伊賀プロレス通信24時「日常茶飯事(ちゃはんじ)」

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!

発表!1月の月間MVP、ベストバウト、ベストシリーズ&興行

1月の月間MVP、ベストバウト ベストシリーズ&興行が決定しました


1月の月間MVP
中邑真輔(WWE SMACKDOWN)


投票結果=投票数43
中邑真輔(WWE SMACKDOWN)=13
オカダ・カズチカ(新日本プロレス/CHAOS)=9
石川修司=7
ジェイ・ホワイト(新日本プロレス/CHAOS)=4
ジョー・ドーリング=4
鈴木みのる(鈴木軍)=3
TAJIRI=2
拳王(NOAH)=2
ウィル・オスプレイ(新日本プロレス/CHAOS)=1
竹田誠志=1 


1月のタッグMVP
EVIL SANADA(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)


投票結果=投票数31
EVIL SANADA(新日本プロレス/ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)=10
諏訪魔 石川修司(暴走大巨人コンビ)=8
SHO YOH(新日本プロレス/CHAOS)=5
竹田誠志 塚本拓海(クレージーラヴァーズ)=5
バットラック・ファレ タマ・トンガ タンガ・ロア(BULLET CLUB)=1
石森太二 Hi69(NOAH/XX)=1
花月 木村花(大江戸隊)=1


1月のベストバウト
1月4日 新日本プロレス「ブシモ 5th ANNIVERSARY WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム」東京ドーム
▼ IWGP USヘビー級選手権試合 ノーDQマッチ/60分1本
[初代王者]○ケニー・オメガ(34分36秒 片エビ固め)[挑戦者]×クリス・ジェリコ
※片翼の天使
☆ケニーが4度目の防衛に成功


投票結果=投票数83
ケニー・オメガvsクリス・ジェリコ(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)=13
ウィル・オスプレイvsマーティ・スカルvsKUSHIDAvs高橋ヒロム(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)=8
オカダ・カズチカvs内藤哲也(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)=7
鈴木みのるvs棚橋弘至(新日本プロレス 1月27日 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる)=6
内藤哲也vsタイチ(タカタイチマニア 1月23日 後楽園ホール)=6
飯伏幸太vsCody(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)=4
ジェイ・ホワイトvsケニー・オメガ(新日本プロレス 1月28日 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる)=4
拳王vs清宮海斗(NOAH 1月6日 後楽園ホール)=4
石川修司vsHARASHIMA(DDT 1月28日 後楽園ホール)=3
ジョー・ドーリングvsゼウス(全日本プロレス 1月2日 後楽園ホール)=3
竹下幸之介vsHARASHIMA(DDT 1月10日 東京・練馬Coconeriホール)=3
後藤洋央紀vs鈴木みのる(新日本プロレス 1月4日 東京ドーム)=2
SHO YOHvsニック・ジャクソン マット・ジャクソン(新日本プロレス 1月28日 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる)=2
諏訪魔 石川修司vs秋山準 大森隆男(全日本プロレス 1月3日 後楽園ホール)=2
諏訪魔vsヨシタツ(全日本プロレス 1月14日 アイメッセ山梨)=2
原田大輔vs大原はじめ(NOAH 1月27日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)=2
長州力 飯伏幸太 伊橋剛太vs藤波辰爾 TAKAみちのく 関本大介(長州力プロデュース興行 1月14日 後楽園ホール)=2
ボラドール・ジュニアvsバルバロ・カベルナリオ(新日本プロレス 1月20日 後楽園ホール)=1
野村直矢 青柳優馬vs秋山準 大森隆男(全日本プロレス 1月6日 名古屋国際会議場)=1
石森太二 Hi69vsHAYATA YO-HEY(NOAH 1月27日 エディオンアリーナ大阪第二競技場)=1
小幡優作vs田中将斗(ZERO1 1月1日 後楽園ホール)=1
YAMATO Kzyvs望月成晃 横須賀ススム(DRAGON GATE 1月16日 後楽園ホール)=1
石川修司vs彰人(DDT 1月8日 大阪市立平野区民センター)=1
遠藤哲哉vs黒潮"イケメン"二郎(DDT 1月10日 東京・練馬Coconeriホール)=1
山下実優vs才木玲佳(東京女子プロレス 1月4日 後楽園ホール)=1
竹田誠志vs塚本拓海(大日本プロレス 1月2日 後楽園ホール)=1
阿部史典vs野村卓矢(大日本プロレス 1月17日 新木場1stRING)=1
竹田誠志 塚本拓海vs伊東竜二 アブドーラ・小林(大日本プロレス 1月25日 後楽園ホール)=1
土肥孝司 熊ゴローvs稲葉大樹 伊藤貴則(WRESTLE-1 1月8日 後楽園ホール)=1
花月 木村花vsHZK 渡辺桃(スターダム 1月5日 名古屋市中村スポーツセンター)=1
クイーンズクエストvs大江戸隊 5vs5勝ち抜き戦 ルーザー・リーブ・ユニットマッチ(スターダム 1月21日 後楽園ホール)=1
紫雷イオ バイパー HZKvs花月 木村花 夏すみれ(スターダム 1月28日 新木場1stRING)=1
浜田文子vs世志琥(SEAdLINNNG 1月14日 後楽園ホール)=1
AJスタイルズvsケビン・オーエンズ ザミ・ゼイン(WWE 1月28日 バージニア州フィラデルフィア)=1


1月のベストシリーズ&興行
1月4日 新日本プロレス「ブシモ 5th ANNIVERSARY WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム」東京ドーム 34995人


投票結果=56
新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム」1月4日 東京ドーム=14
WWE「ロイヤルランブル2018」1月28日 バージニア州フィラデルフィア=9
新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in SAPPORO ~雪の札幌2連戦~」1月27、28日 北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる=7
DDT「D王 GRAND PRIX 2018」1月5日 新宿FACE~28日 後楽園ホール=6
新日本プロレス「NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2018」1月12日 名古屋国際会議場~22日 後楽園ホール=5
タカタイチマニア 1月23日 後楽園ホール=3
長州力プロデュース興行「POWER HALL 2016~Set Back the Clock」1月14日 後楽園ホール=3
新日本プロレス「NEW YEAR DASH!!」1月5日 後楽園ホール=2
全日本プロレス「2018ニューイヤーウォーズ」1月2日 後楽園ホール~14日 アイメッセ山梨=2
NOAH「Navig. For The Future」1月27日 エディオンアリーナ大阪第二競技場=2
WWE「RAW 25th Anniversary」1月22日 ニューヨークブルックリン=2
NOAH「Navig. For The Future」1月6日 後楽園ホール=1


以上に決定しました
投票ありがとうございました

今年初の大阪でのビックマッチも札止めで大盛況!新日本にレイ・ミステリオが参戦へ!

2月10日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」 エディオンアリーナ大阪 5481人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第1試合◇
▼北村克哉 7番勝負第6戦/20分1本
○永田裕志(10分58秒 バックドロップホールド)×北村克哉


【永田の話】「まあ、一つひとつの技とかね、受け身とか、攻撃パターン、チョップ。エルボー、そういうものを一つひとつ、確かに身につけてるのはわかります。新人離れした体を使った、それを有効に使う技もできつつある。それはよくわかる。ただ、プロレスっていうのは本当に闘いなんで。自分の体を有効に使いながら、いざ殴られたり蹴られたりしたときに、“なにクソッ!”ってものがもっとリングで出ないと。リング上は闘いなんだから、相手に対して、怒りとか、そういうものをぶつけながら殴る蹴る、叩きつける、そういうレスラーになってほしいですね。すごいモノ持ってますから、北村ってのは。ま、我々も、昔はそうやって、先輩たちに殴られ蹴られ、谷底に落とされ、そっから這い上がってきたのでね。今日の彼の7番勝負、かつて僕らがやられてきたそのまんまのことを北村には伝えたつもりです。僕はああやって、当時のコーチだった馳(浩)さんとか佐々木(健介)さん、そういう人たちに谷底に沈められて沈められて、這い上がってきたっていうのがありますからね。まあ、ホントは北村なんかは、もっと攻撃を受けてもいいんですけど、今日までの(7番勝負のうちの)5番勝負までうまくやってたんで、あんまりそれが見えなかったんで、今日は僕が敢えて教えてやりました。この体……あの体で僕のことを吹き飛ばしたら、それはそれでいいんですよ。でも、そんなヤワじゃないんで。26年もやってきた永田裕志の体は。北村はもっとこういうのを受けなきゃダメですね。そして本物のプロレスラーになってほしい。そういう思いからくる厳しい攻めをしたつもりです」


