伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

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CIMA、フジイがデビュー20周年でアノ真相を暴露!ジミーズは神田の裏切りで幕…

10月5日 DRAGON GATE「さよならジミーズゲート・ザ・ファイナル」後楽園ホール 1850人超満員札止め


<アピール、コメントなどは週プロモバイルより>
◇第1試合◇
▼20分1本
○U-T シュン・スカイウォーカー ワタナベヒョウ(13分21秒 パシオン)Gamma ×石田凱士 しゃちほこBOY


◇第2試合◇
▼20分1本
○ヨースケ・サンタマリア(5分51秒 体固め)×”ハリウッド”ストーカー市川
※ラブリーアロー


◇第3試合◇
▼30分1本
ビッグR清水 ○Ben-K(11分39秒 エビ固め)ドラゴン・キッド ×Eita
※旋回式Ben-K


(試合終了後)
清水「ツインゲートチャンピオンのドラゴン・キッドにBen-Kが3カウント取ったぞ! オレとBen-Kの勢いはまだまだこんなもんじゃねえからな。ツインゲートチャンピオン! オレたち2人は準備できてんだよ。そっちの答え聞かせてもらおうか」


キッド「おい待てよ。オマエら。確かに勢いはスゲエよ。だけどな、ひとつ言わせてくれ。Ben-K、今日のオマエは正直覇気がなかった。いつもの覇気はどうした? もしかしてこの間の博多で山村、ケガしちまったことまだ引きずってんじゃねえ だろうな。確かにオマエは対戦相手の一人だった。でもドラゴンゲートのリングは何が起こるかわからない。それをオレたち選手は覚悟の上でこのリングに毎回上がってるんだよ。いいか、おいBen-K、これから先、将来のドラゴンゲートを背負っていくだろう男がそんなんでどうする。おいBen-K、しっかりしろよ」


Eita「しっかりしないといけないのはキッドさん、あなたじゃないですか。この試合で負けといて何偉そうなこと言ってんですか。ツインゲートチャンピオンですよね。なんで負けるんだ。キッド」


キッド「キッドじゃないよ。さんつけよう。とりあえず謝っとく。お客さんもはじめから気づいてたと思うけど、聞いて聞かないふり。大人の対応」


Eita「わかりました。サバイバルレースが終わって 気が緩んでるんじゃないですか? OVER GENERATIONが生き残ってそれで終わりでいいんですか? ドラゴンゲートで生き残ってくためにはいろんなところに目を向けていかなきゃいけないんだ。わかってる? わかってるならいいよ、キッド。OVER GENERATION、Eitaから目を離すんじゃねえぞ!」


◇第4試合◇
▼30分1本
○YAMATO B×Bハルク Kzy(16分58秒 片エビ固め)土井成樹 吉野正人 ×ジェイソン・リー
※ギャラリア


◇第5試合◇
▼CIMA&ドン・フジイ デビュー20周年記念スペシャルマッチ/45分1本
ザ・グレート・サスケ ○新崎人生 TAKAみちのく(11分50秒 極楽固め)CIMA ×ドン・フジイ 望月成晃


(試合終了後)
TAKA「おい、20年間よ、いろいろあったよな。パスポート燃やされたりよ、前髪切られたり、保険証かけたりな。だけどよ、今日は言わせてもらうよ。ドン・フジイ、いや、親方、CIMA、いや、ノブちゃん、20周年おめでとうございます! ついでに、ドリームゲートチャンピオン望月成晃、いや、モッチー! チャンピオンおめでとうございます」


人生「CIMA、フジイ、20周年おめでとう。モッチーも、ありがとう。ドラゲーのファンの方々、フジイ、20周年の記念すべき日に、空気を読めなくて、勝って申し訳ない!」


サスケ「(ひれ伏す3人に)苦しゅうない。頭を上げよ。マーシー、タツキ、20周年おめでとう。20年前にみちのくプロレスに来てもらって、そのあと間もなくね、私がみちのくプロレスで孤立しちゃってね、あのときはホントに、モッチーともどもサスケ組に入ってもらって本当にありがとう! これからもね、同じ志を持ったね、仲間として、よろしくお願いします。ありがとうございました」


望月「CIMA、フジイ、20周年おめでとうございます。20年前よくみちのくプロレスにほぼフルで参戦していただいて、来る日も来る日もセミファイナルでオレとフジイが新崎さんと順番ぐりにシングルマッチやらせていただいて、毎日のように負けて、そして20年たって勝敗もフィニッシュも変わらなかったフジイ。でも、まだまだ伸びしろがあるってことだオレたちには。これからもお互い、頑張りましょう!」


フジイ「(高い声で)高いところから失礼いたします!(ずっこけるサスケに)あの、知らなくてよくお付き合いどうもありがとうございます。みなさんホントおかげさまで20周年迎えることができ、感謝しております。ボクとCIMAがまだデビュー1年のときにね、当時みちのくプロレスの社長だったサスケ社長に呼んでいただき、ボクらクレイジーマックスという名前で大暴れして、毎日やってました。特にTAKAさん、サスケ社長、あ、いま会長ですよね。特に新崎人生! さっきも望月さん言ったみたいにね、ボクら1、2年のとき毎日当たってました、セミファイナルで。で、今日も無様に負けました、20周年で。次! 25周年のとき、オレは取りに行くからな、あなたを! シングルマッチでやろうじゃねえか! 以上!」 


CIMA「まずはね、DRAGON GATEの本戦とはまた違うところにありますけど、20年間このDRAGON GATE、闘龍門時代からメキシコ時代、そして上がらせていただいたみちのくプロレス、20年間、まあね、いろいろ小さな傷はたくさん持ってます。さっき言ったように首のヘルニアも持ってます。でもね、元気にできたのはひとえに自分の力ではなくて、周りの皆さまのおかげだと思ってます。ホントに感謝してます。ありがとうございます。そして、肌を合わせるどころか、会うのさえもう数年ぶりという、新崎さんなんて、いつ会ったかも覚えてないぐらいぶりなんですけど、それでリング上で再会できるっていうのもプロレスのよさだと思いますので。
いまね、石田とかね、欠場してますけど山村とかね、うち、ヒョウとかスカイウォーカーとか若い選手いっぱいいます。また20年後の彼らを絶対見に来てくださいね。特に彼らと同世代の皆さん、DRAGON GATEずっとずっと見続けていってください。


