアットを炸裂させる。
 石井は頭突きの連打に対し、棚橋は太陽ブローの連打、石井が逆水平から豪快なブレーンバスターで投げると、後頭部を足蹴にしてから逆水平、棚橋はフライングフォアアームで返し、セカンドロープからのサマーソルトドロップを投下すると、棚橋から天龍コンポを仕掛け、これに怒った石井も天龍コンポでやり返す。しかし石井が串刺しを狙いを、棚橋が低空ドロップキックで迎撃すると、右膝への関節蹴りから突進は石井はパワースラムで迎撃し、バックドロップから串刺しラリアット、雪崩式ブレーンバスター狙いは棚橋が前転して雪崩式ドラゴンスクリューを決める。
 エルボー合戦も足を痛めている石井に棚橋が競り勝つが、それでも石井は受けながら前進し重いエルボーを一閃、張り手をかわした石井はジャーマンで投げ、龍魂パワーボムからリキラリアットも、かわした棚橋はジャーマン、しかし石井はドラゴンスープレックスで応戦し石井がリキラリアットを狙うが、棚橋がロープワークでサイドへ逃れスリングブレイドで迎撃する。
 棚橋がエルボースマッシュも石井が左右エルボーからリキラリアットを炸裂させるが、棚橋は倒れない、リキラリアットをかわした棚橋はダルマ式ジャーマンからハイフライローで勝負に出るが自爆、石井はスライディングラリアットはかわした棚橋が十字固めで丸め込んでからグラウンドスクリューを連発するとテキサスクローバーホールドで捕獲、棚橋は勝利を確信した棚橋はロープにしがみついている石井にドラゴンスクリューを決めるが、もう一発は石井が延髄斬りからドラゴンスクリューで返し、レッグブリーカーからアンクルホールド、逆片エビで捕獲し棚橋を追い詰め、ロープに逃れられても石井はグラウンドドラゴンスクリューを決める。
 石井はニークラッシャー狙うが、棚橋がスリングブレイドで切り返すと、スリングブレイド狙いは石井がラリアットで迎撃して、棚橋の膝をしっかり腕フックしての長州力直伝・元祖サソリ固めで捕獲、ステップオーバーして再び棚橋を追い詰めるが、棚橋が必死でロープに逃れる。
 石井はロープ越しのブレーンバスターを狙うが、棚橋もロープ越しのドラゴンスクリューで阻止、棚橋がハイフライフローを狙うが、コーナー最上段からの雪崩式ブレーンバスターで叩きつけると、石井はスライディングラリアットから垂直落下式ブレーンバスター狙うが、棚橋が連続ツイストアンドシャウトで切り返して、奥の手のドラゴンスープレックスを決めるも、石井はカウント2でキックアウト、石井は棚橋のスリングブレイドを頭突きで迎撃、石井の突進を棚橋がスリングブレイドに対し石井が起き上がってラリアットで返すが、棚橋がスリングブレイドを決めるとハイフライアタックからのハイフライフローで3カウントを奪い、石井が脱落したことでファレも脱落、優勝戦進出は棚橋と内藤に絞られた。
 試合後の棚橋は「愛してま~す!」を叫ぶだけでエアギターパフォーマンスはなく、死闘を物語るようにように退場していった。


 Aブロックは混戦だったが、終盤で棚橋と内藤のマッチレースとなった。インターコンチ王座陥落後、無冠となりベルト戦線から遠ざかった内藤が一歩先を見据え、インターコンチ王者に未練はないとなれば、棚橋は絶対破らなければいけない相手、11日の両国では内藤が勝って、見据えた先に一歩進めるか、それとも棚橋が再び太陽を浮上させるのか?
 

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大荒れの大阪!オカダがEVILに敗れ鬼門破れず、ケニーはジュースにまさかの逆転負け!

8月5日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」エディオンアリーナ大阪 5490人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○チェーズ・オーエンズ(4分57秒 片エビ固め)×北村克哉
※パッケージドライバー


◇第2試合◇
▼20分1本
ザック・セイバーJr. タイチ ○エル・デスペラード(7分1秒 ヌメロ・ドス)永田裕志 ×海野翔太 八木哲大


◇第3試合◇
▼20分1本
バットラック・ファレ ○高橋裕二郎(7分41秒 片エビ固め)天山広吉 ×岡倫之
※ピンプジュース


◇第4試合◇
▼20分1本
内藤哲也 ○BUSHI 高橋ヒロム(7分3秒 逆エビ固め)真壁刀義 タイガーマスク ×川人拓来


◇第5試合◇
▼20分1本
○後藤洋央紀 石井智宏 YOSHI-HASHI(7分15秒 片エビ固め)棚橋弘至 飯伏幸太 ×デビット・フィンレー
※GTR


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗=6点点]○矢野通(3分15秒 横入り式エビ固め)[2勝5敗=4点]タマ・トンガ


【矢野の話】「怖い…怖い…怖い…怖い…怖い…。とっても1輪の台車じゃ運べるような荷物じゃなかった…。でも…悪は滅びる。闇は潰える。勝ったのは私…。(※笑顔で)家族のみんな! 勝ったよ! 今日の宿も大丈夫! 見知らぬホテルに行って、やさしいフロントのお姉さんが……鍵くれるはずだから!!」


【トンガの話】「(※股間を押さえて)ああ、なんてこった。俺たちには新しいレフェリーが必要だ。あんなレフェリーじゃ、やってられない。いつも(矢野の反則を)見逃してばっかりだ。誰であってもいいから、別のレフェリーを用意してくれ。でないと、やってられない。ああ、あんなに大きかったのに、やられて小さくなってしまった。(※カメラクルーに向かって)ほら、ここをちゃんと映しといてくれ」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[1勝6敗=2点]○小島聡(12分9秒 片エビ固め)[4勝3敗=8点]SANADA
※ラリアット


【小島の話】「どうして、どうして俺が勝てたか、わかりますか? どうして、ずっと6連敗してる俺が、勝てたかわかりますか? それは、SANADAにだけは死んでも負けたくないって思ってた。たぶん全世界のプロレスラーの中で、俺が一番、SANADAに負けたくないって思ってるプロレスラーだからだ。だから、負けないで頑張ってきた。だから頑張って、負けないで、勝つことができた。それはたぶん俺の心の中で、絶対にSANADAに対しての思いは、ほかのどのレスラーにも譲れないという強いものがあったからだ。SANADAはたぶん、なんとも思ってないよ。きっと、(小島は)もう、ロートルの、新日本プロレスの、もうそろそろ行き場のなくしてるプロレスラーだと思ってるかもしれない。でも、俺はどう思われても構わないから。俺はいろんな人のために闘う。自分のため、応援してくれるファンのため、そしてそばにいる天山のため。いろんなものを背負って、今日も闘ってきた。1回もあきらめないで、ずっと負けてきたけど、ずっとあきらめないで闘ってきた。だから今日、勝つことができたんだ。ありがとうございました」


【天山の話】
天山「いやあ、ホントに、やっとコジの剛腕が火を噴いて、勝ってくれて……。すごい、あの、ずっと連敗が続いてて。でも、コジの力っていうのはこんなもんじゃないって思ってたし、最後の最後まであきらめないでほしいですね。しっかり、今日なんかも、やっぱり自分もセコンドに付いて、なんとか力になりたいって思って付いてましたけど、最後ガッチリと押さえ込んでね、スリー(カウント)入ったときは最高にうれしかったです。やっと1勝目ですけども、この1勝、大きいですよ。コジにとったら、連敗してるかもしれないですけども、やっと(勝利を)獲れて、それも一番負けたくないSANADAって相手に勝って、しっかり『G1』で生きてるんや、コジは『G1』を闘ってるんやっていうのを実感してると思うし、それをやっぱり全面的にバックアップして、いつでも俺は全力で応援してるし、(リーグ戦は)まだまだあとふたつですかね? あとふたつ、(残りの相手は)一筋縄ではいかないですけど、しっかりとコジのこれまでのキャリア、経験、いろんなもの全部、この2戦にしっかりと相手にぶつけてもらって、最後の最後まで自分もしっかりと、コジを全身全霊込めて応援したいなと思います。ああもう、やっと勝ってくれて、もう、すごく最高ですね。お客さんもコジの連敗が続いてる、その中ですごく期待する感じありましたから。すごくヒシヒシ感じたしね。なんとしても今日は勝ってほしかった。最高の勝利です。まだまだ、まだまだ終わんないから。あとふたつ勝つ。ガッチリ勝ってほしいですね」


――やっと試合後に小島選手の手を挙げられましたね。
天山「そうですね、それがね、もう、試合の最後に“勝どき”をあげて、コジの腕を上げることができて、最高ですよ。連敗はコジにとって、精神的にも結構、落ち込んでるっていうのを、結構、普段の生活であんまり見せないタイプなんですけど、近くにいるとこう、感じる時あったし、なんとしてでも吹っ切ってほしいっていうかね、ひとつでもふたつでも勝ってほしい、勝ってリズムっていうか、勢いをつけていってほしいなって思ってましたから。これで勝って、残り2戦ですけども、しっかりとコジをヘルプしたいなと思います」


【SANADAの話】「小島聡戦に関して言えば、小島聡も、俺も、2人にしかわからない“何か”があったんだと思います。たぶんお互い、この一戦は特別な思い入れがあったんじゃないかな?と。ま、それだけですね…」 