【北村の話】
北村「(※岡の肩を借りてコメントブースに辿り着くと四つん這いになり)チクショーーー!! (※床を叩きながら)ウワァ~~~!! ……悔しいです…」


※そこへ中西学が登場。
中西「オイ。お前、そんなモンちゃうやろ!」


北村「はい」


中西「俺がよ、次の(北村克哉7番勝負)7戦目、相手したるよ。俺が仕込んだるよ、お前! 心して受けろ(※と言い残して去る)」


北村「お願いします! 中西さん、お願いします! ……永田さん、この世界に導いて下さったのは、永田さんで。永田さんと出会って、僕は“チェンジ・マイ・ライフ”。人生変えた。頑張って行きます。次、7番勝負、中西学さんが、今日、僕と試合して下さると言って下さってるんで。一生懸命、あの人間離れした怪物を相手に、挑みたいと思います……。まだ終わってないです……(※と言い残し、這ったまま控室へ移動)」


◇第2試合◇
▼20分1本
○金丸義信 エル・デスペラード(10分22秒 逆エビ固め)YOH ×SHO


【バックステージでの金丸&デスペラードの話】
デスペラード「チャンピオン! どうした、チャンピオン!? チャンピオン、タッチ(しろ)! もう1人(ロメロが)いたじゃねぇかよ、この野郎」


金丸「チャンピオン・プラス・ワン」


デスペラード「ハッハッハ!」


金丸「(タイトルマッチを)いつやんだ、オイ!? ヘボチャンピオン。まあ、俺らとやったら、ベルト獲られるから、いつまでも黙ってんだろ!? いつでもいいから準備しろ。次、行くからな」
デスペラード「キッチリ2対2でやったらこうなるのは目に見えてんだ。だからお前ら、今日、俺たちがあれだけ『やらせろ』って言ってたタイトルマッチにならなかった。前(から対戦カードが)組まれていたにもかかわらず、自分に自信がないから『ベルトを懸ける』って言えなかったんだ。あ!? そんなチャンピオン、願い下げだよ、こっちから。あ!? ベルトを持ってるっつうのはよ!! ウチのボスみてぇによ! おっかねぇから、強いから、カッコいいから持ってんだろ!? いつまでも逃げ回ってるようなヤツが、振り回していいようなモンじゃないんだ。逃げるなよ」
金丸「まあ、あいつらのチャンピオンも、あと数日だろ。まあ、やらねぇならやらねぇでいいけどな。それだけだ(※と言い越して去る)」


デスペラード「あ~あ、ほら? ノブさん、興味失っちゃった。ベルト…まあ、『欲しいのか? 欲しくねぇか?』っつったら、どっちでもいいんだが! でも、明確に、お前らが俺たちに負けたろ。試合見てなかった、結果しか追いかけねぇようなヤツにも伝わるように、あいつらが持っているモノを俺たちがいただく」


◇第3試合◇
▼20分1本
真壁刀義 マイケル・エルガン KUSHIDA 田口隆祐(11分52秒 片エビ固め)鈴木みのる 飯塚高史 タイチ ×TAKAみちのく
※キングコングニードロップ


(試合終了後)
真壁「オイ、鈴木さんよ! もういい加減よ、インターコンチ、挑戦させろよ! 腰抜け!(インターコンチのベルトを手に取る)ほら、来てみろよ!」


(鈴木は引き上げると見せかけ、猛然とリングにダッシュ。そして、ベルトを手にする
鈴木「このゴリラヤローが! そうかそうか、オマエはまだ現実がわかってねえみてえだな。じゃあ、貴様と、この大阪のクソどもに、俺の気持ちを伝えてやる。オイ、真壁! 俺と戦え!」


(これに対して真壁が襲いかかるが、田口とKUSHIDAが止めに入る。なおも真壁と鈴木はつかみあいになるが、セコンドたちが両者のあいだに割って入る。すると、鈴木は花道を引き下がるが、ヤングライオンの岡に八つ当たりのように場外フェンスを投げつける。そして、ストンピングを浴びせると、花道をあとに。真壁がリング上で勝利のポーズを見せ、気合のこもった表情で退場。)


【バックステージでの真壁のコメント】
真壁「オイ、鈴木みのるさん、いや“鈴木みのらず”さんよ。俺の思った通りだ、リング上じゃ、あと引けねぇよな。いいぜ。見事なチャンピオン像だ。いいじゃねぇかよ。ところがどっこいよ、それがテメェの運の尽きだ。オイ、この俺様、真壁刀義はよ、4年か、5年か、(シングルの)チャンピオンシップから遠ざかってる。それはテメェの責任か? いや違うね。この俺様が出たら、必ずベルト分捕るから。だったらこそ勝負だ? いいじゃねぇか。それでこそ、新日本プロレスだよ。核弾頭だ。見してやるぜ。この俺様はよ、会社のテメェら、わかってんだろ? 鈴木みのる、テメェもわかってるはずだ。この俺の本気が爆発したら、テメェら木っ端みじんだ、バカ野郎。しかもよ、今はよ、オリンピックイヤーだ。おもしれぇぜ。技と技、己と己、そして小賢しい技と技。おもしれぇじゃねえか。同じ色してやがるな、オイ、鈴木。俺とテメェはよ、闘う運命にあるんだ。こういう運命にあんだよ。もうテメェはよ、リング上で言っちまったんだ。もう後戻りはできねぇ。わかってんな、この野郎。俺はな、ずっと前から訴えたかった。だからこそ、だからこそ今日のこの俺様の挑発に乗ってくれたな、見事によ。うれしいじゃねぇか。だからこそ、だからこそテメェをよ、完膚なきまでに叩き潰してやる。オイ、鈴木みのる、いや、“鈴木みのらず”さんよ、いいか、根本だ、テメエの根本、叩き潰してやるよ。いいな、テメェ。そしたら、そしたら逆らう者は誰もいねぇ。鈴木軍ももう終わりだ。いいな? 俺は1人ひとり、一つひとつだ、淘汰していくぜ。オイ、テメェら、渦巻き、クダ巻き野郎によ、一言一句、間違いなく伝えろよ。それでこそチャンピオンだ。覚悟しろよ。まあ、鈴木みのるも、単なるオカマ野郎じゃなかったってことだ。まあ、こんだけ超満員の大阪で、そりゃそうだ、俺と鈴木は似てるんだ。ケンカだな。だからこそだ、大阪の野郎は“血沸き肉躍る”だろ。だからこそだ、リング上で挑発行為だ。だからこれが、こうなったわけだ、いいじゃねぇか。鈴木さんよ、お前が『YES』って言ったんだ。もう引き戻せねぇ。もう引き返せねぇ。いいか、覚悟しとけ、それだけだ」


――ベルト戦線から4、5年離れていたということで、今回ベルトにかかわる試合をしますが、それに対するプレッシャーなどはありますか?
真壁「プレッシャー? ねぇだろ。あるわけねぇだろ。やっぱりよ、この俺様、真壁刀義がメディアに出れば、“新日本プロレスさすがじゃねぇか”“新日本プロレス真壁刀義やるじゃねぇか”って、そういう称賛もらうわ。ありがてぇよ。ほかに演者さん、いっぱいいるだろ? お笑い芸人さんもいりゃあよ、一般の芸能人もいっぱいいるわ。その中で『おお、おもしれぇな、お前』って言ってくれたよ。ありがてぇ。だけどよ、俺の本質はプロレスラーだ。プロレスラーだからこそ、メディアでもいろいろ頑張ってきた。だけどよ、乾くんだよな。乾くんだ。抑えきれねぇぐらい乾くんだ。なんでかわかるか? 俺、プロレスラーだからだ。俺、芸能人の方でもなんでもねぇ。プロレスラーだよ。プロレスラーで芸能の仕事やらしてもらってるだけだ。俺の本質、プロレスラーだ。しかもわかってんだろ? 俺のギラギラしたレスラー魂を。抑えられねぇんだ。抑えられねぇ。だからこそだ、鈴木みのる。鈴木みのるに挑戦することに意味あるし、だからこそ、あいつの持ってるベルトだよ。(王座から)引きずり下ろすことに意味があると思うんだ。そりゃそうだ。闘う理由なんてねぇよ、そんなモン。俺が闘いたいと思ったんだ。それだけだ。だがな、難癖つけてるだけだ、俺はよ。対戦相手に難癖つけただけ。ただそれだけだ。ただ鈴木みのるとやってみてぇんだ。面白いじゃねぇか。だからこそ、数年前を思い出すんだ。俺が落ち着く前だ。ギラギラしたものがあったろ? それをいま、取り戻しつつあっからよ。やってやるぜ。挑戦? いつでもいいぜ。この俺様、真壁刀義は準備万端だ。準備できてっからよ。いつでも勝負できる。いいぜ、今日のメイン終わってからでもやってやるよ。いつでもやってやる。いつでもやってやる、それだけだ」