TAKAさんもね、自分の団体起こしてやられてますけど、パスポートを燃やしたのは、当時ね、アメリカの大きな団体にいてて帰らないといけなかったんですけどね、何したら一番嫌がるかなというのを考えた末に、帰国直前にパスポートを燃やすっていう。当時はね、いまのDRAGON GATEの選手では、たぶんプロレス業界にはいないだろうムチャクチャしてたんで。それがちょっと普通だと思って。あと、パスポートってあんな簡単に燃えると思わなかったんで。まあ燃えたね。燃えました。16年、7年ぐらいたってお詫びします。そして、クレイジーマックス時代にメキシコまでやってきて、カレーを持ってきてね。当時日本食に飢えてたボクたちをカレーで買収してくれたサスケさんね。ボクらも今、だてに20年やってないんでね、カレーではなびかないんでね。この次、お寿司ぐらいやないとね。お寿司やったらすっと行きます。でもね、あのときのサスケさんはいなくなって今だいぶ遠いところに行ってしまいました。望月さんがドリームゲートチャンピオンになりました。フジイさんもボクもまだまださっき言ったように伸びしろがあるというか、とんでもない方向に行ってしまったんで。DRAGON GATEでサスケさんを追いかけられるのはある意味、ボクしかいないと思いますので。ボクがね、どんな世界に飛んでいくかわかりませんけど、これからも、またね、25周年、30周年になったときには、偉大なる先輩としてお三方、ボクらの対戦相手してくれたらと思ってます。ホントにありがとうございます、今日は。
最後はね、みちのくプロレスに上がってたときはクレイジーマックスというヒールで大暴れしてたんですけど、締めるときにね、みんなに立ってもらって入場のときにやった『クレイジー、フ●ッキン、フ●ッキン、フ●ッキン』っていうのをやってたんですよ。何十年ぶりかにちょっと。これはね、『オレCIMAやぞ』に匹敵するというか、その前の世界中でやってたムーブですのでね。だいぶ今言葉で説明したら恥ずかしいんですけど、ボクが『クレイジー、フ●ッキン、フ●ッキン、フ●ッキン、ブルブルブル、ワー』みたいな。あの、20年前はなかなかプロレス界のトレンディーだったんですよ。今言えばね、声出してブルブルブルとか、だいぶ恥ずかしいですけど。一発で決めてくださいよ。全員起立! オマエらもブルブルブルって言うんやぞ。じゃあフジイさんゴングいいですか?『クレイジー、フ●ッキン、フ●ッキン、フ●ッキン、ブルブルブル、ありがとう』でいきますか。これがみんなからの20周年の祝砲だと思ってますので。用意はいいか!? クレイジー、フ●ッキン、フ●ッキン、フ●ッキン、ブルブルブル、ありがとー!」


◇第6試合◇
▼さよならジミーズ・ザ・ファイナル/60分1本
鷹木信悟 ○T-Hawk 吉田隆司 “brother"YASSHI エル・リンダマン パンチ富永(23分17秒 エビ固め)堀口元気H.A.Gee.Mee!! ×ジミー・ススム 斎藤“ジミー"了 ジミー・神田 ジミー・カゲトラ、ジミー・クネスJ.K.S.
※ナイトライド


(試合終了後、ジミーズが神田に襲いかかる。)
T-Hawk「はははは。おいジミーズ、ざまーねえな。後楽園、改めて紹介するぜ。VERSERK新メンバー神田裕之だ」


神田「なにがさよならジミーズだ。しょうもねえことにつき合わせやがって。ススム、そんなことしてるから結果がこうなるんだよ。ジミーズなんてしょうもねえチーム、カスみたいなゴミみたいなチーム、なくなってよかったぜ。これからVERSERKの神田裕之として暴 れ回ってやるからな」


鷹木「おい神田、ようこそVERSERKへ。今日からとことん暴れまくってくれ。ススム、残念だったな。オマエなんかがVERSERKに入れるわけねえだろ。オマエなんか用なしだよ。ジミーズと一緒で存在価値などない。こいつ消しちまえ」


(ススムにVERSERKが集中攻撃。キッド&Eitaが登場)
T-Hawk「おい何しにきた、Eita&キッド、オマエら何の関係があるんだ?」


Eita「関係ねえよ。知ってるよ。そんなことよりよ、ススム、大丈夫か? おいススム! そんなんでいいのか? やり返さなくていいのか? おいオレらはオマエらのやり方が気にくわねえかえら入ってきたんだ。ススム、オレら3人でいきましょうよ」


ススム「とりあえずEitaちょっと待ってくれ。おい神田! ジミーズ最後だ ったんだぞ(と涙)。百歩譲って今日じゃなかったらよかったけど、なんで今日だったんだよ。なんだ。博多で誤爆したのがいけなかったのか。いや違うな。その前から決めてたみてえだな。それだったら博多でもっとガッチリいけばよかった。オレは今日から無所属だ。Eita&キッド、力貸してくれる? キッド&Eita、いいか、キッド&Eita、力貸してくれ。3人で組んでやってるぞ」


鷹木「負けたヤツが偉そうに言ってんじゃねえよ。3対3? やるわけねえだろ。でもよ、ススムの言葉を借りて4対4ならやってやってもいいぞ。(斎了登場も)オマエはダメだ。当たり前だろ。ジミーズはたった今終わったんだぞ。元ジミーズとススムとは組ませねえ。オマエは今日で終わったんだ。さっさと下がれ。誰もいねえん だったら4対3のハンディキャップ戦でやってやろうじゃねえか」