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[3勝4敗敗=6点]○マイケル・エルガン(11分13秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]×鈴木みのる
※エルガンボム


【エルガンの話】「(今回の『G1』で)俺が狙っていたのは3人。オカダ、ケニー・オメガ、そして今夜のスズキ。オメガは倒した。スズキも倒した。オカダには負けたけど、あと少しのところだった。誰も倒せないお前に、あと一歩のところまで肉薄した。もう1度、俺にチャンスをくれ。その時はオカダ、お前が負けるんだ。今、俺はこの会社に問いかけたい。(オカダとの)チャンピオンシップを組んでくれないか?」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝5敗=4点]○ジュース・ロビンソン(15分36秒 エビ固め)[5勝2敗=10点]×ケニー・オメガ 


【ジュースの話】「本当なのか? なあ、さっき起こったことは確かなのか? Holly Shit。天にも上った気持ちだ。『G1』でこんなことが待っているなんて……。4週間って長いよね。ほかに19人の世界最高のレスラーが集まってるなかで、10人ずつに分かれて闘う。誰が誰に勝ってもおかしくない。その日その日で勝負が繰り広げられる。だけど、みんなケニーに視線を集中してたはずだ。オカダが世界最高のレスラーだ。そしてケニーもそれと並ぶだけの世界最高のレスラーだ。どちらが素晴らしいか、甲乙つけがたいほどにね。2人とも、俺なんて相手にしてないだろう。だけど、なにが起こるかわからないな。俺はオカダを追い込んだけど、60分の試合をしたわけじゃない。あの2人はまたリョーゴクで闘う。今度は30分という時間の中でね。2人の世界最高のレスラーの闘いを、みんな楽しみにしているだろ? そんな中で、俺が(ケニーに)勝ったんだ。ラッキーでしかない。ジュース・ロビンソンが勝ったなんて、これ以上ないラッキーだ。ここオーサカで、すべての運が俺に味方した。2度と起こらないほどの、いや1度あるかないかのラッキーだ。これだけのレスラーが集まってるんだから、たまにはチャンピオンが負けることがあっても不思議じゃない。だからって、俺に負けるなんてね……。次はヤノか。ケニー・オメガに勝ったからって、簡単にはいかないよな。でも、ケニーはUS王座を持ってるだろ? オカダには負けたけど、そっちのベルトを狙ってもいいんじゃないかな? ケニーがどうするかはわからない。今はケニーの腰に(USヘビー級)ベルトが巻かれているけど、俺の未来のことなんてお前にはわからない。確かに特別な勝利だ。でも、さらに運が俺を味方するかもしれないし、そうじゃないかもしれないし。次はお前が簡単に勝つかもしれないしね。だけど2人が闘えば、どちらかが勝ち、どちらかが負けるんだ。今、連勝するチャンスは俺にある。ラッキーであろうとなんであろうとね。世界最高のレスラーをやっつけたんだ。これまでお前と直接、話したことはない。世界最高のレスラーがなんて言うかなんてわからない。俺はちょっといいというぐらいのレスラーだ。だけど、素晴らしい夜が与えられた。ケニー、お前は確かに最高のレスラーだ。負けたからって、その評価は変わらないよ。今夜もそれを見せつけてくれたしね。(手を抜かずに闘ってくれたことに対して)サンキュー・ベリーマッチと言うよ。(公式戦の)77%が終わった。いや、77.7%だな。でも、この『G1』、まだ2試合残っている。Aブロックを見ていて、誰が勝ち残るかわからない。そんなことより、とにかく俺はその数字以上の2点を獲得した。このまま負け続けて2点で終わっていたなら恥ずかしい思いをしなくちゃいけなかったけど、これで恥ずかしい思いをしなくていいよ。(『G1』を終えて)シカゴに戻って、父親にどう報告していいか?って思ってたけど、その心配ももういらない。(公式戦)9試合で1勝だけでは終わらなかったからね。9戦全敗かもしれないって思ってスタートしたけど、シングルで2勝した。そのひとつはケニー・オメガから最高の勝利。なんなら、もう1回だ!」


【ケニーの話】「チクショー! あっさり勝つはずだったのに、チクショー! ジーザス! ああ、ジーザス! クソッ! お前は危険だ。危ないヤツだって勧告しておく。誰にも渡すはずのない2点が……。今夜はここまでだ。まあ、気にしないでおく。こんなにハッピーじゃない夜はない。ああ! だけどまだ俺は進んでいく。俺の思った道を進む。オカダ……お前が思わぬヤツに足をすくわれるしかないのか? ああ……。もう、そんなことどうでもいい。ブッ潰す!」


◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○EVIL(22分47秒 片エビ固め)[6勝1敗=12点]×オカダ・カズチカ
※EVIL


(試合後、EVILはオカダを踏みつけて堂々の勝ち名乗りで、場内にアピール。そして、オカダが退場している最中にマイクを握る)。 


EVIL「宣・言どおり、“超人”オカダ・カズチカをたおしてやったぜ!(場内・大歓声)オイ、オカダ! 聞こえるかな? ……ウェルカム・トウ・ザ・ダークネスワールド。俺のほうが、おまえより、強ええんだよ?(場内・大歓声。「EVIL」コール)「G1 CLIMAX」を制し、IWGPおよび新日本を支配していくのは、この、俺だ。よく・覚えとけ!(場内・大歓声)This is EVIL! E~verything is EVIL! すべては……(場内を見回したあとで)EVILだ!」


【EVILの話】「リング上で言ったことが、すべてだ。オカダ、俺の方がお前より、強えんだよ。よく覚えとけ。This is Evil。E~verything is EVIL。すべては……………………EVILだ!」


 大阪大会ではBブロック公式戦が行われたが、今回は自ら会場へ乗り込み観戦となった。12時頃に会場へ到着となったが、既に会場前グッズ売り場には長蛇の列が、目的は飯伏のサイン会で、飯伏のグッズ欲しさに多くの人数が並んでいたのだ。昼食などで一旦会場を離れ、2時に再び会場へ赴くと、まだひっきりなしで並んでおり、他の新日本グッズ売り場はガラガラ、自分は今のうちだと思ってパンフだけを買い、飯伏のサイン会の整理券配布が締め切りとなると、整理券を獲得できなかったファンはやっと他のグッズ売り場へ向かうなど、改めて飯伏の人気の凄さを感じつつも、多くの人数のサインを書かなければいけない飯伏は大変だと思わざる得なかった。


 そして会場外は大阪の気温が35°ということで蒸し風呂状態で汗だくとなるも、開場となると冷房が効いてやっと落ち着いた。試合開始間際になると前売り券の時点で全席完売という言葉に嘘はなく、ぎっしり入って超満員札止め、先週は全日本プロレスの大阪大会を観戦したばかりだったが、新日本の活気力をまざまざと見せつけられてしまった。


 メインは無敗独走のオカダに2敗のEVILが挑んだ。二人はシングル初対決だが、オカダには8月の大阪では勝率が悪いというジンクスがあり、2012年に中邑、2013年に真壁、2014年に裕二郎には勝っているものの、2015年には後藤、2016年には石井と1勝4敗と分が悪く、オカダにとって8月の大阪は鬼門でもあることからEVILにとっても勝つチャンスは充分にあると思っていた。
 序盤から首攻めでオカダが先手を奪ったが、ロープ越しのアトミコ狙いをEVILがラリアットで強襲、場外戦に持ち込み、オカダの首にイスをかざしてEVILホームランを炸裂させ、これで形成を買えたEVILはリングに戻ってからマウントエルボーやサーフボードの体勢からオカダの後頭部めがけて蹴り倒すEVILスタンプ(自分が命名)と攻め込むが、ダブルチョップからのセントーンは自爆となると、オカダは低空のヨーロピアンアッパーカット、串刺しエルボーからのDDTとお馴染みの攻撃ですぐ軌道修正し、EVILがネックブリーカーやサイドバスターで応戦しても、オカダはフラップジャック、リバースネックブリーカーと返し、ダイビングエルボードロップからレインメーカーポーズを取る。しかしEVILはオカダの足を掴んでレフェリーに渡してからトラースキックを浴びせると、コーナーへと昇るが、オカダは下からのドロップキックを発射、場外に転落したEVILを鉄柵外へ蹴りだしたオカダは、鉄柵越えのボディーアタックを狙うと、EVILは府立体育館のイスを投げつけ、オカダの顔面に直撃、更に無数のパイプイスを通路に設置してオカダを連行すると、イス盛りの上でのダークネスフォールズを決め、オカダに大ダメージを与える。
 EVILはリングに戻り、オカダは通路でダウンも、オカダを休ませないためにEVILがリングに連れ戻し、EVILはフィッシャーマンズバスター、ダークネスフィールズと畳みかけ、EVILを狙うが、オカダが阻止するも、EVILはローリングラリアットから雪崩式フィッシャーマンズバスターを狙う。しかしオカダがエルボーで落とすとミサイルキックを発射、ツームストーンパイルドライバーを狙うも、堪えたEVILがハーフネルソンスープレックスで切り返そうとするが堪えられ、ローリングラリアットを狙ったところで、かわしたオカダが背中へのドロップキック、ドロップキックと畳みかける。
 オカダはレインメーカーで勝負に出るが、阻止したEVILが突進するオカダにラリアットを炸裂させ、ハーフネルソンスープレックスから、勝ちあげ式ラリアットと畳みかけ、再度EVILを狙うが、オカダはレインメーカーを炸裂させ、手を離さないオカダは再度レインメーカーを炸裂させる。
 オカダはもう一発レインメーカーを狙うが、両腕でブロックしたEVILが頭突きを浴びせ、再度EVILを狙うと、かわしたオカダがジャーマンからレインメーカーの必勝パターンを狙う、しかしこのチャンスを待っていたEVILが先にEVILを炸裂させて3カウントを奪い、リーグ戦無敗の快進撃を続けてきたオカダが敗れたことで館内は大興奮となった。
 試合後には敗れたオカダにEVILが勝ち誇り、大会を締めくくったが、オカダからの勝利はG1を優勝せずもIWGPヘビー級王座挑戦への切符を手に入れたようなもので、シングルプレーヤーとして更なるステップアップを狙うEVILにしてみれば貴重で大きな勝利だった。
 一方オカダは8月の大阪という鬼門を打ち破れないどころか、鈴木、ケニーを残す状況で手痛い1敗を喫した。