――鈴木選手が持っているベルトがインターコンチネンタルだから、インターコンチネンタル王座に挑戦すると?
真壁「そりゃそうだ。鈴木みのるが(持ってるのが)NEVERならNEVER(に挑戦)だ。IWGP(ヘビー級)ならIWGPだ。そりゃそうだろ? 俺、褒めることなんて一切しない。褒めることなんて考えたりしねぇ。ただよ、あいついくつだ? もう50(歳)近いだろ? それでもあのパフォーマンスだ。スキあらばよ、首元、掻っ切られるだろ? そういうレスラーだ。そういうレスラーだからこそ、やる意味があるって言ってんだ。この俺のよ、甘くなった部分があんだろ? 俺、自分でもわかってんだ、甘くなったなって。そのへん、記者に質問投げかけられたら、答えちまうだろ? そんなことだよな。(以前なら)『うるせぇ、この野郎!』って一喝したもんだろ? でも、今は丁寧に答えちまう。そのテメェが置かれてる立場もわかってる。ベビーフェースだから、正規軍だから……バカ野郎、そんなモン最初から全部、ブチ壊してやる。だからこそプロレスラー真壁刀義、ここにありってもんだよ。だから色男(棚橋)のことも何も関係ねぇ。敵討ち? そんなの関係ねえ。俺は俺のやり方でベルトを獲る。鈴木みのるを引きずり落とす。それだけだ。カッコいいなあ……。俺、上機嫌だ。なんでかわかる? 鈴木みのるがもう引き返せない。リング上で『YES』って言ったんだ。ただ、それだけだ」


――ところで、インフルエンザは大丈夫ですか?
真壁「インフルエンザ? それ、一番大事なことなんだ。1回、NEVER(のタイトルマッチ)流してんだろ。それから物凄い、細かくなった。今、こういう時代だろ? 気をつけねぇとな。この俺様、真壁刀義の魅力はよ、このギラギラした試合と、ギラギラしたコメントなんだよ。テメェで言って、テメェで盛り上がってくるから、やってやろうかとなるんだ。お前らもそれ聞いて、満足だろ? 俺の試合見たらよ、お父さんお母さん、そして子供たち、女子高生たち、そして20歳ぐらいのいい年頃のおねぇちゃんたち、み~んなよ、ワクワクするからよ。それはよ、また今度、リングで証明してやる。新日本プロレスよ、聞いたろ? チャンピオンが『YES』って言ったんだ。オイ、お前らも『YES』って言うしかねぇよな? 言わなかったら……覚悟しとけ、それだけだ」


【鈴木の話】「オイ、真壁、そんなに死にてぇのか? オイ、正式に、このプロレス界の王様の前に出て来ることを許そう。真壁、テメェの首持って、一つでここまで出て来い。俺の前に現れろ。ブチ殺してやる……」


【バックステージでのタイチのコメント】
※TAKAはタイチの肩を借りてバックステージへ現れ、苦しそうにうめき声をあげ続ける。
タイチ「(※TAKAに対し)パレハ! 大丈夫か、オイ…。しっかりしろよ、お前…。どうしたんだよ、お前! 終わりか、お前、コラ! 毎日、毎日、コラ! 終わりか、テメェ…!」


※TAKAはそのまま控室へ消える。
タイチ「(※TAKAの後姿を見届け)なに、人っつうのはよ、それぞれの道があんだよ。それぞれの人生があんだよ。そう。俺みたいに。分岐点のようだな…。まあ、パレハ(TAKA)もパレハで考えがあんだろ。俺にも俺で考えがある。(※マスコミに向かって)内藤からの返事、来たのか!? どっか受け取ったか!? ねぇだろ。“だんまり”だな。当日まで。わかった。あとはテメェが言うように、『俺とやりてぇんだったら行動で示せ』って、そんなようなことも言ったな!? よし、わかった。やってやろうじゃねぇか。背後に気をつけるんだな…」


◇第4試合◇
▼20分1本
○ジェイ・ホワイト 石井智宏 矢野通(7分33秒 レフェリーストップ)ジュース・ロビンソン デビット・フィンレー ×トーア・ヘナーレ
※シャープセンセーション


◇第4試合後◇
第4試合終了後、会場のヴィジョンになんと“元WWEスーパースター”レイ・ミステリオ選手が登場。新日本プロレスジュニアの“レジェンド”獣神サンダー・ライガーに対戦表明した。


【ミステリオからのメッセージ】「コンニチワ! レイ・ミステリオだ。はじめての新日本プロレス参戦にとてもエキサイトしているよ。俺が闘いたい相手は、史上最も偉大なジュニアヘビー級のレスラー、獣神サンダー・ライガーだ! ライガー、俺はおまえに闘いを挑む。3月25日、『STRONG STYLE EVOLVED』アメリカ・カリフォルニア州ロングビーチのWALTER PYRAMID でな? 俺の想いは伝えたぜ? あとおまえの答えを待ってる! Booyaka! 6・1・9!」


(このコメントを受けて、場内は「ライガー!」コールが爆発。実況席でゲスト解説を務めていた獣神サンダー・ライガーは手を上げて応え「ガッチリやりたいですね」とコメントを残した)


◇第5試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○BUSHI(10分7秒 片エビ固め)×外道
※MX


【BUSHIの話】「オイ、外道、(シリーズ)最終戦、大阪、ちゃんと俺のマスク持って来たよ。試合前にわざわざ、お前の汚ねぇヒゲ、切ってやろうと思ったけどな、俺の大事なマスク、返ってくりゃ、それでいいや。構わない。そもそも、外道と俺のタイトルマッチでもない試合、誰が興味あんだよ? スペシャルシングルマッチ? なんか得したのか? な、意味なんてねぇだろ? それでも俺は2年前、ジュニア、『(BEST OF THE)SUPER Jr.』の借りを返しただけ。まあ、いいよ。これから楽しみにしてるぜ。マ・ジ・で……」


◇第6試合◇
▼スペシャルシングルマッチ/30分1本
○内藤哲也(16分46秒 体固め)×YOSHI-HASHI
※デスティーノ


【タイチが内藤を押さえつけ、強引にコメントブースへ連行する】
タイチ「(※内藤をマイクと脚でいたぶりながら)ワーハッハッハ! ほ~ら、聞けよ、内藤、コラ! テメェ、『俺とやりたかったら行動で示せ』とか言ったな? ほら、来てやっただろ。テメェが“だんまり”するからよ。それでよ、テメェ、俺になんて言った、コラ!? テメェ、この発言して、テメェの発言に責任取れよ。俺をその気にさせたぞ、ついに。そのよ、クソみてぇな発言で、オイ!? その発言が、新日本プロレスにとってもな、テメェにとっても、脅威となる。脅威となる! その男が誕生したよ。まずはテメェだ! その発言の罪は重いぞ。内藤、シングルマッチだ。『タカタイチ(興行)』じゃねぇぞ。新日本プロレスのこのリングで! もう1回俺とやれ。わかったな? 返事するか!? わかったか、コラ、オイ! ヘッ、バーカ(※と言い残して去る)」