(「傷だらけの栄光」からの望月登場)
望月「おいVERSERK、相変わらず理不尽だな。元ジミーズのメンバーじゃないオレなら文句はねえよな」


鷹木「誰が来たかと思ったら出しゃばりジジイか。恥ずかしくねえのか? 50に片足突っ込んでるヤツはとっとと控室に帰れ」


望月「全然恥ずかしくないね。オマエよくオレのこと出しゃばりだっていうけど、オレの売りは出しゃばりと大人げなさなんだよ。八木ちゃん、この珍しいメンバーで4対4、どうですか?」


八木「次回後楽園ホールでVERSERK対Eita&キッド&ススム&望月決定します」


リンダマン「なんだか知らねえけど、オレたち最強ユニットVERSERKがオマエら寄せ集めチームに負けるわけ ねえだろ。オレたちの大勝利で来月の後楽園もバッドエンドだ。楽しみにしとけ」
(VERSERK退場)


望月「おいリンダマン、しばらく見ねえ間によくしゃべれるようになったな。いいか、来月もしオマエが来たらオマエ一人狙い撃ちしてやるから覚悟しとけよ。キッド、組むの久々だけど、Eitaとはあまりくむのもないし、ススムとも博多で組んだけど、とりあえずドリームゲートチャンピオンとしての仕事を来月させてもらうんで。でも今日はジミーズラスト。ススム、しっかりお別れして後楽園締めて帰れよ」


ススム「望月さん、ありがとうございました。でも望月さん、ちょっと待ってもらっていいですか。ちょっと上がってもらっていいですか。今日ジミーズがこんな形になってしまいましたけど、終わ りました。今日からオレはどこにも属さず無所属になります。そしてオレは明日から横須賀享に戻ります。ただ、無所属で埋もれていくのもオレはやなので、横須賀享としていきなり派手な仕事していいですか。望月さんのドリームゲートにオレを挑戦させてください」


望月「ススム、そうきたか。博多の時にオレが国際センターまでチャンピオンでいるんでよろしくお願いしますっていったら意義を唱えてたな。ドリームゲート3回目、オマエも2回取ってる。オマエとは一回もドリームゲート戦で戦ってない。オレとしてはなんとなく忘れ物のような気がするよ。オマエの挑戦受けてやろうじゃねえか。その代わり、オレもこの年齢だ。おそらく最初で最後の望月成晃対横須賀享になるだろう。オレは9月18日に大田区ででっかいイレギュラーを起こした。次はオマエが起こしてみろ。その代わり、オレはさせねえけどな」


ススム「望月さん、ちょっと昔の話になりますけど、オレがその昔、1回目にドリームゲートチャンピオンになったとき、次は望月さんとやろうって言ってたけど、フジイさんに取られちゃって実現しませんでした。またチャンピオンと挑戦者、立場は変わりますけど、オレは長年眠ってた横須賀享をチャンピオンになることで一気に復活させます。何発蹴られてもオレは絶対に倒れない。最後にこの右腕で倒れるのは望月さんです。期待してください」
(望月退場)


ススム「ボクからこのまましゃべる?(と涙声で)ジミーズ、はじまるときもボクのマイクから始まりましたけど、終わりもボクが負 けて終わっちゃいました。本当にジミーになった時、本当にイヤでした。だって自己紹介するときメッチャ恥ずかしい。でも気づいたらこんなに愉快で最高の仲間が一緒にいてね、楽しく気づいたら6年間もやってしまいましたけども、ついに今日で終わります。でもオレらこのジミーズで歩んできた6年間、これからも忘れずにそれぞれががんばっていきます。なので、このツアー始まってからまるでオレら引退しちゃうみたいで声かけられるんですけど、引退しないしドリーム取ります。バラバラになりますけど、元ジミーズのメンバーをこれからもよろしくお願いします」


カゲトラ「2009年からドラゴンゲートのリングに上がらせてもらってただ試合をしてるだけ、ただいるだけの自分をここまで成長させてくれ たのはジミーズのおかげだと思ってます。ボクの中でジミーズというユニットはかけがえのないものです。これからずっとボクはプロレスを続けていって引退するまでジミーズを絶対に忘れません」


クネス「ジミーズに合流して2年。このメンバーでカゲは違うけど、闘龍門の頃からくっついたり離れたり。またいつかこのメンバーが集合することがあると思うんでその日まで楽しみにしててください」


斎了「本当にしんみりするのはジミーズらしくないので最後は楽しく明るく解散しましょうと話し合って最後の1カ月ジミーズさよならツアーやらせてもらいました。最高のユニットが解散するのはショックでしたけど、リング上で動きがあったようにそれぞれあるでしょうし、ここにいるメンバーと闘っていく こともあるでしょう。堀口さんの髪の毛を引っ張れると思うと楽しみでしょうがありません。これからもドラゴンゲート楽しんでください」


堀口「H.A.Gee.Mee!!コールは今日が最後になります。最後に聞かせてください。ありがとうございます。最後は笑って終わろうと。来月の後楽園、ジミーズ改めデニーズとして同じメンバーでやっていきます」


斎了「聞いてない」


堀口「堀口堀男になります(笑)。この期間中にススムさんは前を向いて歩いてます。この先バラバラになりますけど、バチバチいきますからね。髪だけは引っ張らないでください。涙をガマンするので必死ですが、もう時間がきてしまいました。最後は5人になっちゃいましたけど、ジミーズトレインで。最後のジミーズトレイン。最後のジ ミーズのテーマ曲になります。これが最後になります。動画撮って構いません。SNSの投稿はやめてください。大人の事情で。さあよろしいでしょうか。整列!(堀口が涙)。さよなら、ジミーズ、6年間皆さん応援ありがとうございました!(ジミーズトレインで締め)」