 セミの1敗のケニーvs5敗で既に脱落しているジュースは、ジュースが場外戦で鉄柵めがけてのギロチンホイップや、リングに戻ってからダイビングボディープレスと攻め込むが、ケニーが場外めがけてのブレーンバスターを敢行すると、足から落ちたジュースは痛めている左膝を押さえてうずくまり、これを逃さなかったケニーが鉄柱を使っての足四の字や、テーブル貫通ニークラッシャーと徹底した足攻めで試合の主導権を握る。
 劣勢のジュースはリバースDDTからジャブと逆水平のコンポ攻撃で反撃し、フルネルソンバスターを決めるが、ケニーはジュースの足に低空ドロップキックを放つと、カミカゼからのムーンサルトプレスを投下するが、ジュースは剣山で迎撃する。
 ジュースはキャノンボール、ラリアット、パワーボムで反撃すると、パルプフリクションで勝負を狙うが、ケニーは蒼い衝動式牛殺しで返すと、再度パルプフリクション狙いも阻止したケニーがVトリガーを浴びせ、再度のVトリガーはジュースがかわしてジャーマンで投げ、ケニーが着地するも、ジュースはナックルを浴びせてから、再度パルプフリクションを狙う。
 しかし切り抜けたケニーは片翼の天使を狙うが、また切り抜けたジュースはパルプフリクションを狙うと、ケニーはリバースフランケンシュタイナーからVトリガーを浴びせ、再度片翼の天使を狙うと、ジュースがエビ固めで丸め込んで3カウントとなり大逆転勝利となり、ジュースはヤングライオンらから祝福を受けるも、ケニーはレフェリーに抗議したがまさかの敗戦に呆然となった。試合内容からしてみてもケニーがリードし、ジュースが食い下がっていったが、勝てる内容とは思えなかった。ケニーのまさかの敗戦は余裕を持ちすぎたことで墓穴を掘る結果となったのか…


 2敗の鈴木vs4敗のエルガンは、場外戦でタイチ、デスペラードに気を取られたエルガンに鈴木がロープ越しの腕十字を決め、更にイスでエルガンの腕を殴打し絡めてから腕を締め付けるなどして徹底した右腕攻めを展開する
 劣勢のエルガンはパワースラムで反撃すると、ロープ越しのボディープレスから串刺しラリアット、担いだところで鈴木がスリーパーで捕獲も、逃れたエルガンはローリングエルボーを炸裂させる。
 エルガンはラリアットを狙うが、鈴木は脇固めで捕獲して腕十字へと移行、場外へ逃れてもタイチ、デスペラードの攻撃を受け、リングに戻っても鈴木が腕十字から三角絞めで捕らえるなどして追い詰めにかかるが、強引に持ち上げたエルガンはパワーボムで投げ捨てる。
 鈴木はフロントスリーパーで捕らえるが、エルガンはファルコンアローを決めると、エルガンボムを狙いにコーナーへ叩きつけると、鈴木がレフェリーと交錯し、この隙にタイチ、デスペラードが再び介入も、エルガンは二人まとめてバックフリップで排除、だが鈴木はスリーパーで捕らえる。しかしエルガンはバックブローで逃れるとエルガンボムを決め3カウントとなり、鈴木もリードを奪っていたはずが、エルガンのパワーを封じ込めるまでには至らず、策に溺れて敗戦となる。


 2敗のSANADAvs6戦全敗の小島は、SANADAがドラゴンスクリューを決めれば、小島も同じ技で返してからシャイニングウィザードを狙うなど、まるで武藤敬司体勢の全日本プロレスを彷彿させるような攻防を展開。しかしSANADAはその思いを打つ破るかのようにパラダイスロックから低空ドロップキックを決め、掟破りのマシンガンチョップを放てば、小島もマシンガンチョップで応戦、だがいっちゃうぞエルボー狙いは、小島がロープに跨いだところでSANADAがロープを蹴り上げて阻止し、小島もマンハッタンドロップで返して互いに股間を押さえてうずくまる。
 小島のコジコジカッターを切り返したSANADAはスワンダイブ式ミサイルキックを発射し、ソバットからのラリアット狙いは小島がカマイタチで迎撃、コジコジカッターから垂直落下式ブレーンバスターを狙うと、ラリアットで勝負に出るが、かわしたSANADAはSkull Endで捕獲する。
 SANADAはRKOから再度Skull Endで絞めあげて、ラウディングボディープレスを投下も、小島がかわして再度ラリアットを狙うが、SANADAはフランケンシュタイナーで切り返し、ラウディングボディープレスも、また小島がかわすと、着地したSANADAにラリアットは、SANADAがかわしたところで、小島が後頭部めがけて左のラリアットを炸裂させる。
 小島は再度ラリアットを狙うが、SANADAはドロップキックで迎撃し、再度のラリアット狙いも、SANADAがSkull Endで捕獲、だが小島はオカダ戦では未遂に終わったCCDを解禁して炸裂させ、左のラリアットからラリアットで3カウントを奪い公式戦初勝利を収めた。
 二人は元々T28と名乗っていたBUSHIと共にAJF(オールジャパン・フューチャー)というユニットを結成する予定だったが、小島がブードゥー・マーダーズに走ったことでSANADAを裏切っていた。SANADAの言う「2人にしかわからない“何か”」はこのことだったのだろうか…しかし二人の共通点は武藤全日本、そのことはしっかりぶつけ合ったと思う。


 共に脱落が決定している矢野vsトンガは、トンガは入場するなり、素早く通路へ走り、後入場の矢野に背後から忍び寄ろうとしたが、気づいた矢野は逃げ、トンガが追い掛け回し、リング下に潜って追いついたトンガはテーピングを奪って矢野を鉄柵に拘束、そのままリングアウト勝ちを狙うも、ハサミを手に入れた矢野は脱出してリングに戻る。
 矢野はロープにしがみついてブレイクを連呼すれば、トンガもマネしてブレイクを連呼、崇コーナー外しもマネしようとしたが、トンガは外すことが出来ず、諦めると矢野がコーナーポストでフルスイングする。
 場外戦で矢野が木槌を持ち出すと、トンガと奪い合いになり、矢野が制してレフェリーからチェックを受けると、レフェリーが背を向けると、突進するトンガに急所打ちを浴びせてから3カウントを奪い勝利となった。


 これでBブロックはオカダが初黒星、ケニーとEVILが2敗、鈴木とSANADAが3敗で追いかける展開となった。

棚橋が苦楽を共にした真壁、内藤が難敵ザックを降しAブロックトップを並走!

8月4日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」愛媛・アイテムえひめ 2130人 満員


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
タマ・トンガ ○高橋裕二郎(6分23秒 体固め)岡倫之 ×北村克哉
※ピンプジュース


◇第2試合◇
▼20分1本
鈴木みのる タイチ ○エル・デスペラード(5分52秒 体固め)マイケル・エルガン タイガーマスク ×川人拓来 


◇第3試合◇
▼20分1本
天山広吉 ○小島聡(7分15秒 体固め)SANADA ×BUSHI
※ラリアット


◇第4試合◇
▼20分1本
○ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー(6分19秒 片エビ固め)ケニー・オメガ ×チェーズ・オーエンズ
※パルプフリクション


◇第5試合◇
▼20分1本
オカダ・カズチカ ○矢野通(5分21秒 エビ固め)EVIL ×高橋ヒロム


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○飯伏幸太(15分54秒 片エビ固め)[7敗=0点]×永田裕志
※カミゴエ


【飯伏の話】
飯伏「(※少しフラついた足取りで、インタビュースぺースにたどり着くなり座り込む)公式戦、4勝ですか? 4勝…いま、トップは?」


――2敗ですね。
飯伏「5勝2敗?」


――(2敗の選手が)今日勝てば、そうなります。
飯伏「結構ちょっと、(優勝が)見えてきたんじゃないかなという気がします。ただ、永田さんの体力とか打たれ強さ……たぶん打たれ強さとかじゃなくて、プロレスのやり方というか、素晴らしかったですね。今年だけって言うんじゃなく、来年も(『G1』に)出て、来年の『G1』でも闘いたいですね。何回でもやりたいです。ただ、だからこそですね、蹴りを使う選手はいたけど、永田さんにまだまだ教えてもらうことが(あります)。ほんとに今日、楽しかったですね。蹴り合いができて、殴り合いができて……。ダメージがちょっとたまってきたんで。ここからじゃないですか。ここから気が抜けないなと思います。確実に勝っていかないと。ほんとに一つひとつ、大事に、大切に」