内藤「(※タイチが去ってから立ち上がり)やれ、やれ…。さあ、“定位置”に戻りましょうよ(※と言ってコメントを出す本来の場所へ移動)。それにしても、次から次へと(対戦希望者が)現れるね。いいんじゃない? だって、こんなにおいしい相手、ほかにいないよ? 逆に絡まなきゃ損だからね。それから、いまタイチの顔見た!? あんなに生き生きしているタイチ、俺は数年ぶりに見たよ。一緒にメキシコ行ったときかな!? もう6年!? 7年前ですか!? それぐらいぶりに、あんな生き生きとした表情見たよ。なんで、この生き生きとした顔が現れたかわかる? 俺がケツを叩いてやったからだよ。俺がケツを叩いたから、あいつは一歩踏み出す勇気が出たんだろ。俺に絡んで来るのはいいけどさ。その前に『グラシアス』『ありがとう』はないのか!? 俺のおかげだろ。感謝しろよ。ま、これからどうなるのかわからないけどさ。彼がどういう行動を起こすのか、わからないけど。俺、オクパードなんだよ。忙しいんだよ。タイチになんか構ってるヒマないからね。そんなにやって欲しいんだったら、もっと、まず! まず! 行動起こしてみろよ。まあ、話はそれからだよ。悪いけど、彼と俺じゃ、立っているステージが違うからさ。じゃあ皆様、次は(2月14日)沖縄でお会いしましょう。アスタ・ルエゴ。アディオス」


 今日は新日本プロレス大阪大会を観戦、生憎の雨だったが前売りの段階でチケットは完売となったことで、用意されたイスは埋まり超満員札止め、今年も新日本の活気力を見せつけられてしまった。
 大阪大会ではCHAOSvsロスインゴの5番勝負が組まれ、内藤vsYOSHI-HASHIは先入場の内藤は大試合用のジャケットではなくキャップとTシャツ姿で登場すると、背後からYOSHI-HASHIが入場テーマを待たずに襲撃をかけ、先にリングに上がったYOSHI-HASHIは掟破りの寝そべりポーズで威嚇し、リングインする内藤をプランチャで再び奇襲をかけ、内藤をリングに戻すが、内藤は寝転がりながら反対側の場外へと逃れ、YOSHI-HASHIが襲い掛かるが、また内藤が反対側の場外へ寝転がるなるなど、YOSHI-HASHIのペースには付き合わず、内藤ペースへと引きずりこんでいく。
 これに怒ったYOSHI-HASHIは内藤に襲い掛かるが、場外戦に持ち込んだ内藤は鉄柵攻撃で反撃しエプロンでのネックブリーカーを敢行、ストンピングを浴びせて唾を吐くが、余裕の内藤をYOSHI-HASHIが足めがけての低空ドロップキックで切り崩し、DDTで突き刺してから逆水平、ヘッドハンター、串刺し逆水平からエルボーの連打、トップロープに磔にしてからの背中へのドロップキックと猛反撃する。
 内藤もネックスターから背中へのドロップキック、ロープにかけてのネックバスターで反撃するとコーナーミサイルを狙うが、見切ったYOSHI-HASHIは内藤を場外へと追いやってトペコンヒーロを敢行、花道へと内藤を連れ出してバンカーバスターを決め、リングに戻るとコーナーからシャリマティーからバタフライロックで絞めあげ、さすがの内藤も苦悶の表情を浮かべるが、そのまま立ち上がった内藤はトルネードDDTで逃れると、コーナーミサイルからブリティッシュフォールYOSHI-HASHIの逆水平に対してジャンピングエルボーアタックを浴びせてから、デスティーノで勝負を狙うが、回転途中で抱えたYOSHI-HASHIがアバランシュ式リバースDDTで切り返す。
 両者はエルボーや張り手合戦を展開し、YOSHI-HASHIは逆水平から張り手、トラースキック、しゃちほこラリアット、ジャンピングパワーボムと畳みかけた後でバタフライロックで絞めあげ、カルマで勝負に出るが、内藤は逃れて張り手合戦からジャーマン、延髄斬りから雪崩式フランケンシュタイナーと攻勢をかけ、浴びせ蹴りからドラゴンスープレックスを決めるが、YOSHI-HASHIもスピンキックで応戦、しかし内藤はランニング旋回式デスティーノを決めると、デスティーノを決めて3カウントを奪い勝利、試合後に花道から退場する内藤を、タカタイチマニアで対戦し再戦を要求していたタイチが内藤を襲撃、そのままバックステージへと下がった。
 バックステージでも内藤を罵ったタイチは改めて再戦を要求したが、タカタイチ興行でも内藤はタイチにヘビー級転向を勧めていたが、タイチはIWGPジュニアヘビー級王座への未練もあって渋っていた。しかしNOAH参戦時からウエートも上がっていたこともあって、これ以上ウエートを維持するのは難しいと判断したのか、IWGPジュニアヘビー級への未練を残しつつヘビー級への転向を覚悟したようだ。ただタイチもヘビー級への対応する技量も備わっており、鈴木軍的には日本人でヘビー級、またタイトルに絡むのは鈴木だけなことを考えると、ヘビー級の戦いの幅が広がり、鈴木への負担も軽くなることから悪くはない選択だと思う。一方YOSHI-HASHIは、内藤が試合が終わった時点でタイチへと向かっていることから既に内藤の眼中にはない。館内からもYOSHI-HASHIが負けることを願って「メキシココール」も発生していたが、内藤のアピール通りにメキシコへと行ってしまうのか…


 外道vsBUSHIは、BUSHIが外道の顎鬚を刈るとして植木バサミを持参すれば、後入場の外道が今まで剥ぎ取ったBUSHIのマスクをマスクを持参して披露すると、BUSHIが怒って襲撃をかけ、外道の顎鬚を徹底的に毟りにかかるが、外道も本家コンプリートショットからクロスフェースJADOを決めつつマスク剥ぎで揺さぶり反撃、更にBUSHIのマスクの紐をロープに巻きつけて動きをとめてから、パンチを打ち込むなどインサイドワークでBUSHIを翻弄する。
 若手が植木バサミで紐を切って脱出したBUSHIは猛反撃しトペスイシーダを決め、リングに戻ってからライトニングスパイラルからMXを狙うが、外道はレフェリーを突き飛ばして阻止すると、マスクを手にかけながらの首固めで丸め込み、BUSHIのコードブレーカー狙いも堪えて突き飛ばすが、マーティ浅見レフェリーを巻き込んでしまい、浅見レフェリーは足を負傷する。
 これを逃さなかったBUSHIは毒霧を噴射も、外道はかわすと急所打ちからトラースキック、外道クラッチとBUSHIを追い詰めにかかるが、キックアウトしたBUSHIは延髄斬りからコードブレーカーを決め、最後はMXで3カウントを奪い勝利、試合後もまだ腹の虫が収まらないBUSHIは植木ハサミを持ち出して退場する外道を襲いかかろうとするが、浅見レフェリーが奪い取られたマスクを手渡し「これで納得しろ」と諌め、マスクを取り返したBUSHIは渋々ながらも納得して退場となった。


 第1試合の北村7番勝負の永田戦は北村の攻めを永田が正面から受けきるも、永田はフェイント
を織り交ぜつつ、グラウンドやキックで攻めるなどリードを渡さない、北村は俵返しからアルゼンチンバックブリーカー、正面からガンガン攻めるが、攻め疲れが見え始めたところで永田はタイナーからエクスプロイダーで投げ、ランニングローキックから大車輪キックと畳みかけて、最後はバックドロップホールドで勝利を収める。北村は正面からの攻めは良いが、駆け引きの面ではまだまだと感じさせた。


 第2試合のROPPONGI3Kvs金丸&デスペラードは、先手を奪った3Kだが腰を痛めているSHOが失速して捕まり、金丸組に狙い撃ちにされてしまう。それでもYOHが盛り返し、3Kが連係で金丸を捉えて3Kを狙うが、SHOが腰を押さえて不発となってしまうと、これを逃さなかった金丸が猛攻をかけて逆エビ固めで捕獲しSHOはギブアップ、これで金丸&デスペラードのIWGPジュニアタッグ王座への挑戦が濃厚となってしまう。


 第4試合の真壁vs鈴木の8人タッグ戦は、真壁と鈴木が試合無視の大乱闘を展開、終盤には鈴木銀の連係に捕まった真壁だったが、エルガンがカットに入ると、鈴木をラリアットで蹴散らしてからTAKAにはキングコングニーを決めて勝利、試合後も真壁のアピールで鈴木が挑戦を受諾、インターコンチ王座をかけての対戦が決定的となった。真壁もプロレス外の活動が主になってしまい、タイトル戦線からは一歩引いていたが、ここにきて本腰を入れてタイトル奪取に動き出したようだ。


 ユニット抗争的にはBULLET CLUBが分裂となったことで失速し、代わりに鈴木vs真壁、タイチのヘビー級転向、金丸&デスペラードがジュニアタッグ挑戦濃厚となったことで鈴木軍が台頭してきた。やっぱり鈴木軍は転んでもタダでは起き上がらない。


 最後に第4試合後にスクリーンでWWEではWWE王座を奪取し、WCWではクルーザー級、日本にもWARに参戦した経験のあるレイ・ミステリオが新日本参戦を表明し、獣神サンダー・ライガーとの対戦をアピールした。ライガーは一時期WCWへ遠征していた時期はあったが、ミステリオと対戦したことがあったのか定かではない。ミステリオはAAAやルチャアンダーグラウンドを主戦場にしており、今年は中邑真輔が出場したWWEロイヤルランブルにも参戦して上位にまで食い込んで健在ぶりアピールしていた、WWEとの契約に関してはあくまでパートタイムだという。新日本もクリス・ジェリコのようなレギュラーではなく、パートタイムで参戦している選手にこれから狙いをつけてオファーをかけていくのかもしれない。
<IWGPジュニア、NEVER選手権、IWGPヘビー級選手権はこちら>

SANADA健闘も全てを背負ったオカダが粉砕でV10!ダークネスワールドを除霊した後藤はEVILを粉砕!