【望月の話】「ススム、覚悟しておけよ!」


【鷹木、T-Hawk、神田、リンダの話】
鷹木「おい、ススム、泣き虫のススムさんよ。最高だな、あの泣き虫。めそめそしておけ」


T-Hawk「見ての通り、オレたちヴェルセルクに新たな選手が加わった。あらためて紹介するぜ。神田裕之だ」


神田「ジミーズなんかな、早く潰れればよかったんだよ。これからはこっちヴェルセルクで大暴れするからな。よろしくな」


リンダマン「そういうことだ。モッチー、来月はオマエがピーピー泣く番だからな。オレたちが、ヴェルセルク、狂戦士!」


 メインは9・18大田区大会で解散が決まったジミーズのファイナルマッチが行われ、対戦相手は久々にYASSIが合流してフルメンバーとなったVerserKを迎え撃った。VerserKは解散が決まったジミーズがシリーズのタイトル名になったことで不満を露わにするだけでなく、10・1博多大会では誤爆を続けるススムにVerserKが勧誘するなど、ファイナルマッチだけでなくジミーズの各メンバーの去就も注目された。


 試合はジミーズがゴムパッチンによるゆーとぴあ攻撃、四面楚歌などお馴染みのムーブを見せ付けるが、VerserKはラフや合体攻撃などで試合の主導権を握る。
 しかしジミーズは連係で猛反撃し一気に流れが変わったかに見えたが、T-Hawkが神田にケルベロスを炸裂させると、ススムがジャンボの勝ちでカットに入るも、神田に誤爆してしまう。ここでVerserKは神田を羽交い絞めにして、ススムのレッドボックスを持たせ、殴打を促すが、ススムは拒否してVerserKに襲い掛かり、VerserK入りを拒否する意思表示を見せたところで、神田がススムをボックスで一撃し、最後はT-Hawkがナイトライドでススムから3カウントを奪い勝利、
 
 試合後にジミーズは神田に襲い掛かるも、VerserKが返り討ちにし、神田を加えたVerserKがススムを袋たたきにしているところで望月、キッド、Eitaが駆けつけススムを救出、鷹木も望月に噛みつき口論になると、望月&キッド&Eita&ススムとの越境チームでVerserKを迎え撃つことをアピール、最後は残ったジミーズの6人で6年の歴史に幕を降ろした。
 神田はジミーズに入る前はBlood WARRIORSとしてヒールで活躍していたことから、6年ぶりなれど戻るべきポジションへ戻ったということか、またYASSHIやパンチも常時出場しているわけでないことから、VerserKも常時出場できる戦力を確保したといったところだろう。
 またススムはリングネームを横須賀享へ戻し、望月の保持するドリーム王座への挑戦を表明、どん底に落ちた享が起死回生にドリーム王座奪取となるか?


 セミではCIMA&ドン・フジイ デビュー20周年記念スペシャルマッチが行われ、みちのくプロレス参戦時に何度も対戦したサスケ、新崎、TAKA組と対戦、CIMAは久しぶりにクレイジーファッキンを披露した。
 だが試合はサスケがCIMAに催眠術をかけようとしたり、座禅を組んで非暴力をアピールし、CIMAが蹴れば「非暴力主義が勝ったぞ」と叫んでマンデラコールを煽るなどカオスぶりを発揮も、捕まってしまい窮地に立たされる。交代を受けた新崎が望月に曼陀羅捻り、フジイには拝み渡りを完成させて盛り返せば、サスケもここ一番で出すケブラータを披露する。
 TAKAを捕らえたCIMAはヴィーナスからアイコノクラズム、マッドスプラッシュとCRAZY MAX時代の必殺技を投下するが、かわされて自爆となり、フジイも新崎のトラースキックを喰らうと念仏パワーボムから極楽固めに捕獲され、フジイはギブアップ、デビュー20周年を勝利で飾れずも、試合後はサスケ、新崎、TAKA、望月がデビュー20周年を迎えたCIMA、フジイを激励した。


 メキシコへ渡りウルティモ・ドラゴンの主宰する闘龍門で修行したCIMAとフジイはSUWAと共にCRAZY MAXを結成、当時ルードとなっていたサスケのSASUKE組に合流、望月もSASUKE組に在籍していた。自分がCIMA、フジイを始めてみたのは闘龍門が初めて日本逆上陸を果たした1999年の大阪府率体育館第二競技場大会で、メインはCIMAvsマグナムTOKYOによるタイトルマッチで、既にC-MAX入りを果たしたTARUらの介入も駆使してマグナムを降し、試合後もヤジるファンをバックステージに連行するなどヒール色全開で暴れまわっていた。
 CIMAは第3回「スーパーJカップ」準優勝となり、決勝戦の相手となった獣神サンダー・ライガーの推薦で新日本プロレスに参戦するも、新日本への参戦は1度だけに終わった。CIMAにしてみれば新日本は憧れのリングだったが肌に合わなかったのかもしれない。却ってそれが良かったのかCIMAは独自性を高めて闘龍門またDRAGON GATEではカリスマ的存在となり、マグナムが去った後は望月と共にドラゲーのトップとなり、フジイも1度はドリーム王座となったが脇をしっかり支える存在となった。
 DRAGON GATEの今日があるのはCIMA、フジイが望月と共に牽引したからこそ今日がある。これからもしっかりDRAGON GATEを支えて欲しいと思う。


 最後にCIMA選手、フジイ選手、デビュー20周年おめでとうございます!