――これで『G1』も3分の2を終えた形ですけど、以前出場した『G1』と今年の『G1』で、違いを感じてる部分はありますか?
飯伏「今年が多分、一番キツいんですけど、一番キツいんですけど、一番楽しいですね。それはもう、キャリア13年ですけど、その中でも、一番楽しい、充実したプロレス生活を送ってます。最高です。このまま落とさずにいきます、気持ちをね……」


 
【永田の話】「はあ、チキショー。飯伏は、予想がつかないね。すっげえ試合がのって、かみ合って、ノリにのってる時に、あんなことするとは……。負けたのはすっげえ悔しいけど、なんか15(歳)若返った気分だよ。まだ『G1』は終わってない。以上」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○バットラック・ファレ(11分58秒 体固め)[4勝3敗=8点]×石井智宏
※バットラックフォール


【ファレの話】「Hell、Yeah! Waoh Waoh Waoh、Relax。俺は今、パイクウェーを走っている。『G1』決勝に向かうパイクウェーをな。ほかの誰も決勝には行かせない。ほかの誰もな。(Bブロックから)誰が上がって来ようと関係ない」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[4勝3敗=8点]○後藤洋央紀(11分26秒 片エビ固め)[2勝5敗敗=4点]×YOSHI-HASHI
※GTR


【後藤の話】「ま、今日は、最大のポイントになるかなと思ったんですけど、前々から。しっかり勝ててよかったです。YOSHI-HASHI、本当に強くなった。でもね、ここで負けるわけにはいかない。この『G1』、いろんな思いがあるんで……」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○内藤哲也(14分20秒 エビ固め)[4勝3敗=8点]×ザック・セイバーJr.
※デスティーノ


【内藤の話】「(※右からを押さえながら)ま、戦前から、ザック・セイバーJr.と対戦するの楽しみしてたから。もしかしたら、Aブロックの中で、一番俺を焦らせることができる相手がザック・セイバーJr.なのかなと思ってました。ま、焦りました。俺の想像以上には焦らなかったけど、でも、間違いなくほんの少しは焦ったね。ザック・セイバーJr.、楽しかったよ。ま、たださ、俺の中でAブロックでの一番のヤマ場、今日のザック・セイバーJr.、乗り越えてしまったからね。もう、誰も俺を止められる可能性のある選手、いないでしょ? あとは真壁、棚橋……いつの時代の人間ですか? いつの時代、活躍してた方々ですか? もう、あなた方は必要ないんだよ。あなた方の活躍を望んでるお客様なんか、もういないんだよ。ま、俺はもう、あとは8月13日の両国に照準を合わせるのみかな。Bブロックから、いったい誰が、俺の目の前に現れるのか、俺は楽しみに13日、両国大会、待ちますよ。では、皆様また明日、大阪でお会いしましょう。アスタ・マニャーナ、アディオス」


【ザックの話】「(※コメントスペースにたどり着くなり座り込み、フロアを何回も叩いてからコメントする)ああっ!(※首の後ろを押さえながら)、負けてしまった。残念だけど……。これでもうダメなのか? この『G1』の中でベストを出した試合だった。タナハシとの試合もそうだった。あの時は勝てたんだけど、同じようにはいかなかったな……。でも、ここで止まってるわけにはいかない。(内藤は)天才レスラーって言われていい気になってるかと思ってたけど、そうじゃなかったね。とにかく残念。だけどボクは、勝つためにベストを出して闘うよ。どんな試合でもね。すべての試合で、最高のプロレスをお見せする。それまで見たことなほど素晴らしい試合をね。今日は向こうがラッキーだった。次はあのレジェンドレスラー(永田裕志)が相手か……。腕を折るつもりでいかないとダメだな。その次はイシイか。とにかく2人ともやっつけるまでだ……」


◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Aブロック公式戦/30分1本
[5勝2敗=10点]○棚橋弘至(13分34秒 片エビ固め)[3勝4敗=6点]×真壁刀義
※ハイフライフロー


(試合終了後)
棚橋「新日本プロレスが! 愛媛に! 帰ってきたぞ~~!(場内「棚橋」コール)。最後までご観戦、本当にありがとうございました。 「G1 CLIMAX」はまだまだ続きます。みなさん、注目して見ていてください。今日はありがとうございました!(ここで、帰ろうとする棚橋に場内は「ギター」コール。セコンドの成田がリング下で発見。ギターをエプロンに上がって逸材にパスする)。


えひめ~! えひめ~! えひめ~! えひめ~!(と四方向にさけびつつ、エアギターを披露した棚橋は、終わった後に大の字ダウン。しかし、場内は「アンコール」コール発生。これに応えた棚橋は、コーナーに駆け上がって再度のエアギター。最後はクラッシュしてしまったが、場内から「もう一回!」コール発生。ここで、今度はお客さんからエアギターをパス)。……ラスト、新曲いきます!(最後も縦横無尽に暴れまわって背面からギターを投げ捨てた逸材。場内は「GO ACE!」コール発生)。


……ナイス、『GO ACE!』。ということで、これだけは言っておきます……(場内に)シ~……。ちょっくら、優勝してきます!(場内・大歓声)。じゃあ、最後に、愛媛のみなさ~ん! 愛してま~す!(場内・「棚橋」コール)」


【真壁の話】「(※川人の肩を借りてインタビュースペースに入ると、脇腹を押さえて『クソッ』と漏らし、ガクッと両ヒザを着いて、何度も小さく首を横に振る)ああ、痛え……。クソッ、またまただな、チキショー。ああ、アノヤローにまた持っていかれたな。クソッ。(これで)4敗か? だがな、これだけは言っといてやるよ。あきらめるかっていうんだ、コノヤロー。だからこそ面白いだろ。やってやるよ、コノヤロー。なにが起きるかわかんねえ。だから『G1 CLIMAX』は面白いんだって。それだけ。クソッ、しかし今日は悔しいな……」


 愛媛大会はAブロック公式戦が行われ、メインは2敗の棚橋と3敗の真壁が対戦、序盤は棚橋がヘッドロックで先手を奪い、場外の真壁にプランチャを浴びせるも、真壁は場外戦で流れを変え、突進する棚橋にラリアットを浴びせる。
 リングに戻ると真壁がエルボー、パワースラム、フェースロック、ボディースラム、棚橋の太陽ブローも真壁がナックル返すなど攻め込むが、棚橋はドラゴンスクリューで反撃すると、棚橋はフォアアーム、セカンドロープからのローリングセントーン、串刺しクロスボディーと畳みかけるが、掟破りのコーナーナックルを放つと、体を入れ替えた真壁が串刺しラリアットからコーナーナックルで返し、ノーザンライトスープレックスで投げ、中指を立てて挑発する棚橋に真壁がナックルからショートレンジラリアットを炸裂させる。
 棚橋は左膝への関節蹴りで真壁の動きを止めにかかるが、突進を真壁がラリアットで迎撃し、読み合いから左のラリアット、キングコングパワーボムを決めると、、キングコングニーを投下するが自爆、だが真壁が棚橋より先に起き上がり、デスバレーボム狙いを狙うが、棚橋はツイストアンドシャウトで切り返す。
 棚橋は一気に勝負に出てスリングブレイドからハイフライフローを投下するが、真壁がかわして自爆させると、突進する棚橋にラリアットを炸裂させ、ドラゴンスクリュー狙いも袈裟斬りで阻止し、棚橋がジャーマンを決めれば、真壁もジャーマンで応戦する。
 真壁は必勝パターンであるスパイダージャーマンを狙うが、逃れた棚橋がエプロンに逃れて逆上がりで戻ると背後から雪崩式ジャーマンを決め、ここで勝負と見てスリングブレイドからハイフライアタック、ハイフライフローで3カウントを奪い2敗を堅守、真壁は4敗目となった。
 仙台大会で棚橋に敗れた後藤も同様、真壁も先輩でありながらも先を越された棚橋の背中を見てきた一人であり、棚橋と共に暗黒時代からユークス期~そしてブシロード体制と苦楽を共にしてきた一人でもある。真壁にしてもG1抜きにして棚橋にはどうしても勝ちたいという気持ちが試合に出ていたが、勝てなかった。
 現在の新日本は暗黒時代からユークス期を支えてきた棚橋、真壁、後藤、そしてWWEへ行った中邑真輔の時代は過ぎ去ろうとしているが、彼らの試合は決して今でも色褪せるものではない。今回の棚橋vs真壁戦でしっかり示すことが出来たのではないだろうか・・・