2月10日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」エディオンアリーナ大阪 5481人 超満員札止め


<アピール、コメントなどは新日本プロレス公式HPより>
◇第7試合◇

▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合/60分1本
[第80代王者]○ウィル・オスプレイ(20分5秒 片エビ固め)[挑戦者]×高橋ヒロム
※オスカッター
☆オスプレイが初防衛に成功


【オスプレイの話】「見たか、これがジュニアヘビー級のレスリングだ。2人が最高の舞台で、真正面から逃げることなく、持てる能力を最大限にぶつけ合った。俺の望んでいる闘いだった。ヒロム・タカハシ、お前は最高の闘いができる相手だ。それは素直に伝えておく。何度となく、あれほどの叫び声が上がった。これこそが俺たちの闘いだ。とにかく今日のところは終わった。そしてジュニアヘビー級のベルトはここにある。だけど、俺の思いはまだ少し進んだだけだ。まだまだ闘いは続く……」


【ヒロムの話】「(※コメントブースの横を通過して別の場所に倒れ込み)認めるよ…認める……。スゲェつえぇ“友達”だよ…。勝てなかった……。俺は終わってないぞ。なにひとつ、終わってない。なにひとつ、諦めねぇぞ。俺の夢は俺しかかなえられねぇんだよ。(※立ち上がり)オスプレイ、いまんとこは、お前が1番だ…」

◇第8試合◇
▼NEVER無差別級選手権試合/60分1本
[第17代王者]○後藤洋央紀(20分19秒 片エビ固め)[挑戦者]×EVIL
※GTR
☆後藤が初防衛に成功


【後藤の話】「ダークネスワールド、堪能させていただきました。まあ、あいつにはね、いろいろ言ってきたけども、このままでいいのか? このままじゃいけないのか? いまはわからなくてもいずれわかる。一番重要なのは、変わらなきゃいけない自分に気づけるかどうかです。(※左肩に掛けているNEVERベルトを軽く叩いて)このベルトは俺に、新鮮で刺激のある光景を見せてくれる。今回で、それがよくわかった。いま面白くてしょうがない。もっと楽しみたいと思います。引き続き誰の挑戦でも受ける!」


◇第9試合◇
▼IWGPヘビー級選手権試合/60分1本
[第65代王者]○オカダ・カズチカ(32分12秒 片エビ固め)[挑戦者]×SANADA
※レインメーカー
☆オカダが10度目の防衛に成功


(試合終了後)
(試合後、退場するSANADAの背中を見つめたオカダは、「オカダ」コールが巻き起こると、マイクを持つ。一部から「オカダは帰れ!」の声が聞こえると、オカダは笑みを浮かべながら「もう少ししたら帰るから、ちょっと待ってくれ」と投げかけ、場内の笑いを誘う。)
 
オカダは「三つ! 言わせてください! ひとつ! SANADAさん、なかなか手ごわかったよ。EVILも内藤さんもSANADAさんも強い。それは間違いないけど、俺のほうがもっと、何倍も何百倍も何千倍も強いんだよ、コノヤロー! ふたつ! 次は『NEW JAPAN CUP』。もうある程度、倒したよ。全員に、コンティニーできるチャンスだな、コレは。誰でもいいぞ!? 優勝して、この俺に、このベルトにかかってこい! みっつ! とくにありません。というわけで、あとは外道さん! ……が、いないので、僕が続きをしゃべらせてもらいたいと思います。次、『NEW JAPAN CUP』って言ったけど、その前に『旗揚げ記念日』があるね。誰とやろうかな? まあ、ヘビー級は『NEW JAPAN CUP』、出るでしょう。というわけで、ひさしぶりにヘビーチャンピオン対IWGPジュニアヘビーチャンピオン、やりたいね! ということは、オカダ対ウィル・オスプレイ!(場内から歓声が起こる)。『旗揚げ記念日』も、新日本プロレス46周年、47周年、48周年、49周年、50周年! この俺がずっと、カネの雨を、いや! いろんな雨を降らせてやるからな。俺がチャンピオンでいるかぎり、この新日本プロレスにカネの雨が降るぞー!」


【防衛したオカダの勝利者インタビュー】
(コメントブースで矢野たちCHAOSメンバーがオカダを迎え入れ、ロメロが音頭を取ってビールで乾杯。これでCHAOSメンバーは去り、オスプレイだけが残る。


――改めまして、10度目の防衛、おめでとうございます。
オカダ「ありがとうございます」


――闘い終えて、いまどんな気持ちでいますか?
オカダ「ホントに『キツいな』と。IWGPの闘いは『キツいな』と思います」


――今日もまた物凄い攻防となりましたが、勝敗を分けたSANADA選手との差は何だと思いますか?
オカダ「わかんないですね。正直、そんな紙一重の闘いになると思ってなかったですけど、そんな『何が?』ってのが考えられないぐらい、強かったですね」


――戦前に予想していたよりもSANADA選手は手強かったという感想ですか?
オカダ「まあ、あれがホントのSANADAの実力なんだと思いますしね。『やればできんじゃん』って。『最初からそれぐらいでやってくれよ』と(言いたい)。まあ、この(IWGPヘビー)ベルトに挑んだわけですから、『まだまだ手強い敵になって行くんじゃないかな』と。『やっかいな敵が1人増えたな』と思います」


――今回、初めて同い年(30歳)のチャレンジャーを迎えることになりましたけど、そのあたりの意地もあったんでしょうか?
オカダ「ま、もちろんありますね。まあ、30歳、同級生かもしれないですけど、僕はもうこのベルト、6年前から巻いてますし。やって来たこと、経験値のレベルが違うんじゃないかなと思います」


――いま、お話にも出ましたけど、ちょうど6年前、レインメーカーショックが起きたのは、まさにここ大阪でした。あれから6年経って、ついに10度目の防衛。この記録についてはどう捉えていらっしゃいますか?
オカダ「いや~、なんか、『ふたケタ行ったな』と。別にふたケタを目指してたわけでも、防衛の新記録を目指してたわけでもないですけど、(戴冠)4回目ですか? このベルト持って、やっとふたケタ行けたわけです。どんどんどんどん…。元々、防衛回数というよりも、今日みたいな激しい闘いをして、プロレスのよさを皆さんに伝えて行くことのほうが大事だと思ってるんで。また、次は『NEW JAPAN CUP』、このベルトをしっかり守って、どんどんどんどんスゲェ闘いっていうのを、スゲェプロレスっていうのを、プロレスラーの凄さっていうのを、見せて行きたいなと思います」


――棚橋弘至選手が連続11度の防衛記録を持っていますけど、少しは意識する部分もあるんでしょうか?
オカダ「まあ、“ついで”。そんなに別に。まあ、その最長というのもそうですし、別に最多防衛したからどうだというのは(ない)。そういう記録というのは、また誰かに破られて行くものだと思うので。正直、そんなに(意識しない)。11回防衛したときだって、誰も棚橋さんの記録を破ることはできないと、みんなが思ったと思いますし。僕の前の最長(記録)の橋本(真也)さんのときだって、誰もこんな長い歴史というのを破ることなんてできないと思っていたはずですけど、こうやって破る人間(自分)が出て来たんで。まあ別に、棚橋さんの11回を超えても、僕の中ではそんなに大きなものではないので。ま、“ついで”で。次、V11ですか? 行かせていただきたいと思ってます」