 第3試合では清水の砲丸投げスラムをキッドがバイブルで切り返そうとするが、清水が堪えたところで、Ben-Kがスピアーを放ち、最後はBen-Kの旋回式Ben-Kボムが決まり勝利、清水はBen-Kとのコンビでツインゲート王座への挑戦を表明した。

全日本を守り通した秋山が鼓太郎に贈ったメッセージ

10月5日 全日本プロレス「2017旗揚げ記念シリーズ〜GROWIN' UP vol.7〜」新木場1stRING 292人 満員


<アピール、コメントなどはプロレス格闘技DXより>
◇第1試合◇
▼15分1本
○佐藤恵一(分秒 ジャーマンスープレックスホールド)X岡田佑介


◇第2試合◇
▼30分1本
○稲葉大樹 吉岡世起(分秒 極反り卍固め)X中島洋平 岩本煌史


◇第3試合◇
▼30分1本
土肥孝司 ○熊ゴロー アンディ・ウー(分秒)大森隆男 丸山敦 X阿部史典
※ダイビングセントーン


◇第4試合◇
▼30分1本
○秋山準(11分31秒 体固め)X鈴木鼓太郎
※リストクラッチ式エクスプロイダー


【秋山の話】「(鼓太郎とシングルは久々だと思うが?)記憶にない。まぁ、いいフォーアーム(エルボー)やられたわ。あいつは知ってるからね。(このタイミングで鼓太郎と寝具すで戦った意味は?)それはあいつが考えればいい。何で俺がここで戦ったか。勝敗もあるだろうけど、勝敗以前にここで、ちっちゃなこの場所で俺がお前と一騎打ちしたという意味合いがどういうものか考えろ。あとは自分で答えを出すしかない。俺がリングでお前への問いかけ。2年ちょっと? 会ってない間にお前は何やってきたんだって俺も問いかけたつもりだし。(秋山選手にとって鼓太郎は特別な気持ちがある?)いやいや、それは鼓太郎だけじゃなくて、ウチの選手もそうだし、だけどあいつが忘れちゃいけないのは、俺の元から一回離れた。それは俺を信用してなかったから離れた。理由はどうあれ、それはそう。だけどここにいる選手たちは俺を信じてついてきてくれた。明確な違いがあるし。全日本に上がるんであれば、それをなかったものにできるのかどうかもあいつ次第だろうし。もちろん上がり続けたくなかったら、上がり続けなくていい。ただ、そこだけはハッキリ…当時いた諏訪魔も青木も大森も、苦しいながらも、もちろんあいつも苦しかったと思うけど、だけど、ここに残って全日本を守ろうとしてくれた。俺はそういう人間が一番大切だし、そこにまた戦いを挑んできた。それなりの覚悟があってあいつもきたんだと思うから、それをこれから一戦一戦、出せって。もっともっと自己主張しろって。お前が昔はリング上だけでよかった。今はそうじゃないから。ちゃんと言葉に出して、皆さんに表現して、自分はどういうものなのか、どうしたいのか、何がターゲットなのか、何をここで求めるのか、しっかり話せ。そうじゃないとお前の居場所はない。俺も置いておく意味もないし。今日がそれのスタートだし」


 【鼓太郎の話】「(いろんな思いがあった中で秋山とシングルで戦ったが?)本当にヘビー級が強くてよかったなって思います。俺もね、コテコテのジュニアだけど、俺相手に容赦なくきてくれたし、それについては感謝してます。(秋山は『俺とシングルをやった意味を考えろ』と言っていたが?)言われなくてもわかってます。その気持ちも全部、体に乗せて伝えましたよ。でも今日の試合もそうだし、前の青木とのシングルもそうだけど、どちらとも負けたけどね。やっぱり俺はここでプロレスしたいなって改めて思いますよ。外に出てこんなボコボコになったことないからね。あとは何と言ってましたか? (『一戦一戦、覚悟を見せろ。主張しろ』と)俺の発言はしょっぱいからね。わかってますよ。その分、リングで見せようと俺は頑張ってきたから。でも主張はしますよ。まずは青木なり全日本ジュニアなりにね。やっぱり全日本ジュニア相手に、青木相手にしていくには、世界ジュニアを視野に入れないと意味がないし。今、全然、誰も絡んでないしね。ウルティモさんとTAJIRIさんでやり合ってるだけだから。俺がそこを獲ればね、青木だって黙ってないだろうし、それ以上に若い奴も黙ってないだろうし。一度置いていったベルトかもしれないけど、ここのど真ん中にいくにはベルトを獲らないと。青木にリベンジ果たさないとね。いやぁ気持ちいいぐらいにやられました。どこのヘビー級もそうでいてほしいよ。あと青木に空気になるって言われたけど、空気になるつもりもないし、絶対空気にならないけど、たとえ空気になったとしてもお前の首を獲りにいくよって。負けたままじゃ終われないよ」


◇第5試合◇
▼アジアタッグ選手権試合/60分1本
[第103代王者組]野村直矢 ○青柳優馬(18分23秒 片エビ固め)[挑戦者組]征矢学 ×ブラック・タイガーVII
※ロックスターバスター
☆野村&青柳が初防衛に成功 


【試合後の野村&青柳】
青柳「やりました。何とかこのアジアタッグのベルト防衛することができました。まだまだかっこいいチャンピオンには程遠いですけど、もっともっと僕らで防衛して、このベルトを輝かせたいと思ってます。まず獲ってから初防衛できたんで、まず第一歩、チャンピオンとしての務めを一歩クリアできたんじゃないかなと思ってます」


野村「この前、チャンピオンになったばかりで早い防衛戦だったけど、それなりに準備してきたものがあったんで、そこがうまく結果につながったなと思います」


青柳「でもまだまだですね。このベルトかけて、やっぱり獲った時からずっと気持ちは変わってないですよ。このベルトをかけて戦いたい相手がいる。青木篤志、佐藤光留。あの二人を絶対に振り向かせて、このタイトルをかけてあの二人と絶対に戦います」


野村「まだあの二人には一度も勝ってないんで、僕らで必ず防衛戦実現させて、必ず僕らが防衛したら、僕ら自身が進化できるんじゃないかって、そう思います」


 【試合後の征矢&ブラックVII】
ブラックVII「大森取締役、二度と青柳と当てないでくれ。寿司屋に行ってもアオヤギは食べない。それより全日本プロレスはやり方が汚いです。最強タッグに立候補する。大森取締役の力で我々二人を最強タッグにエントリーしてくれ。一番乗りだ、俺たちが」


征矢「エントリーさせてもらうぞ」


ブラックVII「もう二度とアオヤギは食べない。完敗だよ」


征矢「二度と食べないといってるけど、もしかしたら三度目は食べるかもしれない。しかしブラックVIIさん、めちゃめち流暢な日本語使っとるやないか。どういうことだ? もしかしたら俺より日本語うまいかもしれない。俺よりブラックVIIさんの方が日本語うまいかもしれない。今日負けた敗因は俺がスペイン語を勉強しなかった。ただ、それだけだ。ただよ、本当にやり方汚いぞ。誰が取り締まってんだ、全日本プロレス?」


――大森取締役では?