 セミの2敗同士の内藤vsザックは内藤がザックのスタイルに付き合わないど、ザックをイラつかせにかかるが、コーナーミサイル狙いをセコンドのデスペラードに気を取られたのかキャッチされると、ザックがネックツイストから複合関節技で内藤の首攻めを展開、内藤もサイドからのスライディングキック、コーナーミサイルと速攻技でやっと流れを変えたに見えたが、しかしジャーマン狙いはザックがフロントネックロックで切り返し、足を掴んで倒してからランニングローキックとすぐザックの世界に引きずり込む。
 内藤は雪崩式フランケンシュタイナー狙いも、ザックにコーナー上でアームロックで捕獲され、トルネードDDTもドラゴンスープレックスで切り返してから変型三角絞めで捕獲するなど、内藤の世界を封印しながら追い詰めにかかる。
 内藤の延髄斬りをかわしたザックがジャパニーズレッグロールクラッチ、デスティーノも卍固めで切り返して十字架固めで丸め込み、内藤のジャックナイフ式エビ固めも逆に丸め込まれるが、ザックのPKをかわした内藤が延髄斬りからジャンピングエルボーアタックで活路を見出すと、最後はデスティーノで3カウントを奪い逆転勝利、内藤は攻め込まれながらも冷静さを崩さず、ワンチャンスをしっかり待っての勝利だった。


 3敗の後藤vs4敗のYOSHI-HASHIは、後藤がサッカーボールキック、ストンピング、ブレーンバスター、フェースロックと後輩のYOSHI-HASHIをかわいがりにかかるが、逆水平で活路を見出した羽YOSHI-HASHIはヘッドハンターで流れを変え、トップロープに後藤を固定して背中にドロップキック、ダイビングヘッドハンターを決めるが、パワージャック狙いは後藤がリバースして迎撃を狙うYOSHI-HASHIに強引に村正を浴びせてからバックドロップを決めると、後藤のローリングラリアットとしゃちほこラリアットが相打ちとなって後藤が競り勝ったが、ロープワークからYOSHI-HASHIがしゃちほこラリアットからを炸裂させれるとパワージャックを決める。
 YOSHI-HASHIはバタフライロックで捕獲、強引の立ち上がる後藤にYOSHI-HASHIがフロントネックロックから回転してバタフライロックで再度捕獲するが、後藤は強引に起き上がると、ラリアットを狙うYOSHI-HASHIの髪を掴んで変型牛殺し、後藤はスリーパーで捕獲し絞めあげてからPK、牛殺しからGTR狙いはYOSHI-HASHIがサムソンクラッチで切り返し、後藤はYOSHI-HASHIのラリアットをキャッチしてGTR狙いはYOSHI-HASHIが首固めで切り返す。
 YOSHI-HASHIはしゃちほこラリアットを炸裂させ、トラースキックからカルマ狙いは逃れた後藤がノーガード頭突き、裏GTR、GTRで3カウントとなり、後藤は3敗を堅守、YOSHI-HASHIは5敗目で脱落となる。


 2敗の石井vs3敗のファレは、ファレのパワーに石井が苦しむも、石井は突進してジャンピングDDTで突き刺すと天龍コンポで反撃、串刺しラリアットからラリアットの連打も、もう一発はファレが担いでバックフリップで叩きつけ、ファレはボディースプラッシュからボディープレス、リバーススプラッシュは石井が両足を立てて迎撃する。
 ファレはベアハックで捕らえるが、頭突きで逃れた石井はブレーンバスターで投げきり、何度もロープの反動を利用してのラリアットを炸裂させるが、スライディングラリアットはキャッチされ、ファレがグラネードを狙うと、石井が下からの腕十字で捕獲、しかしファレは持ち上げてランセルセで潰しリバーススプラッシュ、グラネードからバットラックフォールを狙う。
 石井は着地してジャンピングハイキックの連打からシャイニングケンカキックを浴びせると、スライディングラリアットから腕十字で捕獲し、下からの三角絞めへ移行するが、持ち上げたファレがパワーボムで叩きつける。
 石井の左右エルボーに対し、ファレはファレハンマーで応戦し、石井の突進をスピアーで迎撃したファレはバットラックフォールで3カウント、垂直落下式ブレーンバスターで決めるのは難しいと考えて、石井も更なる引き出しを見せるも、ファレのパワーの前に押し切られてしまった。


 3敗の飯伏vs6戦全敗の永田は、永田が徹底した腕攻めで主導権を奪い、永田の張り手をかわした飯伏は掌打の連打、キック、その場飛びムーンサルトと反撃し、永田は串刺しビックブーツから突進も、飯伏はフランケンシュタイナーで永田を場外に追いやり、バミューダトライアングルを命中させる。
 これで飯伏の流れに変わったかに見えたが、リングに戻ると永田がエクスプロイダーで反撃し、
ミドルキックからサッカーボールキックの連打、ストンピングの乱打、上からの張り手と攻め込むと、飯伏は掌打の連打で応戦し顔面キックの連打、永田の顔面を足蹴、サッカーボールキックをキャッチした永田はローキックを放てば、飯伏も打ち返す。
 打撃戦も互いに譲らず、永田がキチンシンクから張り手を放つが、飯伏がオーバーヘッドキックからジャーマンを決めると、カミゴエ狙いは永田が白目式腕固めで切り返し、チンシンク、マウントエルボーの連打、サンダーデスドライバーで突き刺してから、スティーブ・ウイリアムスを彷彿させるような殺人バックドロップを決める。
 永田はバックドロップホールドを狙うが、飯伏が堪え、大中西ジャーマンを着地した飯伏がハイキックからシットダウン式ラストライド、カミゴエで3カウントを奪い逆転勝利となったが、飯伏の狂気は垣間見えるも、永田の狂気性の方が上回っていた。


Aブロック
 Aブロックは2敗で棚橋、内藤の2強がトップ。3敗で石井、後藤、ザック、ファレ、飯伏が追いかけ蹴る展開となった。棚橋と内藤は11日の両国で直接対決となるが、この2強のままで両国を迎えるのか…?

揺れるEvolution…光留が諏訪魔に決別のハイキックでジョーに続き離脱!

8月3日 全日本プロレス「BS11 presents 全日本プロレス 新木場大会〜GROWIN' UP vol.5〜」新木場1stRING 362人 超満員札止め


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○マッシモ ダニー・ジョーンズ(10分37秒 エビ固め)X中島洋平 滝澤大志
※シットダウン式チョークスラム


◇第2試合◇
▼女子プロレス/20分1本
○安納サオリ 夏すみれ(9分18秒 フィッシャーマンスープレックスホールド)沙紀 X高瀬みゆき


◇第3試合◇
▼30分1本
○TAJIRI(8分17秒 エビ固め)×丸山敦
※バスソーキック 


◇休憩前◇
(全日本に怪文書を送りつけてきたブラックタイガーVIIが"親友"奥田リングアナからの呼びかけで登場)
ブラックⅦ「陰謀に渦巻く全日本プロレスを救うため、そして何より僕の大親友・奥田リングアナを大森取締役の派輪原から守るため、私、ブラックVIIが8月27日、両国国技館で佐藤&青木が持つアジアタッグに挑戦するってことで今日やってまいりました」


(TAKAみちのく登場)
TAKA「私の親友、NOSAWA…ブラック・タイガーマスクVIIに声をかけてもらって、久しぶりにこの全日本マットに上がってみたいなと思いました。昔、全日本プロレスには結構お世話になって、聞くところによると今年45周年を迎えるということで、おめでとうございます。そして私事ながら、この秋にプロレスラーとなって25周年を迎えることになりました。25周年の証に何か勲章がほしいなと思っていたところ、ブラック・タイガーVIIに声をかけてもらって、8月27日、両国大会、TAKAみちのく&ブラック・タイガーVIIで挑戦したいと思います。やるからには一発で獲って、一回きりで終わらず。今日久しぶりに全日本プロレスの試合、雰囲気見せてもらいましたけど、お客さんいっぱい入ってるし、ノリもいいですけど、何か明るい部分、楽しい部分、ぶっ飛んだ部分が足りないんじゃないかなと」と続ける


ブラックVII「だったら昔、よく全日本プロレスのオープニングでやってたあの掛け声やってよ」


TAKA「ウィ・アー・ゼン・ニッ・ポン! マザァー!」


◇第4試合◇
▼30分1本
○青木篤志 岡田佑介(12分7秒 逆エビ固め)鈴木鼓太郎 ×佐藤恵一


(試合終了後も岡田が鼓太郎に立ち向かったが、鼓太郎はエルボーで返り討ちに)
青木何しにきた? 散々ここが嫌でいなくなったんだろ? なんできた? 何か言いたいことがあるなら言ってくれ」


鼓太郎「1年8ヶ月フリーになって、なぜここに戻ってきたか? 答えは一つ。お前とやるためだよ」


青木「俺とやるため? ずいぶん長かったな。まぁ、いいよ。せっかくそれで俺とやりたいんだろ? 俺、王道トーナメント1回戦、空いちゃったんだよ。シングルでせっかくやるなら意味のある試合やろうよ。その代わり俺が勝ったらよ、しっかり反省して、二度と全日本に上がらないでくれ(青木&岡田退場)