――本当に名実ともに無敵のチャンピオンになったと言い切っていいかと思いますけど、改めてそのベルトへの思いを聞かせて下さい。
オカダ「ホントに“IWGP=オカダ”っていうのに、ずっとしたかった中で、なかなか獲られたり、なかなかそういうイメージにはならなかったと思いますけども、やっとちょっとずつ、『そういうイメージになって来たんじゃないかな?』と思いますし。まあ、『俺が巻いてなきゃIWGPじゃないでしょう』と。そんぐらい思い入れありますんで。しっかりとこのベルトと共に、『新日本プロレスも大きくして行かないと』と思っています」


――本当に次の防衛戦も楽しみにしています。その中で、いまウィル・オスプレイ選手が隣にいますけど、敢えて(次期挑戦者に)名前を挙げましたね?
オカダ「そうでうすね…」


オスプレイ「(※オカダの話を遮り)その場にいなくて済まなかった。初めてオカダと会ったのは2015年、俺が彼に挑戦する形だった。まだ俺は若くて、出てきてすぐの頃だった。それから2年、俺はRPW(レボリューション・プロレスリング)とニュージャパン・プロレスリングで闘い、両団体の架け橋になった。その間、数多くの選手と闘ってきたし、何度もタイトルマッチをしてきた。だけど、それ以降、(オカダとはリング上で)顔を突き合わせることはなかった。それはお互いにね。そのうち、そういう機会もあるだろうっていう程度の思いだった。俺のほうから再挑戦の場を作ることはなかった。それがこうして……。ついにその時が来たっていう感じだ。シングルで闘う時がね。決まったからには、持てる力すべてをぶつけていく(※と言い残して去る)」


――いま、オスプレイ選手はなんと言っていたのでしょうか?
オカダ「まあ、俺を倒してやるということだと思います。ホントにオスプレイとシングル(マッチ)をやったのは、1回しかやってませんし。2015年ですか? 10月。初めてシングルをやって、『こんないいレスラーがいるんだ』と。『これはイギリスにいるだけじゃダメだ』と思ってましたし、『新日本プロレスに連れて来たら、もっともっといい素晴らしい選手になるんじゃないかな?』と思って連れて来たわけですけども。『(BEST OF THE)SUPER Jr.』優勝して、(IWGP)Jr.ヘビーのベルトを持って、ホントの凄い闘いをしてですね。新日本プロレスのいろんな選手と闘って。外国人選手ですけど、新日本プロレスらしい気持ちのこもった試合をできるレスラーだと思いますし。僕はオスプレイのことを一番認めてますしね。弟のようでもありますし。あいつこそ、僕は新日本プロレス…いや、ホント、プロレス界の一番の選手じゃないかなと思ってますし。去年もタイガーマスクWと闘ったり、Jr.ヘビーですけども、ああいう素晴らしいレスラーと闘うことによって、そういうのを経験して、また僕も強くなれると思いますし。オスプレイもあんだけ…ただ今日もニコニコして、『オカダさ~ん、やりますよ~』という感じじゃないですから。あんだけギラギラしたもので来てくれたんで。素晴らしい。『旗揚げ記念日』ですけど、まあ、アントニオ猪木対カール・ゴッチ(※1972年3月6日、旗揚げ戦のメインイベント)ですか? まあ、いまの時代で言えば、オカダ・カズチカ対ウィル・オスプレイなんじゃないかなと思います。『旗揚げ記念日』、期待して下さい」


――本当にドリームマッチを楽しみにしています。改めまして、おめでとうございました!
オカダ「ありがとうございました」


【SANADAの話】「(※インタビュースペースにたどり着くなり、崩れ落ちるようにフロアへ大の字になる)やっぱり、あのベルトが輝いて見えたよ。俺が選んでたのは、間違いじゃなかったよ……」


 メインはオカダの保持するIWGPヘビー級王座にSANADAが初挑戦、真田聖也時代には諏訪魔が保持していた三冠ヘビー級王座、WRESTLE-1時代には武藤敬司が保持していたWRESTLE-1チャンピオンシップと挑戦ししたが、新日本の所属となってからはシングル王座への挑戦はまだなく、ようやくIWGPタッグ王座奪取という実績を作り上げたことで、IWGPヘビー級王者への漕ぎ付けたが、vsオカダは3連敗。SANADAにとって苦手オカダ相手にシングルベルト初挑戦となり、元全日本プロレス、WRESTLE-1のリングアナで真田聖也時代からSANADAをよく知る阿部誠リングアナがコールを務めた。
 序盤はオカダがリストロックからグラウンドの攻防で先手を取り、SANADAのスワンダイブ狙いをオカダがエルボーで阻止するが、エプロンでの攻防でSANADAが鉄柵めがけてのフェースクラッシャーを敢行し、更に花道に連行してパイルドライバーを敢行してオカダの首に大ダメージを与える。リングに戻ったSANADAはネックロックから、その場飛びムーンサルト、チンロックからスリーパー、後頭部への低空ドロップキック、パイルドライバーと首攻めで形成を逆転させる。
 しかしオカダはフラップジャックで流れを変えると、ランニングエルボーの連発から、串刺しエルボーからDDTと得意のパターンに持ち込み、SANADAの1回転式スワンダイブ狙いも、読んだオカダが三角飛びドロップキックで阻止すると、場外戦で鉄柵攻撃からビックブーツで鉄柵の外へ蹴り出すと、鉄柵を使ってのハングマンDDT、SANADAをリングに戻すと「アンタがこんなものなのか」と見下すかのように何度も蹴りつけ、エルボーで抵抗するSANADAをリバースネックブリーカーからダイビングエルボードロップ、レインメーカーポーズからレインメーカーを狙うが、かわしたSANADAはバックドロップを決め、突進するオカダを連続リーブロックからドロップキックで場外へ追いやると、プランチャを命中させ、続けてノータッチ式のプランチャも決めるなど一気に流れを変える。
 リングに戻ったSANADAはスワンダイブミサイルキック、エルボー合戦では競り勝ち、オカダのヘビーレイン狙いを着地し、オカダのジャーマンを着地したSANADAは全日本時代から得意としているジャパニーズレッグロールクラッチからのSkull Endで捕獲も、オカダはサムソンクラッチで切り返し、オカダのドロップキックをかわしたSANADAはスタンディングでのSkull Endで捕獲、オカダはロープへ逃れるがダウンすると、先ほどに仕返しとばかりに何度も足蹴にし、オカダのエルボーに対し、西村修仕込みのエルボースマッシュで返すなど攻勢をかける。
 勝負に出たSANADAはTKOからSkull Endを狙うが、オカダはコブラクラッチで捕獲し、SANADAはアームホイップで逃れ、オカダのSANADAをコーナーにセットして下からのドロップキックを阻止したSANADAはアサイDDT式Skull Endで捕獲して、胴絞めへと移行とするが、オカダはロープに逃れ、SANADAはラウディングボディープレスを投下するも、オカダはかわすと着地したSANADAは膝を押さえてうずくまってしまう。この試合では何度も着地していたSANADAだったが膝に負担をかけてしまったようだ。
 それでもSANADAはタイガースープレックスで投げると、オカダをコーナーにセットしてからのSkull Endで絞首刑を敢行し、腕をオカダの首にかけると、そのまま飛び降りながら後頭部を自身のヒザに叩きつける変形のネックブリーカー、Skull End狙いをオカダがレインメーカーで切り返しても、かわしたSANADAが掟破りのレインメーカーで応戦、Skull Endで再度捕獲しようとすると、オカダが掟破りのSkull Endで捕獲してから背後からドロップキックを発射、ドロップキックからツームストーンパイルドライバー、そしてレインメーカーで勝負あったかに見えた。
 ところがSANADAが切り返すと、後方回転してからSkull Endで捕獲、そしてラウディングボディープレスを投下するが、膝をマットに直撃させたためカバーに遅れてしまい、慌ててもう1発を投下するが、今度はオカダが剣山で迎撃しレインメーカーを炸裂させる。
 オカダはレインメーカーを狙うが、SANADAがかわすと、オカダのツームストーンパイルドライバー狙いも阻止し、オカダはジャーマンからのレインメーカーを狙うが、かわしたSANADAは再度アサイDDT式Skull Endを狙うも、回転途中でオカダが旋回式ツームストーンパイルドライバーで突き刺してからのレインメーカーを炸裂させ3カウントを奪い、10度目の防衛を飾った。
 SANADAとしてはよく攻めてはいたが、真田聖也を出しきれていなかったのもあり、リーブロックを含めた着地を何度もしたことで膝に負担をかけて墓穴を掘ってしまい、最後の最後でオカダの懐の深さの前に敗れてしまった。
 試合後には「タイチは帰れ!」コールのように「オカダは帰れ!」コールも起きていたが、「もう少ししたら帰るから、ちょっと待ってくれ」と返すなど笑いを誘っていたが、前にも言った通りオカダは声援や批判、ブーイングも全てを背負っている強さがあるからこそ、長期政権を打ち立てている。全てを受け止め背負う覚悟を上回るものでなければオカダは簡単に勝てる存在ではない。
 試合後にはIWGPジュニア王座を防衛したオスプレイを旗揚げ記念日の対戦相手に指名した。昨年の旗揚げ記念日にはタイガーマスクWを指名したが、IWGPヘビー級王座はかけられず、今回はオスプレイがIWGPジュニア王者ということでヘビー級王座がかけられるかどうかわからない。ただオスプレイは昨年柴田勝頼とも互角以上に渡り合っていることから、ヘビー級と渡り合える技量は充分に備わっている。元々オスプレイはオカダが見出して新日本に連れて来た選手、そういった意味では師弟対決なのかもしれない。