征矢「その取締役にしっかり日本語とスペイン語の取り締まりもちゃんとやっといてくれって言っといてくれ」


◇第6試合◇
▼三冠ヘビー級選手権試合前哨戦/60分1本
諏訪魔 石川修司 青木篤志 TAJIRI(21分39秒 体固め)宮原健斗 KAI ×佐藤光留 ダニー・ジョーンズ
※ラストライド


(試合終了後、諏訪魔は王道トーナメントの優勝カップを手に、エプロンで三冠ベルトを掲げる宮原としばしにらみ合った。石川と握手を交わしてからマイクを持つ)
諏訪魔「今日は勝ったんで、次、後楽園。俺が王道トーナメントの優勝者として、あの三冠のベルト、右手に持ちますよ俺は!宮原の時代は今度の後楽園で終わらせます」


【諏訪魔の話】「よし、絶対このトロフィーの反対側には三冠のベルト絶対に手にする。そして宮原の時代は終わり。もういいだろ。そう思うよ。どうなるかわかんないような全日本プロレスに一度、戻さなきゃいけない。どうなっちゃうんだろうって。それが俺の役目だと思うしさ。一人若いのが威勢よくたって面白くないでしょ。どんどんいろんなもの飛ばすよ。それが俺の使命だ。ベルト右手にほしいな。両手掲げたいよ。こういう名誉あるもの俺、大好きなんでね。そこはしっかり勝負しにいきます。(最後の前哨戦に勝利して手応えは?)そうだね。今までの中では一番いいんじゃないかなと思います。とにかくこの王道トーナメント優勝カップ、価値を上げていく。どんどん上げていく。三冠ベルトだって俺に任せろよって。わけわかんなくしてやるから(笑) それが一番だ」


 【宮原の話】「きたね。あと4日。俺の時代は永遠に終わらないよ、俺がプロレスラーでいる限りは。10月9日、負けられないんだよね。俺はプロレスの神様からこの全日本プロレスをさらに高みにもっていってくれと宿題もらってるんでね。そのためにはこのベルトを手放すわけにいかない。誰にでもその使命を与えられるわけじゃないんだよね。プロレス界で最も最高の男しか与えられない、その使命を9日、防衛して、さらに高みにもっていく」


 新木場大会の第4試合で秋山が鼓太郎と対戦、鼓太郎にとっても全日本退団後、フリー参戦してから初めて秋山とシングルとなる。
 序盤から読み合いを展開も、秋山がリストロックから腕固めで先手を奪い、鼓太郎のエルボーを受けきって逆にエルボーで返し、花道に連行してDDTで突き刺すが、場外ブレーンバスター狙いは鼓太郎が投げ返すと、すかさず三沢魂エルボースイシーダを発射、リングに戻ってもコーナーからのダイビングエルボーアタックから三沢魂タイガードライバーを狙う。
 しかし秋山はリバースすると、ジャンピングニーからエクスプロイダーで投げるが、2発目狙いは鼓太郎がエンドレスワルツで切り返し、ボディエルボー、アッパー掌底、ワンツーエルボーから三沢魂ローリングエルボー、三沢魂タイガードライバーを決める。だが秋山はカウント2でキックアウトすると、鼓太郎のローリングエルボーをジャンピングニーで迎撃し、エクスプロイダーで投げてから生膝ニーを何発と打ち込み、最後はリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪い勝利を収めた。
 秋山が試合後にコメントしたとおり、鼓太郎を始めとする退団した選手らは、全日本の経営危機に伴って契約形態を変えた秋山に不信感を抱いて去っていった。中には秋山を批判する者もおり、秋山は反論しなかったが、いろんな意味で悔しい思いがあったのも事実だった。全日本は秋山を支持するものだけで踏ん張り再建した。今回の秋山vs鼓太郎は秋山なりに抑えていたものをぶつけた試合だったのではないだろうか…。鼓太郎も秋山のメッセージを貰ったことでフリーながらも全日本のリングに上がり続けることを決意した。今回の試合で自分が半端な気持ちで捨てたはずの全日本のリングに上がったわけでないということを改めて示すことが出来たのではないだろうか。