鼓太郎「負けるつもりなんてこれっぽっちも考えてねぇよ」


【青木の話】「(鼓太郎が『お前とやるためにきた』と言っていたが?)いいんじゃない別に。じゃあ何でやめたのって話。やめて物足りなくなったのかな。そこだけでしょ。いいよ、やりたいんだったらやりたいでさ。受けて立つよ。嫌いだけど。(鼓太郎に対していろんな感情があると思うが?)あるね。ただでさえ、あいつのこと嫌いだから。これはたぶん普通に試合見てる人はわからない。個人的な問題。もう深くは言わない。(王道トーナメントを指定していたが?)だってさ、対戦相手欠場でしょ? しょうがねぇじゃん。誰やるの? 勝手に会社が決めるの? 決めてもいいよ。でも、せっかくやりたいんだったらやってあげるよ。その方が面白いでしょ。あいつも負けると思ってない? 当たり前だと思うよ。負けること考える人いないんだからさ。その代わり、じゃあ本当に負けたら二度と上がらないでくれよって。俺らはさ、あの人とかあの時にやめていって、本当にどうなるんだろうって中で踏ん張ってきたんだよ。俺はその気持ちがあるし、選手だけじゃなくてスタッフも含めて、みんなで何とか盛り返そう、やってやろうって。何だったらやめてっちゃった人を見返してやろうって気持ちでやってきたつもりだから。誰か一人が頑張ったわけじゃないと思ってるし、ここに残った人みんながやってきて今の結果だと思ってるから。俺はそれを否定させないし、その気持ちも背負ってるつもりだから。辞めるのもいろいろ理由があるから否定はしないよ。だけどやめた人間がまたここに上がってきて、俺には俺の考えがある、向こうには向こうの考えがある。試合をしてどっちが勝ったから答えが正しいとも思わない。だけど本当に俺はこの全日本プロレスを守ろうとあの時、本気で思ったから。その気持ちだけは彼にぶつけますよ、しっかり。今日は別に感情も何も出なかったね。よくも悪くも普通だよ、あれ。何も変わってねぇよ。あんな変わってねぇ奴に負けるわけねぇだろ。悪いけど。自分で言った以上しっかり責任は取るんで、必ず勝って終わらせます」


◇第5試合◇
▼グラップリングルール/15分1本
○諏訪魔(7分53秒 万力肩固め)×佐藤光留


(試合終了後、諏訪魔がへたり込んだままの佐藤に歩み寄る)
諏訪魔「佐藤、Evolutionやり直そう。もう一回やろうよ(と右手を差し出した。立ち上がった佐藤も握手に応じ、深々と頭を下げた。諏訪魔が佐藤の手を挙げて鼓舞したが、次の瞬間、佐藤はローリングソバットを諏訪魔にお見舞い。ジャンピングハイキックをぶち込んだ。)


 
光留「諏訪魔さん、諏訪魔さんと佐藤光留のEvolutionイズ・フィニッシュ、あんたも俺も一人のプロレスラーだよ。もう長らくあなたの横以外の全日本プロレスみてませんが、これからは正面で全日本プロレスをみにいきます。今までのお礼も込めてこのの言葉を送ります。諏訪魔さん、一生バイバイ」


【光留の話】「(これが諏訪魔とレスリングで語り合って出た答え?)全部現実だよ。何か盛り上がるマイクしなきゃいけないの? 全部、リング上で今この瞬間、終わりが見えて次が見えなきゃいけないの? いつから諏訪魔全日本、そんなにゆっくり楽しんで見れるようになったんだよ? 俺たち混乱の中で立ち上がってきたんじゃないのかよ。それをあんたが一番知ってるだろ、諏訪魔さんよ? あんたに余裕があるうちは二度とこねぇんだよ、諏訪魔全日本なんか。こさせてたまるか、諏訪魔全日本なんか。これからどういう全日本プロレスになるかなんか、誰にもわかんねぇんだ。意味がわからない? 当たり前だよ。俺だって知らねぇよ。おめぇに次々教えなきゃいけないのかプロレスって? ねぇ? 次、あんたにこうなるよって予感させなきゃいけないのかプロレスって? その予感の上を俺たちは戦ってきたんだ。それが諏訪魔全日本だったはずだろ? クソ、気に入らねぇな」


◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
石川修司 秋山準 大森隆男 ○KAI(21分39秒 エビ固め)宮原健斗 野村直矢 青柳優馬 ×岩本煌史
※メテオインパクト


(試合終了後、場外で石川と宮原が激しい乱闘を展開するなか、KAIがマイクを持ち、秋山と大森を押しのける)
KAI「野村選手! これで文句ないでしょう? 大森さんじゃなくて、秋山さんじゃなくて、俺と両国、世界タッグ挑戦しようじゃないですか?どうなんですか? 答えてください」


野村「KAIさん、今日戦ってみて俺以上にKAIさんが世界タッグのベルトがほしいことがわかりました。いや、俺と同じぐらいです。俺はKAIさんと一緒に世界タッグ挑戦します。KAIさん、両国で俺と一緒に世界タッグ獲りにいきましょう!(KAIと握手)両国で必ず獲るんで、皆さん応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」 


【試合後の野村、KAI】
KAI「よっしゃ。これでもう正式に…いや正式じゃないか、まだ。あとはPWFの決定を待つしかないですね。会った時から何か初めてじゃない気がする、ナチュラルな大物感、懐かしい感じが凄くしてます。野村選手だったら俺、また世界タッグに返り咲くっていう自信があるから。だからぜひやりたいと思ったし」


野村「今日、秋山さん、大森さん、KAIさんと戦ってみて、KAIさんが一番、獲りにいきたいって気持ちが僕の中で伝わってきたんで、僕はKAIさんと組んで世界タッグのベルト、また獲りにいきたいですね」


KAI「失ってるもんね、世界タッグ」


野村「お互いパートナーが…」


――だからこそお互い感じるものがある


野村「そうですね」


――相手の関本&岡林は強敵で、急造チームでは苦戦が予想されるが?


KAI「だからこそ、向こうはわからないんじゃないかな。何をしてくるのか、どういうタッグチームなのか。まだ組んだことないからね」


――関本&岡林を倒す可能性はあると?


KAI「もちろん勝つ気でいますから。ねぇ?」


野村「もちろんです。僕らが勝つ」


KAI「大きくなったね。身長も伸びた?」


野村「身長は変わらないです」


 両国大会まであと1ヶ月を切ったが、世界タッグ王者のジェイク・リーが「左膝前十字靭帯断裂、内側靭帯損傷、骨挫傷」を負い両国大会は欠場、野村と保持していた世界タッグ王座は返上を余儀なくされてしまった。よって王座は前王者組が次期挑戦者に指名していた大日本プロレスの関本大介&岡林裕二組と野村直矢&Xとの間で王座決定戦が両国大会で行われることになったが、ようやくビッグタイトルを取ってようやく成長を遂げたところでのジェイクの長期欠場は、欠場となったジェイクだけでなく野村にとっても手痛い。野村は新パートナーと共に王座決定戦に挑むことになるが、関本&岡林に対抗できるパートナーが見つかることが出来るか?


 その野村はメインで宮原、青柳、岩本と組み石川、秋山、大森、KAI組と対戦。序盤は石川組が青柳を捕らえて、後半でも野村を捕らえて、試合全体を支配。それでも宮原組はKAIを捕らえてトレイン攻撃から野村がKAIにフロッグスプラッシュを投下するが、KAIは剣山で迎撃、交代を受けた岩本にもトラースキックを浴びせると、延髄斬りからジャーマンと畳みかけた後で、トラースキックからメテオインパクトで3カウントを奪い勝利。試合後にはKAIが野村に世界タッグ王座獲りへのパートナーに名乗りを挙げると、野村も快諾して決定となった。KAIも本来のパートナーであるK-DOJOの真霜拳號が長期欠場、互いにパートナー不在同士が組んで王座決定戦に臨むようだ。


 セミではジョー・ドーリングの離脱、光留の世界ジュニア王座転落で揺れるEvolutionはセミで諏訪魔が光留とグラップリングルールで対戦、序盤は体格のある諏訪魔が上に乗ってリードを奪い、肩固めで捕らえ、ロープに逃れられても諏訪魔がテイクダウンを奪い、スリーパーで捕らえるが、光留もアキレス腱固めで捕らえて反撃、しかし諏訪魔はボディーシザースで捕らえるとラストライドの構えから腹固めで捕獲、最後はスリーパーから肩固めで光留がタップとなり、諏訪魔が勝利となった。
 試合終了後に諏訪魔が光留との絆を確かめ合った上で握手をかわしたが、光留はソバットからハイキックを諏訪魔に浴びせ、Evolutionから離脱、諏訪魔と決別を宣言して去っていく。バックステージでも光留は方向性を見失った諏訪魔を批判したが、諏訪魔は全日本の中心を宮原、フリーの石川に明け渡してからは一歩引いてしまったような感じがしてならない。そういう諏訪魔の覇気のなさを見てジョーや光留は決別を決意してしまったのか、しかし諏訪魔にしてみればジョーに続いて光留の離脱は大ショック、両国での小島聡戦で影響が出なければいいのだが・・・
 