 セミのNEVER選手権はサッカーボールキックからエルボードロップと攻める後藤に対して、EVILは場外戦で後藤の首にイスをかざしてからの鉄柱攻撃で反撃。リングに戻ってからもサイドバスターからセントーンと攻勢をかけるが、後藤はラリアットからミドルキック、村正、バックドロップで返す。
 しかしEVILはレフェリーを使ってのトラースキックからラリアット、串刺しラリアット、エプロンに立った後藤にラリアットと反撃すると、イス盛りの上でのダークネスフィールズを狙うが、後藤が逆にブレーンバスターでイス盛りへと投げると、リングに戻ってから串刺しラリアット、ミドルキックと浴びせ、雪崩式牛殺しを狙う。ところが後藤がEVILの除霊するためにコーナーにセットしてあった数珠を奪うと、後藤の顔面を数珠で殴打し、数珠を使ってのチョーク攻撃からEVILスタンプ、だが後藤も数珠を巻きつけられたままで牛殺しを決めてから、念を込めてからのミドルキックも、再度の牛殺し狙いはEVILはフィッシャーマンズバスターで返す。
 両者はラリアット合戦も、競り勝ったEVILはダークネスフィールズからEVILを狙うと、後藤が阻止し、EVILはジャーマンからラリアット、ハーフネルソンスープレックス狙いは後藤が頭突きで阻止し、EVILをトップロープに乗せたままでハングマン式裏GTRを敢行、最後はGTR狙いをEVILがEVILで切り返そうとするが、切り返した後藤がGTRで3カウントを奪い王座を防衛した。

 IWGPジュニアヘビー級選手権はスタートから互いに素早い動きで先を読み合う目まぐるしい攻防を展開し、ヒロムがトペと見せかけて胡坐ポーズを取れば、オスプレイもバク転フェイントで対抗する。そして再びヒロムを場外へ追いやったオスプレイはサスケスペシャル狙いを、ヒロムがかわすとオスプレイは着地も、これを逃さなかったヒロムは場外ジャーマンを敢行、オスプレイも鉄柵攻撃で逆襲するが、突進したところでヒロムが鉄柵めがけてのスロイダーで投げてオスプレイに大ダメージを与える。
 リングに戻ったヒロムはオスプレイの首から背中と頚椎中心に攻めるが、ヒロムの首四の字をオスプレイは肩車で持ち上げ、着地したヒロムは串刺しラリアットも、オスプレイもハンドスプリング式オーバーヘッドキックで応戦し、串刺しエルボーからトップロープでの619、エプロンでの攻防でヒロムは断崖式回転エビ固めを狙うが、オスプレイは堪えてエプロンダッシュのシューティングスターアタック、ヒロムはかわすと着地したオスプレイは蹴りでヒロムの動きを止め、鉄柵越えでのスプリングボードフォアアームを敢行する。
 リングに戻るとオスプレイはスプリングボード式のラリアットを浴びせてからギャラリア狙いはヒロムが切り抜けられるも、オスプレイはマウス、串刺し攻撃と攻め、ヒロムの迎撃狙いをジャンプでかわしてコークスクリュー式セントーン、ヒロムのパワーボム狙いをスタナーで切り返すが、ハンドスプリング狙いをヒロムがキャッチしてジャーマンで投げるなど、息をつかせない攻防が続く。
 そしてエプロンでの攻防となると、ヒロムがロープ越しのラリアットを狙った際に海野レフェリーと交錯、そしてヒロムは断崖式回転エビ固めを敢行すると、コーナーから場外のオスプレイめがけてダイビングセントーンアタックを発射。リングに戻ってダイナマイト・プランチャーからTIME BOMEで勝負を狙う。だが背後に逃れたオスプレイがスーパーキックを浴びせるも、ヒロムはラリアットで返し、今度はサラマンダーを狙うが、堪えたオスプレイがそのままヒロムを持ち上げてヒロムの後頭部をコーナーへと直撃させる。
 勝負に出たオスプレイはエセックス・デストロイヤーからリバース450°スプラッシュ、コークスクリューキックからオスカッターを狙うが、ヒロムはネックブリーカーで迎撃し、エルボー合戦から張り手を繰り出したヒロムをオスプレイがコーナーに固定して顔面へのトラースキック、雪崩式リバースフランケンシュタイナー、スピンキックから掟破りのTIME BOMEを狙うも、ヒロムはカナディアンデストロイで切り返す。
 ヒロムはTIME BOMEで再び勝負に出るが、バックに着地したオスプレイは見えない角度からのトラースキック、投げ放しドラゴンスープレックスから、再度オスカッターを狙うが、ヒロムはジャーマンで投げると、オスプレイもフラムフライで応戦し、ヒロムをうつ伏せにしてトップロープに宙吊りにしてからシューティングスタープレス、ギャラリア、後頭部へのパンチからオスカッターを決め3カウントを奪い、オスプレイは防衛。試合後は握手はせずもオスプレイはヒロムの健闘を称え一礼して退場していった。内容的にもどっちが勝ってもおかしくなく、ハイレベルな立体戦で、全日本ジュニアが泥臭さがあれば、新日本ジュニアはハイレベルな攻防が特徴になりつつある。


 CHAOSvsロスインゴは結果的には3勝2敗でCHAOSが勝利、ロスインゴ的には大事なタイトルマッチ三つを落としたのが痛かったが、ロスインゴの勢いは止まるどころかますます止まらない感じもしてならない。

(内藤vsYOSHI-HASHI、BUSHIvs外道はこちら)

投票ありがとうございました

1月の月間MVP、ベストバウト、ベスト興行&シリーズ賞の投票受付は午前0時をもって終了しました、投票ありがとうございました。  

投票結果は10日を予定していましたが、都合により11日の午後7時でSNS上で先行発表
当ブログでは11日午後22時00分に発表します。

ジャンボ鶴田がAWA世界ヘビー級王座を奪取…鶴田をプロデュースした男・佐藤昭雄

 1984年2月23日、全日本プロレス蔵前国技館大会にてNWAインターナショナルヘビー級王者のジャンボ鶴田がAWA世界ヘビー級王者であるニック・ボックウインクルとダブルタイトルマッチが行われた。


 1981年、経営危機に瀕した全日本プロレスに日本テレビが経営に介入し、日テレから松根光雄氏が社長として派遣され、社長だったジャイアント馬場はプロモーター兼任で会長に棚上げされた。社長となった松根氏は全日本再建の策として世代交代を図り、鶴田をエース兼現場責任者とした新体制に着手、最終的には馬場を引退させて、全日本の全権を鶴田に移譲させようとしていた。しかし政治面に関わることを嫌い、デビュー時には松根氏からも世話になり、師匠である馬場にも恩義を感じていた鶴田は思い悩み、一時は全日本を退団して引退することを考えるまでに追い詰められた。そこでデビュー時に話し相手にもなり、馬場の付き人だった佐藤昭雄に相談すると、アメリカ遠征からブッカー業に興味を持っていた佐藤がブッカーとは何たるかを説明する。そこで鶴田は松根氏に佐藤をブッカーに推薦し、佐藤は全日本のブッカーに就任して、経営危機に瀕した全日本を建て直すことになった。