 セミでは30日の群馬大会でブラックⅦ&TAKA組からアジアタッグ王座を奪取したばかり野村&青柳に、ブラックⅦがWRESTLE-1の征矢をパートナーに変えて挑戦、序盤は征矢がボディースラムで先手を狙うが、野村もボディースラムで応戦して譲らず、青柳との連係で捕らえにかかるも、征矢が両腕でのワイルドボンバーで反撃して、野村にDDT、青柳にショルダーネックブリーカードロップの同時攻撃から場外戦に持ち込み、ブラックⅦは鉄柱に青柳の左肩口を鉄柱に叩きつけてから脇固めと腕攻めを展開する。
 窮地を脱したドロップキックで窮地を脱した青柳は野村に交代、征矢組は野村を捕らえようとするがドロップキックでまとめて返り討ちにすると、征矢に串刺しジャンピングエルボーからノーザンライトスープレックスで攻め込む。
 しかし交代を受けたブラックⅦが野村の攻撃を断ち切ると、シャイニング論ザードから超高校級ラ・マヒストラルを狙うも、阻止した野村はスピアーを放ち、青柳との連係でブラックⅦを捕らえにかかるが、野村のスピアーが青柳に誤爆してしまうと、征矢がデスバレーボムで野村を排除してから、青柳にもワイルドボンバーを炸裂させ、ブラックⅦがカバーするも、野村が間一髪カットに入り、追尾式ジャンピングエルボーこと柴田惣一氏命名レッドアローで征矢を排除する。
 野村はブラックⅦにフロッグスプラッシュを投下するが、ブラックⅦが剣山で迎撃し、征矢も青柳にワイルドボンバーを炸裂させ、ブラックⅦが青柳とのエルボー合戦から首固め、超高校級ラ・マヒストラルと丸め込み技を連発するも、またしても野村がカットに入り、ブラックⅦに山折りを決め、征矢も野村をワイルドボンバーで排除すると、青柳もミサイルキックで征矢を排除、最後は青柳がジャーマンからロックスターバスターで3カウントを奪い、難敵相手に防衛に成功した。
 試合後の王者組は改めて青木&光留の迎撃をアピール、征矢相手にも一歩も引かず、難敵のNOSAいやブラックⅦ相手に2度も退けるなど、野村と青柳も立派に成長し若手の域から脱しつつある。また征矢は今年は大森とのGET WILDではなくブラックⅦとのコンビで出場を表明した。征矢はGET WILDとして昨年の最強タッグでは全勝優勝を果たしたが、現時点ではGET WILDとしてはやるべきことはなくなったということか・・・?


 10・9後楽園大会の前哨戦は諏訪魔組が宮原の首に照準を定めて集中攻撃を浴びせ、終盤でも諏訪魔が宮原のフロントハイキックをキャッチしてキャプチュードで投げ、ラストライド狙いはフランケンシュタイナーで切り返されたが、ジャーマンからのブラックアウト狙いは再びキャッチした諏訪魔がダブルチョップ、ローリングラリアットと浴びせ、光留のアンクルホールドもジャーマンで投げ捨てると、最後は宮原に見せ付けるかのように光留にラストライドを決め3カウントを奪い完勝、前哨戦を制した。

日本プロレス崩壊~全日本プロレスへ合流②新日本への合流は白紙に・・・遂に崩壊へ

 韓国に帰国し選手会に出席していなかった選手会長の大木金太郎が「合併話など全く聴いていない。これは会社乗っ取りを企んだ猪木を認めることに他ならない、絶対反対だ!」と会見を開いたことで両団体の合流に暗雲立ち込めた。大木は馬場と猪木とは1年先輩だったが、二人に追い越されてNo3の座に留め置かれ、また「自分こそが力道山の後継者である」ことを自負していた。また大木も馬場、猪木がいなくなったことでせっかくエースとなるも、団体の主導権を握った猪木、坂口にエースの座を取られるという危機感もあった。


 大木を交えた上で再度選手会が行われるが、坂口は「大木に合流話はNETの意向である」と説明するも、合流に賛成していた選手たちは一転して反対に周り、結局合流は白紙とされてしまう。選手会は坂口、大木の2派に分裂、大木は坂口を裏切り者として非難するだけでなく、先輩である芳の里に対しても呼び捨てにして「オマエがしっかりしないから、こんなことになったんだ!」と非難する。2派とは中立に立場を貫き、芳の里をオヤジと慕い、また合流は芳の里の意向であると知っていた高千穂は激怒し日本刀を持ち出し、以前から大木に対して面白くない感情も爆発して、大木を追い掛け回す一幕もあった。
 孤立した坂口は小沢正志(キラー・カーン)木村聖裔(木村健悟)大城勤、レフェリーの田中米太郎と共に日本プロレスを離脱して新日本プロレスに合流、保持していたタイトルも譲り渡すかのように明け渡し。大木に反抗した高千穂は坂口には追随せず、日本プロレスと共にする決意を固めた芳の里に追随するために日本プロレスに留まり、大ベテランの吉村道明も体力の限界で引退してしまった


 実質上日本プロレスの主導権を握った大木はマスコミの前でも「力道山先生伝統の日本プロレスをNETが見捨てるわけがない」と答え、坂口がいなくなっても放送は継続されると考えていたが、NETは『坂口を切るだけでなく、合流案を無視した日プロには用はない』と判断、NETも3月9日の佐賀県佐野大会の収録をもって日本プロレスの放送を打ち切り、新日本プロレスの放送を開始すると発表、坂口の離脱は日本プロレス崩壊に拍車をかける結果となったが、それでも大木は「4月以降もNETは自分達を見捨てることはない、新日本を放送しても隔週ぐらいの頻度で、ウチを放送してくれると思う」とマスコミに答え、「力道山伝統の日本プロレスをNETが見捨てるわけがない」をタカをくくっていた。しかしメインレフェリーだった沖識名も退団、芳の里も「テレビのバックアップがない以上、興行を続けていくことは無理」と撤退を表明し、営業も含めたフロントも全員辞表を提出するなど、日本プロレスの崩壊は決定的となった。


 それでも大木ら選手会は選手の貯金をかき集め、最後に支払われたNETの放映権料を使って、僅か6戦の「アイアンクローシリーズ」を開催することを決意、全日本プロレスが招こうとしたフリッツ・フォン・エリックを横取りに成功し、1973年4月13日に大阪府立体育館で大木vsエリックのインターナショナルヘビー級選手権をメインにして選手会主催のビックマッチを開催するも、営業力を失い、TVも失った日本プロレスを観に来る観客は少なく4000人(実数は1000人ぐらい)と惨敗、さすがの選手会も現実に気づき存続にギブアップ、翌日に東京に戻った選手たちは解散会見を開き、力道山本家である百田家に預けられることになった。百田家に斡旋したのは芳の里で、撤退はしても残された選手たちの面倒は最後まで見るつもりだった。日本プロレスは4月20日群馬県吉井町(現在は高崎市と合併)大会を最後に活動を停止した。(続く)


(参考資料 日本プロレス事件史Vol.2  GスピリッツVol.28、ザ・グレート・カブキ自伝「東洋の神秘」)