 第4試合では青木&岡田が2015年に全日本を退団しフリーとなっていた鼓太郎&佐藤と対戦。先発を買って出た岡田が佐藤をロープに押し込んだ際に、控えの鼓太郎を強襲、佐藤とエルボー合戦となるが、隙あれば鼓太郎を襲撃、鼓太郎が登場して青木を呼び込み、青木が岡田に交代を促すも、拒否した岡田が鼓太郎に突進するが、鼓太郎のエルボーに返り討ちとなってしまう。
 やっと青木が登場し、鼓太郎の出方を伺うも、鼓太郎のピットから一進一退となるも、青木のバックドロップを着地した鼓太郎がファンネルを浴びせ、青木の腕十字も鼓太郎がエンドレスワルツで丸め込むとワンツーエルボー、アッパー掌底と浴びせるが、青木はラリアットで応戦する。
 交代を受けた岡田は佐藤にスピアーを浴びせると、互いにマウントを奪ってエルボーを打ち合う。そしてブレーンバスター合戦を制した岡田は青木に交代、青木がドロップキックからバックドロップ、逆エビ固めで捕獲して佐藤がギブアップ、青木組が残留組の意地を見せつけて勝利となった。
 だが試合後に青木が鼓太郎を挑発すると、鼓太郎は青木に対して王道トーナメントで迎撃を宣言、ファンは鼓太郎にブーイングを浴びせるも、青木は受諾した。
 鼓太郎が退団する際に真っ先に不快感を示していたのは、共にNOAHから移籍しアジアタッグ王座を保持していた青木だった。秋山率いるバーニングがNOAHから全日本に参戦したが、全日本が危機的状況になると、バーニングは残留、離脱の二つに分かれ、青木は秋山に追随する形で全日本に留まり、全日本を見限った鼓太郎フリーとしてZERO1やWRESTE-1を始め各団体に参戦し、潮﨑豪はNOAHに復帰、金丸義信はNOAHを経てフリーとして新日本へ参戦するなど、それぞれの道に分かれた。その全日本を見捨てたはずの鼓太郎の参戦は、全日本を守り抜いてきた青木にとっては当然面白くない。王道トーナメントには青木は1回戦でジェイクと対戦することになっていたが、ジェイクの欠場で枠が空き、その枠に鼓太郎が参戦するのは確実と見ていいだろう。果たしてこの二人が対決して何が起きるのか?


 休憩前にはアジアタッグ挑戦の怪文書を送りつけてきたブラックⅦが登場すると、ブラックⅦの呼びかけでK-DOJOの総帥であり鈴木軍の一員であるTAKAが登場、青木&光留の保持するアジアタッグ王座へ挑戦を表明した。
 TAKAは武藤全日本時代にRO&Dの一員としても活躍し、世界ジュニア王座も長期にわたって保持してきた。そういった意味ではRO&DやTAKAの存在も全日本の歴史の一部であるだけに参戦には文句はないところ、鈴木軍との関連性はブラックⅦの正体であるN・Rも鈴木とのつながりがあるだけに否定は出来ないが、TAKAはあくまでかつて全日本に参戦した一人と言うことを強調していることから関連は薄そうだ。
 しかし光留がEvolutionを離脱を表明したことで青木とのタッグにも影響を及ぼすことは必至、諏訪魔と青木の二人だけとなったEvolution、果たして青木はこのまま諏訪魔に追随するのだろうか・・・また光留の今後はどうなるのか?

ケニーのVトリガーの前にEVILが散った…オカダがBブロック単独トップ!

8月1日 新日本プロレス「ローソンチケット Presents G1 CLIMAX 27」福岡・福岡市民体育館 3184人


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○岡倫之 海野翔太(5分33秒 逆エビ固め)北村克哉  ×成田蓮


◇第2試合◇
▼20分1本
飯伏幸太 ○タイガーマスク(7分49秒 雪崩式ダブルアームスープレックス)永田裕志 ×川人拓来


◇第3試合◇
▼20分1本
後藤洋央紀 石井智宏 ○YOSHI-HASHI(7分44秒 バタフライロック)バットラック・ファレ 高橋裕二郎 ×チェーズ・オーエンズ


◇第4試合◇
▼20分1本
ザック・セイバーJr. ○タイチ エル・デスペラード(6分10秒 タイチ式外道クラッチ)内藤哲也 ×BUSHI 高橋ヒロム


◇第5試合◇
▼20分1本
○棚橋弘至 獣神サンダー・ライガー(6分36秒 片エビ固め)真壁刀義 ×デビット・フィンレー
※デビット・フィンレー


◇第6試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○SANADA(13分48秒 片エビ固め)[1勝5敗=2点]×ジュース・ロビンソン
※ラウディングボディープレス


【SANADAの話】「いい感じ、いい感じに結果残してきたよ。あと、もうちょっとだな。あと、もうちょういで(言いたいこと)言います」


【ジュースの話】「(※川人の肩を借りて引き揚げてきた。インタビュースペースまで運んでもらうと)サンキュー、カワト。(※そばにいた海野にアイスパックを渡してもらい、左ヒザのサポーターの中に押し込んだ)ああ、チクショー。カワトの助けがあって、やっとここまで戻って来れた。ああ……クソアツイね。ヒザはもう限界かな?(7.30岐阜でIWGPヘビー級)チャンピオンと20分以上闘えたから、いけるかなと思ってたんだけど……タップしないだけで精いっぱいだった。さすがムタ(武藤敬司)の弟子だっただけのことはあるよ。あそこまで非情に攻めてくるとは……負けたのは残念。あれだけ弱点を非情に攻められるなら、将来、彼はトップに駆け上がっていくはずだ。俺はもっともっと筋肉をつけないといけないかな。80年代のハルク・ホーガンや“マッチョマン”ランディ・サベージぐらいにね。どんな攻撃をされてもビクともしないだけの筋肉を……なんか愚痴ばっかりになるな。残り3試合か。プラスできるのはあと6点。初戦でコジマに勝っただけ。ラッキーだったと思ってるんだろ? そのあと5連敗だからね。世界最高のレスラーであるIWGPヘビー級チャンピオン、カズチカ・オカダと闘えたのはよかったけど、ダメだったし。次は誰だ? ケニー・オメガか。ここに来てケニー・オメガとは……ケニーは俺のはるか先を行ってる。何とかできればいいけど。これ以上、ダメージを受けるわけにはいかない。とにかく俺の作戦としては、パルプフリクションを決めるしかない。狙ってるんだけど、なかなか決められない。インターコンチネンタルチャンピオンだった時のテツヤ・ナイトーに、これ以上はないっていうぐらいに決められた1回だけだ。あそこで決めちゃったから、それからは警戒されてばっかりだ。だからといって、他の手はないしね。ああ、厳しいな……何とか決められるように持っていくしかないんだ。とにかく、ケニーにも狙っていくよ。パルプフリクションの威力を信じるしかないし、完璧に決められるように狙っていくしかない。決められさえすれば、勝利を奪い取ることができるはずだ。あと、警戒しないといけないのは彼のニーだな。ケニーはオカダとほぼ同じレベルにいる。ほんの少しだけケニーが下かもしれないけど、ほとんど差はない。彼の勝利は堅いって思ってるファンは多いだろう。その見方を変えてみせるよ。思うように結果が残せず、俺を応援してくれてるファンには申し訳ない。だけど、それでも応援してくれるファンをこれ以上、ガッカリさせるわけにはいかない。今、ジュース・ロビンソンが言えるのは、それだけかな」


◇第7試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[2勝4敗=4点]○矢野通(2分58秒 反則勝ち)[2勝4敗=4点]×マイケル・エルガン


【矢野の話】「ああああ、皆さん、ご存知の通り、証拠がすべてです。証拠がすべて。みんなで証拠かき集めて、幸せになりましょうね」


【エルガンの話】「(※インタビュースペースに着くや、しばらく天井を見つめ、ようやく言葉を振り絞る)レフェリーにやられた……」


◇第8試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[4勝2敗=8点]○鈴木みのる(10分13秒 体固め)[6敗=0点]×小島聡
※ゴッチ式パイルドライバー


【鈴木の話】「(※小島が先にインタビュースペースに運び込まれ、フロアに座り込んでコメントしようとしているところに殴り込んでくる。そのまま乱闘となり、小島と天山は、タイチとデスペラードの手によって控室に連れ去られる。鈴木が1人残ってコメント)敗者は語る資格なし。(※不敵な笑みを浮かべながら)小島よ、お前はいったい、どこを見てる? 誰を見てる? お前はいったい、どこに向かってる? お前が見てるのは、昨日の栄光の自分の姿だ。お前がいこうとしてるのは、過去の美しかった思い出のところだ。こんなことしててもな、1日、毎日、1分1秒、どんどん進んでんだよ。テメェは淘汰され、置いていかれる。そう、ただの脱落者だ。触ってもらっただけ、ありがたいと思え。毎日、俺のことを触ることすら許されない前座野郎、2度と俺の前にツラ出すんじゃねぇ」


◇第9試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[6勝=12点]○オカダ・カズチカ(11分22秒 片エビ固め)[2勝4敗=4点]×タマ・トンガ
※レインメーカー


【オカダの話】「ま、完勝でしょう。でもな、タマ・トンガ、(※左の親指と人差し指を1cmほど開いて)こんぐらいは、ほんの少~しだけは、お前の、なにかわからねぇよ、不満なのか怒りなのか、俺に勝とうという気持ちなのか、わからないよ、それが伝わったよ。(新日本にやって来て)7年で、そんなもんじゃねぇだろ? もっと大暴れして、みんなが目指すのが(※右肩にかけていたベルトを指して)これだ。『G1』もあるけどな、これを目指せよ」


【トンガの話】「ああ……ダメだった。ああ……どうしてほしい? あきらめの言葉しか出ないな……まぁ、見とけ……」


◇第10試合◇
▼「G1 CLIMAX 27」Bブロック公式戦/30分1本
[5勝1敗=10点]○ケニー・オメガ(23分33秒 体固め)[4勝2敗=8点]×EVIL
※片翼の天使