 馬場の重要性をわかっていた佐藤は松根氏にはあくまで全日本には馬場が必要と説き、また親会社である日テレも"馬場あっての全日本"と考えていたこともあって、馬場の引退は回避されたものの、佐藤は馬場を立てつつも松根氏の意向を汲んで、外国人中心路線から日本人vs外国人路線へと転換、馬場を少しずつ退かせて鶴田と天龍源一郎による鶴龍時代への転換、ジュニアヘビー級の確立、中堅の底上げと若手の育成に着手。特に鶴田にはあまりにも若者過ぎる、試合が軽すぎるとして赤と青のツートンカラーのタイツから、重みを与える黒に変え、絶対性のある必殺技が必要としてルー・テーズからバックドロップ伝授させるなど、鶴田をエースとしてプロデュースし始めた。また馬場も鶴田にトップとしての自覚を持たせるために大木金太郎から譲り受けたインターナショナルヘビー級王座を狙わせ、ドリー・ファンク・ジュニアを破って王者となったブルーザー・ブロディとインター王座を巡る抗争を展開させ、1983年8月31日蔵前大会で鶴田がブロディをリングアウトながらも破り、念願だったインターヘビー級王座を奪取、馬場からも「よくやった、今日からお前がエースだ」をお墨付きをもらい、この大会をもって全日本を支えてきたザ・ファンクスがテリー・ファンクの引退をもって一歩退くことになったため、鶴龍時代へと突入した。


 鶴田をプロデュースしてきた佐藤の集大成が、馬場がNWA世界ヘビー級王者、新日本プロレスのアントニオ猪木がWWFヘビー級王者になったように、鶴田にも世界のベルトを巻かせることだった。鶴田はこれまでNWA、AWA両王座とも何度も挑戦したが、まだまだ『善戦マン』の域を達しておらず、あと一歩のところでベルトを奪取できなかった。特にAWA王者のニックには4度挑戦したが、3度反則裁定で逃げられていた。最初はAWAのボスであるバーン・ガニアは馬場を挑戦者に指名したが、松根氏は鶴田の挑戦をプッシュ、佐藤も同じ意見だったが、問題は馬場を説得できるかだった、馬場は表向きは鶴田をエースとしてお墨付きを与えていたが、まだ内心は認めていなかった。佐藤は馬場と二人きりで話し合い「ここはジャンボで行くべきじゃないですか?」と提案すると、馬場は「その話は最初に自分に来た話だ」と考え、ムッとしてヘソを曲げそうになった。だがしばらく考え「そうかあ・・・」と納得したことで、鶴田の挑戦にGOサインが出された。佐藤はもし馬場が承諾しなかったら辞表を出すつもりだったという。鶴田のAWA王座挑戦が発表されると、日本テレビも特番枠である「土曜トップスペシャル」で録画ながらもゴールデンタイムでの放送されることになり、インター王座もかけられることになったことで試合ルールも場外カウント20の特別ルールながらも反則やリングアウトでも移動するPWFルールが採用され、特別レフェリーには引退したテリー・ファンク、サブレフェリーにはジョー樋口が裁くことが決定するなど、日テレだけでなく全日本全体も鶴田のAWA王座奪取に後押しし、また佐藤も鶴田に対して「これが最後のチャンスだと思って、リングの中で結果を出すと言った方がいいよ」とマスコミ向けにコメントを出すようにアドバイスすると、鶴田も「今回は引退をかけるぐらいな気持ちでニックと決着をつける」と言い切り、決戦へ向けて大きくに盛り上げた。


 同じ日にUNヘビー級王座を奪取した天龍と、かつてのプロレス実況を担当していた徳光和夫氏から試合直前のインタビューで激励を受けた鶴田が「J」で入場、誰もが王座を奪取すると期待しており、TVで視聴していた自分も逃げ場のないルールなら鶴田はニックに勝って王座を奪取できると思っていた。だが試合が始まるとスロースターターのニックが試合開始のゴングと同時にクロスボディーを浴びせて奇襲をかけて機先を制し、完全にペースを狂わされた鶴田をハンマーロックでやキーロックで捕らえて腕攻めを展開し、鶴田にリードを奪わせないなどするなどニックペースで試合が進んでいく、自分はこれまでニックは逃げの王者として評価していなかったが、キラーの片鱗を見せたことでニックを再評価せざる得なかった。
 主導権を握れなかった鶴田は延髄斬りからジャンピングニーパットで活路を見出すも、ニックは巧みに間を取って、鶴田に深追いをさせず再度ハンマーロックで捕らえるが、鶴田はパイルドラバーを連発してからフライングボディーシザースドロップを決め、フィンガーロックからの力比べで押し切りかかる。
 ニックはヘッドロックから鶴田を巧みに場外へ誘い出すとエルボーやパンチを浴びせ、先にリングに戻ったニックはニードロップを投下、ハイアングルのボディースラム、ブレーンバスター狙いは鶴田が首固めで切り返すと、ショルダータックル狙いは相打ちとなって両者はダウンとなるも、起き上がった鶴田はコブラツイストで捕獲、グイグイ絞めあげにかかる。
 ニックはエルボーから鶴田をコーナーに何度も叩きつけるが、ボディースラム狙いは鶴田が浴び倒してからナックルを浴びせ、コーナーに2度叩きつけてからストンピングを何度も落として、串刺し攻撃を狙うが、ニーで迎撃したニックは再びハンマーロックで捕獲、だがヘッドロックで捕獲したところで鶴田も河津掛けで脱出する。
 ところがニックは鶴田のボディーへの頭突きからボディーブローの連打と反撃して串刺し攻撃を狙うと、かわした鶴田は再びストンピングを何度も落としてからダブルアームスープレックス、サイドスープレックスと攻勢をかけ、逆エビ固めで捕獲してニックを追い詰める。
 ニックの腰に照準を定めた鶴田はストンピングを落として、シュミット流バックブリーカーからドロップキックを狙うが、かわしたニックはパイルドライバーで突き刺し、何度もカバーして鶴田のスタミナを奪うも、鶴田を突き飛ばしたところでレフェリーのテリーと交錯してしまい、テリーが場外でドタバタしている間に、リングに戻った鶴田に攻勢をかけ、再度場外に追いやってからロープ越しのブレーンバスターを狙うと、背後に着地した鶴田がバックドロップホールドを決め3カウントを奪い、念願だったAWA世界ヘビー級王座を奪取、「世界の鶴田」へと昇りつめていった。


 しかし内容的に鶴田は苦戦を強いられていたのも事実で、王座を奪取するよりも防衛するほうが難しいことを後で思い知らされることになる。26日大阪府立体育会館で行われた再戦では、またしてもキラーとなったニックに苦しめられ、両者リングアウトで逃げ切るのがやっとだった。そして馬場がNWA王者になっても成し得なかった世界ベルトを持ったままアメリカマットをサーキットを行い、このときも佐藤が帯同していったが、ブラック・ジャック・ランザやビル・ロビンソン相手に防衛するも、日米を股にかけて防衛戦を行ったことで、さすがの鶴田も疲れが見え始め、次第に反則裁定で逃げることが多くなっていた。そして5月13日ミネソタ州セントポールでリック・マーテルの挑戦を受けるが、鶴田が背後からドロップキックを放った際にマーテルを特別レフェリーであるレオ・ノメリーニと交錯させてしまい、それでもバックドロップホールドを決めるが、ノメリーニレフェリーのカウントが遅れて決め手にならず、フライングボディーシザースドロップを決めた際にノドをロープに直撃させてしまうと、マーテルがフライングボディーアタックを決めて3カウントを奪い王座を奪取、鶴田の天下は3ヶ月で終わった。



 鶴田はその後、9月に元日本航空のスチュワーデスであった、荒牧保子と結婚。また2年連続でプロレス大賞のMVPに選ばれるなど、名実共に日本を代表するトップレスラーとなった。一方佐藤昭雄は全日本の再建のメドが立ち、鶴龍路線も定まったことを見据えた上でブッカーを辞任し、本来の主戦場でるアメリカへと戻っていった。
<参考資料 GスピリッツVol.42>

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