血みどろが痛恨2敗目で全公式戦終了!最侠タッグリーグ釧路大会公式戦結果


10月5日 大日本プロレス 北海道釧路青雲台体育館 234人

▼ストロングブロック公式リーグ戦/30分1本
[2勝1敗=4点]○橋本大地 神谷英慶(11分55秒 片エビ固め)[1勝2敗=2点]浜亮太 ×中之上靖文
※シャイニングウィザード

▼デスマッチブロック公式リーグ戦~蛍光灯TLCタッグデスマッチ~/30分1本
[3勝1敗=6点]宮本裕向 ○木髙イサミ(14分11秒 ヨーロピアンクラッチ)[1勝2敗=2点]×藤田ミノル 星野勘九郎

▼デスマッチブロック公式リーグ戦~蛍光灯4sides+Tringle Bunchタッグデスマッチ~/30分1本
[2勝2敗=4点]○竹田誠志 塚本拓海(14分53秒 片エビ固め)[3勝2敗=6点]高橋匡哉 ×植木嵩行
※ロッキンボwith蛍光灯

日本プロレス崩壊~全日本プロレスへ合流①猪木、坂口が合体!新団体設立目前も…

 プロレスとは関係のない話になるが、民進党が新党である希望の党に合流となった、民進党の代表だった前原誠司氏はおそらく対等な関係と思って合流したと思う。しかしいざ合流となると新党・希望の党に主導権を奪われており、これに納得しなかった枝野幸男氏が新党・立憲民主党を設立、プロレスファンで元総理大臣だった野田佳彦氏は無所属での出馬と、一時政権与党だった民進党は三つに分裂した。政党のあり方はプロレス団体に似ているような感じもするが、思い出したのは昭和48年の日本プロレス崩壊~全日本プロレスへの吸収合併だった。


 日本プロレスは昭和38年に力道山死去後も、ジャイアント馬場とアントニオ猪木の2大スターを要して日本テレビだけでなくNET(テレビ朝日)との二局放送もあって絶大なる人気を誇っており、競合団体だった国際プロレスに対して圧倒的な差を見せつけていた。だがその時代もいつまでも続くわけがなく、昭和46年12月にクーデター事件が起き、2大スターの一人である猪木は日本プロレスから追放されたのを契機に陰りが見え始め、翌年には日本プロレスが日本テレビとの取り決めを破り、馬場の試合をNETで放送したことで放送を打ち切り、その報復として馬場を独立させて全日本プロレスが旗揚げした。


 馬場と猪木という2大スターを失った日本プロレスは一気に傾きだすも幹部達は「馬場や猪木が抜けても、坂口征二や大木金太郎がいる!」と強気な態度を取り続けていたが、これまで圧倒的な差をつけていた国際プロレスとの興行戦争に惨敗、NETの中継は継続されてはいたものの、視聴率は低迷、観客動員も落ち込み、観客よりもTV中継スタッフの方が多かった興行もこともあったという。日本プロレスは絶大なる力を失いつつ状況の中でアメリカ武者修行に出ていた高千穂明久、後のザ・グレート・カブキは芳の里の命令で凱旋帰国した。


 高千穂は昭和39年に入門、体が小さかったこともあって入門僅か3ヶ月でリストラされそうになり、退職金も当時の大卒初任給の2ヶ月分を受け取ったが、芳の里から残れと言われ、退職金も返還しようとしたが、芳の里は「そのまま受け取っとけ」と言われてそのまま受け取った。高千穂明久のリングネームを与えたのも芳の里だった。デビューを果たした高千穂は芳の里ら幹部らの付き人になり、芳の里をオヤジと慕うようになった。昭和45年に念願だったアメリカ武者修行に旅立ち、各地を転戦、トップとはいかないまでも稼げるレスラーとなりアメリカ定着も考えた矢先での帰国命令だった。


 日本プロレスは大木、坂口、高千穂、大ベテランの吉村道明が中心になるも、視聴率どころか観客動員も好転せず、経営も苦しくなった日本プロレスは人減らしのために中堅・若手を5~6人海外遠征に出し、事務所&合宿所&道場&倉庫のあったビルを移転、所有していた2つのビルのうち1つを売却するなど資金難に陥り始めるも、選手のギャラはNETの放映権料から辛うじて支払われていた。

 そこでNETはテコ入れのために猪木に戻ってきてもらうことを決断、水面下で猪木側である新日本プロレスに接触した。日本プロレスを追われた猪木は新日本プロレスを旗揚げするも、TV中継もなく、外国人招聘ルートも弱かったこともあって旗揚げから苦戦し、巨額の赤字を抱えていたていたことから、NETからの話は猪木だけでなく新日本にとっても渡りに舟であった。NETは日本プロレスの現状に危機感を抱いていた芳の里にも声をかけ、坂口に"お前は猪木とやれ”と接触を命じた。二人はNETの仲介で極秘会談を何度も重ね、新日本と日本プロレスを発展的解消させ、日本プロレスは全選手が独立、双方が対等な形で合体して新団体「日本プロレス」を設立、猪木が持ち株60%を持つ社長、坂口が持ち株を40%を持つ副社長に就任、新団体は4月からNETで放送することで合意に達した。なぜ芳の里が猪木と坂口を引き合わせたのか?、芳の里は逼迫する日本プロレスの経営に疲れており、日本プロレスを綺麗に畳んで退陣することを決め、残った選手の面倒を猪木、坂口に見てもらおうと考えていた。


 早速新日本との合体案は選手会の合意を取りつけ了承を得ると、昭和48年2月に猪木と坂口が会見を開き、4月から両団体は合流することを発表した。しかしこの計画をひっくり返した者がいた、それは韓国に帰国していたため選手会の会合に参加していなかった大木金太郎だった。(続く)
(参考資料 GスピリッツVol.28、ザ・グレート・カブキ自伝「東洋の神秘」)

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