(試合終了後)
ケニー「この満員の会場を見渡してるけど、LOS INGOBERNABLESのTシャツは見かけないな。それに比べて、『GOOD BYE & GOOD NIGHT』と染められたヤツや、BULLET CLUBやケニー・オメガのTシャツ、オッ、あそこではカナダの国旗を振ってるし、俺のテディベアは至るところに見える。これは『G1(CLIMAX)27』。ガイジンで2連覇はもちろん、2度の優勝を果たした者すらいない。ぜひとも、その瞬間を待っていてくれ。それも、メインイベントでの最高のパフォーマンスをしたうえでの瞬間を楽しみにしていてくれ。そして、ベストバウトについて、大いに語り明かしてくれ。悪いけど、そのために俺は家に帰って寝なければならない。ということで、グッバイ&グッナイ。Bang!」


【ケニーの話】「俺はいつも、出し惜しみなんかせず全力さ。だから、その威力を見て、周りには俺の技を盗むヤツもいる。簡単に俺以上の使い手になれるとでも思ってるのか? ヒザ蹴りにしても、使い手はほかにもいるけど、世界最高のレスラーの使う技とは比べ物にならない程度さ。俺の使う技をどう見てる? 同じ技でも攻撃力は段違いさ。だからこそ、俺は最高と言われるんだ。まぁ、EVILも素晴らしいレスラーだ。だけど、それだけだ。俺はすべてにおいて最高なんだからな。今夜、EVILは危険な香りがした。だけど、俺を暗闇に落とすことはできなかった。そしてEVILは2点を失った。これでお前は優勝の芽を摘まれたんだ。だけど、俺は生き残った。オカダ、待ってろよ。グッバイ&グッナイ。Bang、Bang、Bang、Bang、Bang、Bang、Bang、Bang、Bang!」


 Bブロックも後半戦へ突入、メインは無敗でオカダを追いかける1敗同士のケニーとEVILが対戦。EVILは組み合わずガットショット、ケニーのロープワークに対し対角線からのショルダータックルで先手を奪い、場外戦でもマイクケーブルでチョーク攻撃から、マットを剥がして固い床の上へのボディースラムを狙うが、マットを剥がすのに手間取ったせいもあって、ケニーに反撃する隙を与えてしまい、着地したケニーは逆にボディースラムで固い床へ叩きつけ、更に本部席の上に投げつけ、リングに戻ってもミカゼからムーンサルトプレスの連続技、腰への膝蹴り、腰へのエルボーの連打と腰攻めを展開、EVILも反撃するがセントーンは剣山で迎撃されるなど腰に更なるダメージを負ってしまう。
 劣勢のEVILは串刺しローリングラリアット、ケニーの足をレフェリーに持たせてトラースキックと流れを変えようとするが、場外戦でイスを持ち出すとケニーはエプロンダッシュのドロップキックで強襲、しかしEVILはブレーンバスターで投げ、鉄柵越えのスワンダイブを狙うケニーをイスで迎撃し、ケニーの首にイスをかざしてEVILホームランを炸裂させるも、リングに戻ってからのBanshee Muzzle狙いはケニーがサミングで阻止し、EVILにペースを握らせない。
 ケニーはフランケンシュタイナーでEVILを場外へ追いやると、ノータッチトペコンを発射、エプロンの角めがけてボディースラム、テーブルを被せてからエプロンダッシュのダイビングフットスタンプと攻め込むが、リング下にテーブルをセットしてからエプロンで断崖式の攻防となると、EVILは断崖式テーブル貫通EVILを敢行してケニーに大ダメージを与える。
 これで流れを掴んでEVILはリングに戻ってダイビングセントーンを投下、ダークネスフォールズからEVILで勝負に出るが、ケニーは堪え、EVILのローリングラリアット狙いをVトリガーで迎撃し蒼い牛殺しを決め、再度のVトリガーはEVILはエルボーで迎撃も、ケニーはドラゴンスープレックスからVトリガーを炸裂させる。
 ケニーは片翼の天使で勝負を狙うが、EVILが逃れて大中西ジャーマンで投げ、Vトリガーもブロックしてラリアットを炸裂させてからBanshee Muzzleで捕獲、そして再度EVILを狙うが、ケニーが逃れるとVトリガーからリバースフランケンシュタイナーを決めると、サイドからのVトリガーを炸裂させ、EVILは完全に意識を飛ばすも、カバーを無意識でロープで逃れ、ケニーは無意識ながらも粘るEVILを介錯をするかのように片翼の天使を決めて3カウントを奪い1敗をキープ、EVILは2敗で1歩交代となった。
 内容的にもケニーが支配していた試合、EVILは断崖式テーブル貫通EVILで起死回生かと思われたが、前半でのダメージが尾が引いて思うように追撃できず、Vトリガーのような畳みかけの技がないのが惜しいところでもあった。ケニーのVトリガーを喰らって意識を飛ばしながらも懸命に粘ったEVILだが、この試合では完全燃焼はしたものの、G1の公式戦はまだ続き、5日の大阪ではオカダ戦を控えている。まだ優勝圏内に残っているが、シングルプレーヤーとして更なるステップアップを狙うEVILにしてみれば、オカダ相手に一泡吹かせたいところだが・・・


 セミの無敗のオカダvs3敗のトンガは、入場したオカダがコーナーでレインメーカーポーズを取った際にトンガが奇襲をかけ、オカダはサイドからのスライディングキックで応戦するも、場外戦でトンガがエプロンへゴーストフェースを敢行、リングに戻ってから首攻めを展開するが、串刺しボディーアタックをかわしたオカダはショルダーネックブリーカー、ランニングエルボーアタック、串刺しバックエルボーからDDT、ヨーロピアンアッパーカットと一気に自身のペースへと軌道修正する。
 一気に勝負を狙ったオカダはツームストンパイルドライバーを狙うが、トンガはゴーストフェースで切り返し、串刺しボディースプラッシュとリードを奪いにかかるが、オカダはフラップジャック、リバースネックブリーカー、ダイビングエルボーからレインメーカーで勝負に出るも、かわしたトンガは変幻自在のロープワークは迎撃されても、スピアーからヴェレノで突き刺す。
 トンガはガンスタンを狙うが、逃れたオカダはドロップキックを決め、今度はオカダがレインメーカーを狙うが、トンガがガンスタンを狙うも、オカダは堪え、オカダのドロップキックは自爆させ、のジャーマン狙いを阻止したトンガがオーバーヘッドキックも、ガンスタン狙いはオカダは強引にジャーマンで投げるとレインメーカーを決め3カウントを奪い無敗を堅守。シングルプレーヤーへの脱皮を図るトンガはオカダ相手に内容や結果を残したかったが、確かに終盤ではオカダを慌てさせたものの、ガンスタンはしっかりマークしていたオカダの前に敗れてしまった。


 2敗の鈴木vs全敗の小島は、鈴木が奇襲から場外戦を仕掛け、タイチやデスペラードの介入も利用して主導権を握り、リングに戻っても小島がマシンガンチョップで流れを変えようとするとするが、いっちゃうぞエルボー狙いは、鈴木がコーナー上での卍固めで捕らえ、小島の起死回生のラリアット狙いも脇固めで捕らえられるなど小島に主導権を渡さない。
 小島はやっとラリアットを炸裂させるが、レフェリーを場外へ引きずり出したタイチとデスペラードが乱入して小島を襲撃、天山も駆けつけて二人を排除するも、小島が鈴木に垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してからラリアットを狙うが、鈴木がドロップキックで迎撃し張り手からスリーパー、そしてナックルを挟んでからゴッチ式パイルドライバーで3カウントで完勝。


 3敗で後のないエルガンvs4敗でリーグ戦脱落が決まっている矢野は、矢野はコーナーポストでの殴打や崇コーナー攻撃もエルガンには通用せず、ブレーンバスター狙いも投げ返されてしまう。
 急所打ちも読まれた矢野にエルガンが逆に狙うが、レフェリーが制止にされると、矢野が股間を押さえてうずくまり、マーティ浅見レフェリーはエルガンが急所打ちを放ったと判断して反則負けとなり、エルガンは矢野に道連れにされた形でリーグ戦から脱落となってしまう。


 2敗のSANADAvs5敗のジュースは、SANADAが場外戦からジュースの足攻めを展開、ジュースも反撃してキャノンボールを狙うが、SANADAが低空ドロップキックで迎撃すると足四の字固めで捕獲する。
 SANADAはスワンダイブを狙うが、ジュースがかわしてからスパインバスターで返し、パワーボムからパルプフリクション狙い、SANADAが逃れてスワンダイブ式ミサイルキック、バックドロップからSkull Endで捕獲もジュースが首投げからパルプフリクションを狙うが、SANADAが堪える。
 そこでジュースはラリアットからパルプフリクションを狙うがm叩きつけたて逃れらSANADAがSkull Endで捕獲、しかし逃れたジュースはSANADAの振り向き様にジャブからパルプフリクションも逃れたSANADAは膝裏へのマッケンローからからSkull Endで絞めあげラウディングボディープレスで3カウントを奪い勝利となる。
G1 CLIMAX 27 Bブロック


 Bブロックは4敗のエルガン、トンガ、矢野が脱落、無敗のオカダがトップ、1敗のケニー、2敗のEVIL、SANADA、鈴木が追いかける展開となった。果たして最終戦の13日 両国に勝ち残るのは誰だ?

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